低周波でひざ痛をやわらげてウォーキングをサポートする ひざ電気治療バンド HV-F710 -12月4日発売-
2018年11月13日
オムロン ヘルスケア株式会社
低周波でひざ痛をやわらげてウォーキングをサポートする
オムロン ひざ電気治療バンド HV-F710
- ウォーキング時にひざ下に装着 12月4日発売 -
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、変形性膝関節症などのひざ痛に悩む人向けに、電気刺激でひざの痛みをやわらげてウォーキングの継続をサポートする「オムロン ひざ電気治療バンドHV-F710」(以下HV-F710)を12月4日に発売します。
■メーカー希望小売価格/販売目標(発売後一年間)
HV-F710・・・オープン価格*想定市場価格(税別)24,880円前後 / 14,400台
日本国内で、ひざ痛に悩む人は約3000万人といわれています。ひざ痛の原因の約9割は、変形性膝関節症といわれており、60代女性の約4割が変形性膝関節症を患っています*1。
ひざ痛の症状がある方の多くは、ひざを動かした時の痛みにより歩行や階段の昇降を避ける傾向があり、日常生活における身体活動が低下します。その結果、ロコモティブシンドローム(運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態)などにつながり、歩行困難となるなど要介護の原因となります。ひざ痛の予防と改善には、ひざ関節を支える筋力の低下を防ぐことが重要で、特に歩くことが大切といわれています。
しかし、ひざ痛を抱える人にとって、痛みを我慢しながら歩くことは、肉体的だけでなく精神的な側面からも大きな負担になっています。実際に、ひざ痛で医療機関に通院している患者では、「医師から『痛くても歩くようにしたほうがよい。』と運動療法を勧められているが、痛みを我慢して歩くのがどうしても辛い」という声もあります。その結果、痛みに耐えられず、歩かなくなることで筋力が低下し、さらにひざ痛が悪化してしまうという悪循環に陥るケースも多いのが現状です。
*1 潜在患者含む人数 古賀 良生 編集: 変形性膝関節症-病態と保存療法. 南江堂,2008/変形性膝関節症の疫学-ROADstudyから見えてきたこと/IASP「関節症の疫学」.Tuhena Neogi. 2016
このたび発売するHV-F710は、歩行中にひざ下に装着し、電気刺激を与えることで、ひざの痛みをやわらげ、ウォーキングをサポートする電気治療バンドです。
人間は、患部から出た痛みの電気信号を脳で識別して痛みを感じます。一般的に低周波治療とは、痛みを感じにくくする領域に低周波電流を流すことで、痛みの伝達機能に働きかけて、脳に痛みの感覚を伝えにくくし、痛みをやわらげると言われている治療法です。また、低い周波数は慢性痛やしびれの症状に有効で、痛みの抑制物質の分泌や血行の促進に効果があるとされ、高い周波数は痛みの伝達を即効的に遮断する効果に優れ急性痛に有効とされています。
HV-F710は、これらの低い周波数と高い周波数を組み合わせたスイープ波形*2を搭載し、ウォーキング時のひざの痛みを緩和します。さらに、歩行中に使用しても、歩行の妨げとなる筋収縮がおきにくくなるような波形を採用しています。使用方法は簡単で、歩く前にひざ下の内側に本体を合わせて装着し、電源を入れて20段階の刺激からお好みの強さを選択するだけで治療を開始することができます。専用バンドには、ひざ下に沿いやすい伸縮性のある素材を採用し、サイズはSとMの2種類を用意しました。
HV-F710を使って、痛みをやわらげながら歩くことで、無理せずにウォーキングを継続でき、ひざ痛を予防、改善することができます。
*2 第25回日本物理療法学会学術大会(2017年)スイープ波形とは、周波数を1~250Hzの間で徐々に変化させる波形で、低い周波数と高い周波数の両方の効果を期待できるとされている。
詳細は次のとおりです。
<主な特長>
1.歩きながら使用してウォーキングをサポート
ひざ下の内側に電気刺激を与えることで、歩行時のひざの痛みをやわらげ、ウォーキングの継続をサポートします。これにより無理せずにウォーキングを継続できるので、ひざ関節を支える筋肉を鍛えることができ、ひざ痛を予防、改善できます。
※添付画像【主な特徴1 歩きながら使用してウォーキングをサポート】参照
2.痛みをやわらげるスイープ波形 搭載
慢性痛やしびれの症状に有効で、痛みの抑制物質の分泌や血行の促進に効果があるとされている低い周波数と、痛みの伝達を即効的に遮断する効果に優れており急性痛に有効とされている高い周波数を組み合わせたスイープ波形を搭載。痛みの伝達を遮断します。
※添付画像【主な特徴2 痛みをやわらげるスイープ波形 搭載】参照
3.歩行への影響を最小限にする工夫
歩行中に使用しても、歩行の妨げとなる筋収縮がおこりにくくなるような波形を採用しています。また、ひざの下に装着するため、ひざを曲げたときにも本体やバンドが気にならず歩行の邪魔になりません。
4.かんたん操作
ひざ下の内側に装着してから、電源を入れて電気刺激の強さを選ぶだけで、治療を開始できます。使用者は、20段階の電気刺激の強さからお好みに合わせて刺激レベルを選ぶことができます。
【主な仕様】
●名称/型式…オムロン ひざ電気治療バンドHV-F710
●使用電池…DC 3.7 V(リチウムイオン電池)
●充電時間…約8時間
●使用可能回数…約10回(満充電、環境温度23℃、治療の強さ「10」の場合)
●定格出力電圧…最大約55V
●最大出力電流…10mA以下
●基本周波数…1~250 Hz
●最大パルス幅…60μ秒
●定格時間…30分
●消費電力…約0.5W
●質量…
・本体:約43 g / パッド:約10 g / バンド(S):約24 g / .
・バンド(M):約27 g
●外形寸法…
・本体:約60(横)× 72(縦)× 15.7(厚さ)mm
・パッド:約130(横)× 62.3(縦)× 11.4(厚さ)mm
・専用バンド(S):約385(横)× 64(縦)mm(対象ひざ下周径27~32㎝)
・専用バンド(M):約450(横)× 64(縦)mm(対象ひざ下周径32~38㎝)
●製品構成…本体、専用バンド(S)または(M)、ソフトケース、専用パッド 2個、パッドホルダー、専用充電器、専用ACアダプタ、取扱説明書、クイックガイド
●医療機器認証番号…230AABZX00094000
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 オムロンヘルスケア株式会社
- 所在地 京都府
- 業種 精密機器
- URL https://www.healthcare.omron.co.jp/
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