「エビアン(R)」2020年3月より、日本でもリサイクルプラスチック使用率10%のペットボトルを導入
2020年2月12日
ダノンジャパン株式会社
プラスチック使用において100%「資源循環型」ブランドをめざす「エビアン(R)」
2020年3月より、日本でも
リサイクルプラスチック使用率10%のペットボトルを導入
目標は2025年までにリサイクルプラスチック使用率100%
フレンチアルプス生まれのナチュラルミネラルウォーターブランド「エビアン(R)」(伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小野寺達哉)では、2020年より、日本で販売する同ブランドのペットボトル製品すべてにおいて、「リサイクルプラスチック(rPET)」を10%使用いたします。
<2025年までに、すべての商品で「リサイクルプラスチック」使用率100%をめざす「エビアン(R)」の挑戦>
2018年1月、エビアン(R)は、2025年までに、すべてのペットボトル製品において「リサイクルプラスチック」(使用済みのペットボトルを再生して作られたプラスチック)使用率100%を目指すことを宣言いたしました。
この目標を達成するため、エビアン(R)は資源循環型の経済モデルを推進するイギリスのエレン・マッカーサー財団との協業を経て、大量調達→大量生産→大量販売→大量利用→大量廃棄といった「直線型」モデルから、リサイクル・再利用・再生産などにより資源の循環を図る「資源循環型」モデルへと移行します。この「資源循環型」モデルにおいては、すべてのボトルが「リサイクルプラスチック」を使用して製造され、「バージン・プラスチック」(新たな天然資源を投入して作ったプラスチック)を一切使用しません。これにより、潜在的に「ゴミ」となる可能性のあるプラスチックを、価値のある「資源」へと進化させることができます。
エビアン(R)では、ブランドの根底にある開拓者精神と、サステナビリティへの永続的な公約に基づき、プラスチック利用に関する諸問題に変革をもたらしたいと考えています。そして、グローバル・ブランドであることの影響力を活かし、こうした課題の解決に向けて、先導的な立場をとりながら、業界を横断した協業をはじめとして、パートナー企業とともにプラスチックに対する向き合い方を変化させていくことを目指しています。
<2020年より日本でもエビアンのすべてのPET製品に「rPET」を10%使用したペットボトルを導入>
現在、エビアン(R)で使用しているすべてのボトルは、「資源循環型モデル」に対応できるようデザインされており、100%リサイクル可能です。また、グローバル平均で「リサイクルプラスチック」を25%使用(2019年時点)していますが、これは、2025年までに、すべての国において「リサイクルプラスチック」使用率100%を目指すという大きな目標に向けてのひとつの通過点です。
こうした中で、2020年3月より、日本でも、エビアン(R)のすべてのペットボトル製品において「リサイクルプラスチック」素材を10%使用したボトルを導入いたします。
▼「エビアン(R) サステナビリティ・ジャーニー」について
「エビアン(R) サステナビリティ・ジャーニー」には、Plastic (プラスチック)だけでなく、Water(水)、Carbon(カーボン)も含まれています。
「Water(水)」では、ヨーロッパ基準に準拠した水質を永続的に保持することを目指した集水エリアの保全、これまで培ってきたウォーター・リソース・マネジメントや保全のノウハウの提供などを実施中です。
一方、「Carbon(カーボン)」については、2020年までに、100%「カーボン・ニュートラル」化を目指しています。「カーボン・ニュートラル」とは、自社の二酸化炭素排出量を把握し、その排出量を削減、削減しきれない残りの排出量については他の場所での活動を通じて、二酸化炭素の総排出量をプラスマイナスゼロにすることを意味します。エビアン(R)が属するダノングループでは、グローバルでの炭素削減に向けての活動と並んで、2008年より、温室効果ガスの排出削減と途上国での生活改善のためのプロジェクトに投資するLivelihoods Carbon Fund(生活炭素基金)とパートナーシップを結んでいます。これにより、水に関連した生態系の保全・復元活動や、その土地のコミュニティとともに取り組みを進めることに加え、植樹活動や温室効果ガス削減に向けての活動でも成果をおさめてきました。エビアン(R)は、ダノン・ブランドにおいて初めてのカーボン・ニュートラル・ブランドとなることを目標にしています。また、エビアン(R)工場の中で唯一、フランスのエビアンレバンにある工場は、2017年からカーボン・ニュートラルを実現しています。
■エレン・マッカーサー財団について
エレン・マッカーサー財団は、「資源循環型」の経済モデルを推進するために、2009年に設立されたイギリスの登録慈善団体です。本財団では主に、「調査・分析」、「経済・行政」、「教育・トレーニング」、「全体統括」、「コミュニケーション」の5つの分野において取り組みを進めており、ナレッジパートナー(オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ、IDEO、マッキンゼー・アンド・カンパニー、SYSTEMIQ)との協業、ファンド(SUN)のサポートをもって、「資源循環型」モデルの経済的な影響を定量的に可視化し、その価値・利益を還元する取り組みを進めるために活動しています。
また、グローバルパートナー(ダノン、Google、H&M、インテーザ・サンパオロ、NIKE, Inc.、フィリップス、ルノー、ソルベー、ユニリーバ)や、サーキュラー・エコノミー100(CE100)のネットワーク(企業、大学、イノベーター、行政、関連組織を含む)とのコラボレーションを通じて、循環型経済を発展させるための能力向上にも尽力。これまでに、先進的な大学・教育機関等とともに循環型経済に関する教育・トレーニングを体系化し、「Disruptive Innovation Festival」などのオンラインイベントも開催。「New Plastics Economy構想」(プラスチック製品のライフサイクルを根本的に見直し、循環型の生産・消費を目指す構想)を確立するなど、グローバル視点で、業界や部門などの壁を越え、物質の採取~廃棄までの流れに変化をもたらし、システムの変革に影響を与えることを目的とした活動も行っています。
エレン・マッカーサー財団では、調査レポートや事例集などを、Web上やSNSを通じて発信することで、こうした循環型経済に関する考え方を広めています。また、公式サイトでは、サーキュラー・エコノミーに関する最新のニュースや調査などを紹介しています。
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
https://www.ellenmacarthurfoundation.org/ / Twitter @circulareconomy ※英文
■ブランド情報
販売元:株式会社伊藤園
evian(R)は、15年以上の年月をかけてゆっくり岩間を流れ、豊富なミネラル成分を与えられ、フレンチアルプスの大自然に育まれたナチュラルミネラルウォーターです。地質学的にも唯一無二であり、並外れた水質をこの先も残してゆくために、私たちは、25年以上に渡り水源周辺の環境保護活動に取り組み、そのノウハウや研究結果をさらなる環境保護のためにシェアしてきました。自然のままピュアでバランスの取れたevian(R)のナチュラルミネラルウォーターは、1日の健康的な選択肢です。
ダノン・ブランドの一員であるエビアンは、“One Planet. One Health.”というブランドスローガンを共有しています。これは、人々の健康と私たちが暮らす地球の健康、すなわち地球環境はそれぞれ深く関わりあっており、相互依存の関係にあるという考えを表現したものです。
※「エビアン(R)」はダノンのブランドで、日本においては伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社が輸入、独占販売権は株式会社伊藤園が、独占輸入権は伊藤忠商事株式会社が保有しています。
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《商品に関するお問い合わせ》
「エビアン(R)」お客様相談室 TEL:0800-170-1100
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 ダノンジャパン株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 食料品
- URL https://www.danone.co.jp/
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