百賢教育基金、百賢アジア研究院と協定を締結

早稲田大学

2014-05-12

早稲田大学広報室広報課

アジア太平洋地域における若者の異文化理解と交流を目指して

百賢教育基金、百賢アジア研究院と協定を締結

 早稲田大学では、香港永新企業有限公司の曹其■副董事長が創設された「百賢教育基金」が実施する「Asian Future Leaders Scholarship Program」の趣旨に賛同してアンカー大学としての参加に合意し、百賢教育基金および百賢アジア研究院との協定を締結しました。

 同プログラムは、アジア太平洋地域から日本、中国に留学する若者たちの異文化理解と青年交流の促進を目的に創設され、アンカー大学に留学する日中の学生を対象とするものです。アンカー大学として、国内では本学のほか京都大学・一橋大学大学院国際戦略研究科が、中国では香港科技大学・北京大学・浙江大学(いずれも本学海外協定校)が選ばれています。

 本協定の締結により本学では、百賢教育基金による支援のもと、政治経済学部に入学するアジア諸国からのダブルディグリー学生に対する奨学金支援(年間最大15名に、一人当たり月額15万円を支給)・教育プログラム開発支援等が予定され、この9月に最初の給費生を迎えます。また今後、本学から中国のアンカー大学に留学する学生に対する支援も開始される予定です。

 同プログラムの奨学生は百賢アジア研究院が毎年8月頃に実施するサマープログラムへの参加が義務付けられており、今後、大学とアジア経済界との産学連携による共同人材育成など幅広い交流プログラムの開発につながることが期待できます。

 4月8日に本学で行われた調印式には、本学から鎌田総長、佐藤正志政治経済学術院学術院長、香港側から曹其■ 永新企業有限公司副董事長・百賢教育基金会理事長、曹羅碧珍・同基金会理事、荻野正明フェニックスグループ会長・百賢アジア研究院理事、渡伸一郎コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド代表取締役会長・同研究院理事ほか関係者が出席。香港側来賓は調印式後、鎌田総長とともに中野国際コミュニティプラザを訪問し、同プラザ開所式および国際学生寮WISHの寮生との交流会に出席しました。

 なお、5月6日には北京で百賢教育基金の記者発表会が行われ、席上、曹理事長は「相互の理解を深め固い友情が生まれることは、この地域だけでなく世界全体にも大きな利益をもたらすはずだ」と意義を強調しました。基金の運営には日本の企業関係者らも関わっており、関係者からは「将来の両国のリーダーが相互に理解し合い、友人になれれば、きっと今後の困難な状況も乗り越えられるだろう」と期待を寄せました。

※■は金へんにつくりが庸

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