さらにコンパクト、軽量・低価格な3Dプリンタを販売開始 3Dプリンタの普及を加速

丸紅情報システムズは、立体造形システムの専業メーカーで世界最大37.4%のシェアをもつ米ストラタシス社が開発した3Dプリンタの新製品「Mojo 3D Printer」を発売します。ストラタシスの製品ラインアップで、最小サイズで最軽量を実現、かつ128万円と最も低価格で販売します。パソコン机の横に置け、気軽に使用できます。

2012/6/18

丸紅情報システムズ株式会社

ABS樹脂積層方式がお求めやすく

3Dプリンタの普及を加速

さらにコンパクト、軽量・低価格な3Dプリンタ

丸紅情報システムズ株式会社(本社:渋谷区渋谷3-12-18 社長:小川和夫)は、立体造形システムの専業メーカーで世界最大37.4%のシェア(*1)をもつ米ストラタシス(Stratasys, Inc.  ミネソタ州ミネアポリス、米国株式市場NASDAQ SSYS、社長:スコット・クランプ氏/Mr. Scott Crump)社が開発した3Dプリンタの新製品「Mojo 3D Printer (モジョスリーディープリンタ)」を日本国内向けに発売します。ストラタシスの製品ラインアップで、最小サイズ(幅630mm×奥行き530mm×高さ450mm)で最軽量(27kg)を実現、かつ128万円(税別)と最も低価格で販売します。

Mojo 3D Printerは、3次元CAD(Computer Aided Design)やCG(Computer Graphics)などパソコン用設計ソフトで作成したデザインデータから、プリンタ出力のように簡単な操作で、プラスチックの3次元立体モデルを造形する「3D(スリーディー:3次元)プリンタ」です。ABS樹脂(*2)の造形材料を熱で溶かして、0.178mm の間隔で積層し立体物を造形します。本体価格は128万円(税別)と、これまでのストラタシス社で一番低価格な製品「uPrint SE(ユープリント エスイー 本体価格198万円)」より70万円安い価格で提供します。

筐体サイズは幅630mm×奥行き530mm×高さ450mm、重量27kgと小型軽量でデスクトップに収まるサイズを実現しました。最大造形サイズは、幅127mm、奥行き127mm、高さ127mmで、ストラタシスの3Dプリンタでは上位機種のDimension Eliteと同様の精細なモデルを造形可能。造形材料の供給方式は、プリントヘッドと材料カートリッジを一体化した新開発のクイックパック プリント エンジンを採用しています。材料交換のたびにプリントヘッドも新しくなるので、ノズルのメインテナンスが不要になります。造形方法の設計・編集が容易に行えるMojo 3D Printer専用のプリントウイザードソフトウェアが標準で付属しています。デザインデータをプリントウイザードソフトウェアに登録するだけで最適な造形データを自動で制作します。はじめて3Dプリンタを使う方でも簡単に造形が行えます。造形材料に、家電製品等の量産部品の素材としてよく利用されているプラスチック素材のABS樹脂(*2)を使用しているため、強度や耐候性に高い特性を持つモデルを造ることができます。

3Dプリンタは、これまで自動車や家電、機械メーカー等の設計部門、大学の工学、機械系研究室や高等専門学校の実習室などで多く利用されてきました。非常に静かで匂いもなく、小型・軽量な3Dプリンタ「Mojo 3D Printer」はパソコン机の横に置いて利用できます。機械分野では個人経営の設計事務所といった小規模オフィスまで、教育分野では工業高等学校まですそ野を広げ、また歯科をはじめとする医療、芸術・工芸、インテリアなど、今まではほとんど活用されていなかった各分野でも気軽に3Dプリンタを活用することが可能になります。

日本国内では、総輸入元であるMSYSが提供します。Mojo 3D Printerの標準価格は、128万円(税抜)です。MSYSでは、Mojo 3D Printer本体、消耗品(造形材料、サポート材料など)、および保守サービス全体で、初年度売上目標額、5億円を計画しています。

MSYSでは、2012年6月20日(水)から22日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「第23回 設計・製造ソリューション展(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社 http://www.dms-tokyo.jp/)」に、Mojo 3D Printerを展示します。

【Mojo 3D Printer仕様】

品名:Mojo 3D Printer (モジョスリーディープリンタ)

最大造形サイズ:幅127mm×奥行き127mm×高さ127mm

対応造形樹脂:ABSplus樹脂

造形材料色:アイボリー

積層ピッチ:0.178mm

材料供給方式:Quick Pack Print Engine

接続方式:USB

対応サポート樹脂:WaterWorks(ソリュブルサポート方式)

設計・編集ソフト:Mojo 3D Printer専用プリントウイザードソフトウェア

ソフトウェア対応OS:Microsoft Windows XP / Microsoft Windows 7

データ入力形式:STL

機械寸法:幅630mm×奥行き530mm×高さ450mm

重量:27kg

電源:100V/6A

本体価格:128万円(税抜き)

■Mojo 3D Printer製品ホームページ(丸紅情報システムズWEBサイト内):

http://www.marubeni-sys.com/de/mojo/

(*1) Wohlers Report 2012による  :Wohlers Reportとは、3次元造形装置の市場と傾向についてのコンサルティングを行うウォーラーズ・アソシエイト社(Wohlers Associates, Inc.)のテリー・ウォーラーズ(Mr. Terry Wohlers)により執筆される業界動向と市場占有率などに関する年1回発行のレポート。

(*2) ABS樹脂 : アクリロニトリル (Acrylonitrile)、ブタジエン (Butadiene)、スチレン (Styrene)樹脂の合成樹脂。パソコンや掃除機、エアコンの本体などと同じ材料。

【ストラタシス社について】

ストラタシス社(ミネソタ州ミネアポリス)は、10年連続で世界設置台数第1位のラピットプロトタイピング機器メーカー。ワールドワイドで250件を超えるRP関連の特許を所有もしくは申請しています。ストラタシス社の製品は、試作モデルの素材となる ABSなどの樹脂と、モデルの成形を支えるサポート材となる樹脂を、熱で溶解して射出・積層する造形技術(熱溶解積層方式)が大きな特徴です。

【丸紅情報システムズについて】

丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォーム&ネットワーク、データセンターを軸とするビジネスサービスの4つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。

<製品に関するお問い合わせ>

丸紅情報システムズ株式会社

製造ソリューション事業本部 モデリングソリューション部 

電話:03-5778-8069

URL: http://www.marubeni-sys.com

〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル

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プレスリリース添付画像

Mojo 3D Printer 製品画像

Mojo 3D Printer と uPrint SE の筐体サイズ比較イメージ

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