バイオメド・セントラル 日本動物学会とパートナーシップ締結―OAジャーナルZoological Lettersを創刊
2014年7月10日
シュプリンガー・ジャパン株式会社
バイオメド・セントラル 日本動物学会とパートナーシップ締結
オープンアクセス・ジャーナルZoological Lettersを創刊
オープンアクセス出版社バイオメド・セントラル(BioMed Central)はこのたび、公益社団法人日本動物学会(ZSJ)の公式学術オープン・アクセス(OA)ジャーナル、Zoological Lettersを創刊することを発表しました。
Zoological Letters は、動物学や関連分野の原著論文、レビュー、速報、事例報告などさまざまな形式の学術論文を掲載します。理化学研究所グループディレクターである倉谷滋編集長をはじめ、編集顧問委員会の主導により運営されます。論文出版料(APC, article-processing charge)は同学会が負担しているため、著者は論文出版料を支払う必要はありません。
また、同学会のもう一つの公式ジャーナルZoological Scienceは、1897年に日本語をベースとしたジャーナルとして創刊され、1984年以降は英語をベースとした国際的な月刊ジャーナルとなっています。
倉谷滋編集長は次のように述べています。「国際的なオープンアクセス・ジャーナルZoological Lettersでは、東南アジアだけでなく世界中の研究者の興味を引く、動物学のさまざまな分野における重要かつ貴重な発見を掲載し、このジャーナルが基礎動物学において質の高い最高のジャーナルとなるべく邁進して行きます。この目的に向け、世界有数の科学者で構成される編集チームと顧問編集委員会を組織しました。また、投稿からオンライン出版までの著者の全プロセスを合理化するため、非常に効率的な管理システムを導入しています。 」
バイオメド・セントラルのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるDeborah Kahnは、次のように述べています。「当社は、日本動物学会(ZSJ)とパートナーシップを締結し、Zoological Lettersの創刊を発表することができ、大変喜ばしく思います。ZSJは明治時代に発足し、日本で最も歴史があると同時に、先駆的な学会の一つでもあります。今回、この革新的なジャーナルをバイオメド・セントラルと共に出版するという選択をしてくださったことを、非常に光栄に思います。ZSJとこれから長期に渡り良好なパートナーシップを築いていきたいと思います。」
<BioMed Centralについて>
バイオメド・セントラル(BioMed Central)は、オープンアクセスによる出版モデルを開拓した科学・技術・医学(STM)分野の英国の学術出版社です。BioMed Centralが出版するすべての査読付き論文は、出版後ただちにオンラインで無料アクセス可能なうえ、再配布・再利用を許可するライセンスを供与されています。BioMed Centralは国際学術出版グループ、シュプリンガー・サイエンス+ビジネスメディア(Springer Science+Business Media)の一員です。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 シュプリンガー・ネイチャー
- 所在地 東京都
- 業種 新聞・放送・出版
- URL http://www.springernature.com
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