7月31日より、「WILLER EXPRESS（以下WEX）」は、高速ツアーバスから高速路線バス（注１）に変わり、運行開始します。日本全国に向け毎日22路線、201便を運行し、年間200万人の利用を目標とします。

WEXの運行は、安全のさらなる強化を目指し、これまでの子会社3社体制から、全国の運行エリア毎に新たなバス会社を7社設立して10社12営業所体制になります。これにより、ピンクのバス163輌、約400名の乗務員による全国規模の高速路線バスネットワークを展開します。また、各営業所には24時間運行管理者を配置し、自社の運行便及び繁忙期の増車を運行する委託運行会社（注２）の運行サポートも行い、一人ひとりの乗務員が安心して乗務できるようにします。

運行会社10社のホールディングカンパニーとしてWILLER EXPRESS JAPAN株式会社（代表取締役：村瀬 茂高、以下WEXジャパン）は、WEXの共通の安全やサービスの基準や車輌開発などを行います。また、バスの安全に関する教育や指導、監査を行うほか、「お客様の声」を基にした研究・調査を行い、利用者の「こんなバスがあったらいいな」の実現を目指します。

さらに7月31日には、日本全国88か所にバス停が登場します。これまでにもあった「乗り場がどこかわからない」「ここで本当にいいのかな？」といったお客様の声に応え、利用者にすぐにわかり、見かけるとホッとするオリジナルデザインの「ピンクのバス停」を44か所に設置します。一部のバス停では、夜もわかりやすいWの文字と側面がピンクに光るタイプのバス停を設置しています。

また、東京エリアの乗降場所では、旅行の際に有効な時間が過ごせるように、WILLERバスターミナル新宿西口を中心に、今まであった東京駅、浜松町、品川、池袋、横浜、東京ディズニーランド（R）の7か所に加え、新たに川崎、とうきょうスカイツリー駅前を増設します。これで「行きは新宿で降りてショッピング～東京スカイツリー（R）で帰りは夜景を見ながら食事をしてバスで出発！」という有効な時間を過ごす旅行もできます。

（注1）高速路線バスは、運行する路線ごとにダイヤ、運行経路、車輌、安全管理体制など、詳細な内容を国土交通省に申請して事業認可を得ることが必要となります。

（注２）繁忙期に増車する場合は、事前に国土交通省に利用申請を行い、認可を受けた委託運行会社が運行します。

◆グループバス会社

　・南部WILLER EXPRESS株式会社/仙台営業所、WILLER EXPRESS関東株式会社/東京営業所、ニュープリンス高速バス株式会社/東京西営業所、ベイラインエクスプレス株式会社/川崎営業所、WILLER EXPRESS北信越株式会社/新潟営業所・長野営業所、WILLER EXPRESS東海株式会社/名古屋営業所・大阪営業所、日本高速バス株式会社/京都営業所、WILLER EXPRESS西日本株式会社/大阪営業所、WILLER EXPRESS関西株式会社/和泉営業所

◆委託運行会社：株式会社アリーナ（長野県）、有田鉄道株式会社（和歌山県）、イーグルバス株式会社 （東京都）、株式会社さやま交通（大阪府）、鯱バス株式会社（愛知県）、中日臨海バス株式会社（神奈川県・大阪府）、帝産観光バス株式会社（東京都・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県）、東京ヤサカ観光バス株式会社（東京都）、奈良交通株式会社（京都府・大阪府）、南部バス株式会社 （青森県）、日本観光株式会社（大阪府）、ニュープリンス観光バス株式会社（東京都）、株式会社丸一観光（石川県）、有限会社ゆきつばき観光（新潟県）、ロウズ観光株式会社（岡山県）※五十音順