1/29(火)中国の女性作家が日中関係を語る「日中関係に理性を―私がネット署名活動を始めた理由―」崔衛平

国際交流基金

2013年1月21日

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)

崔衛平(CUI, Weiping)講演会

「日中関係に理性を―私がネット署名活動を始めた理由」

中国の女性作家が日中関係を語る

1月29日(火)東京・四谷(入場無料、日本語・中国語:同時通訳あり)

昨年秋の中国における反日デモは日本社会に大きな衝撃を与え、日中関係はいまだにその影から抜け出すことができていません。しかし、このような暴力的な行為に危機感を抱いたのは日本社会だけではありませんでした。中国国内からも、理性的な対応を取るべきとの声があがっていたのです。

なかでも注目されたのは、崔衛平・北京電影学院元教授によるネット上の署名活動でした。

今回は、国際交流基金の「日中知的交流促進・中国知識人招聘」事業で来日した崔衛平(さい・えいへい)氏に、署名活動の背景や動機、私たちが日中関係にどのように向き合うべきなのかなどを、初来日のご感想を交えながらお話しいただきます。

■日時: 2013年1月29日(火)18:30~20:30

■言語: 日本語・中国語(同時通訳あり)

■会場: 国際交流基金JFICホール〔さくら〕(新宿区四谷4-4-1)

     http://www.jpf.go.jp/j/about/outline/contact/map.html

       東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅より徒歩3分 

     入場無料(事前申込が必要です)

■申込: 1.お名前 2.ご所属 3.ご連絡先 (E-mailアドレス及びお電話番号) を明記して、Email(yobikake@jpf.go.jp)またはファックス(03-5369-6041)で、お申込ください。

詳細はウェブサイトをご覧ください。

http://www.jpf.go.jp/j/intel/new/1301/01-01.html

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<プロフィール>

◆講演者:崔 衛平(さい・えいへい、CUI, Weiping)

北京電影学院元教授。江蘇省生まれ。南京大学中文系修士課程修了。インディペンデント映画を中心とした評論活動などがよく知られ、中国インディペンデント映画祭の審査員なども務める一方で、人権などの社会問題にも広く関心を持ち、積極的に活動している。東欧の政治や思想の研究などでも知られ、著書は多数。中国の政治・社会体制について、中国共産党の一党独裁の終結、三権分立、民主化推進、人権状況の改善などを求めた宣言文「08憲章」の起草者の一人で、2008年12月12日、劉暁波氏(後にノーベル平和賞受賞)の拘束に対して「釈放を求める声明・我々と劉暁波を切り離すことはできない」を表明した。

2012年秋、日中関係の悪化により中国で破壊的な反日デモが起こったことから、理性的な対応をとることなど10項目を掲げ、インターネット上で呼び掛け署名活動を行った。

◆聞き手:及川 淳子(おいかわ じゅんこ)

法政大学客員学術研究員、桜美林大学北東アジア総合研究所客員研究員、日本大学文理学部非常勤講師

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