「小・中学生のデジタル学習」に関するレポート

トレンド総研

2015年3月18日

トレンド総研

小・中学生の7割が実施、広がる“デジタル学習”とは!?

成績上位者が利用するアイテムは… 「電子辞書」

不安・懸念の声に、塾ソムリエ・西村氏がポイントを解説

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区、URL:http://www.trendsoken.com/)では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を活用した学習を“デジタル学習”として、小・中学生における、この“デジタル学習”の実態について調査を行いました。

■ レポート内容

1. 小・中学生の子どもを持つ母親500名に“デジタル学習”に関する調査を実施

2. 塾ソムリエ・西村 則康氏に聞く、小・中学生のデジタル学習におけるポイント

3. 電子辞書メーカー・カシオ計算機の高津氏に聞く、デジタル学習のコツ

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<調査の背景>

2015年2月、ベネッセホールディングスは、通信教育講座「進研ゼミ」の会員向けに、小学4年生から中学生を対象とした「iPad」で利用できる無料学習アプリ「進研ゼミデジサプリ」の提供を、3月より開始すると発表しました。同様に、リクルートマーケティングパートナーズは小・中学生向けのオンライン教育サービス「勉強サプリ」を、東芝情報機器は小学生向けのタブレット用教育ソフト「dynaSchoolシリーズ」の新商品を、いずれも2015年3月より提供し始めました。

このように、各社がデジタル機器を活用した小・中学生向けの学習コンテンツの展開を進めている、今年2015年。自発的な学習を促したり、視覚・聴覚に訴える情報に触れたりと、様々なメリットに注目が集まっているのが、デジタル学習です。また、子どもたちが活躍する将来の社会においては不可欠なデジタル機器に、小さい頃から馴染みを持つというのも重要なポイントかもしれません。“脱・暗記型教育”が模索されている小・中学生の学習において、デジタル機器に期待されるところは非常に大きいと言えるでしょう。

しかし、その一方で、小・中学生の学習においてだからこそ想定される“デジタル学習”のリスクやデメリットがあることも事実です。デジタル学習に対して、心配したり、懸念したりする親たちの意識も明らかにする必要があるでしょう。

そこで、今回、トレンド総研では、こうしたデジタル機器を活用した小・中学生の“デジタル学習”に関する調査を行いました。

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今回の調査では、はじめに小・中学生の子どもを持つ母親500名を対象に、アンケート調査「小・中学生の“デジタル学習”に対する意識・実態調査」を実施。デジタル学習が小・中学生たちの間でどれだけ浸透しているのか、また、そのことに対する理解や意識について母親たちに聞きました。また、こうした小・中学生のデジタル学習についての取材を、小・中学生の教育に従事し、今も多くの子どもの教育を行う、塾ソムリエ・西村 則康氏に依頼しました。西村氏には、小中学生におけるデジタル学習において注意しなければならない点や効果的にデジタル教育を行うためのポイントについて教えてもらいました。さらに、小・中学生に向けの電子辞書を提供するカシオ計算機株式会社の高津 英滋氏に、小・中学生におけるデジタル学習のコツをうかがいました。

■ 1. 小・中学生の子どもを持つ母親500名に“デジタル学習”に関する調査を実施

はじめに、小・中学生の子どもを持つ母親500名を対象にアンケート調査を実施。デジタル学習の実態や、デジタル学習を実際に取り入れることへの理解や意識について聞きました。

[調査概要]

調査名:小・中学生の“デジタル学習”に対する母親たちの意識・実態調査

調査対象:小・中学生の子どもを持つ母親500名 (※子どもの年齢、学校の種類により均等割付)

 ⇒ 子どもが公立の学校に通っている人:250名

  (子どもが小学校低学年:83名、子どもが小学校高学年:83名、子どもが中学生:84名)

 ⇒ 子どもが国立・私立の学校に通っている人:250名

      (子どもが小学校低学年:83名、子どもが小学校高学年:83名、子どもが中学生:84名)

調査期間:2015年3月11日(水)~2015年3月13日(金)

調査方法:インターネット調査

調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

◆ 求められる効率化、小・中学生の“デジタル学習”の実施率はおよそ7割

はじめに、どの程度の小・中学生の子どもたちがデジタル学習を行っているのかを調べました。母親たちに、「小・中学生の子どもたちの学習に、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの電子機器を利用していますか?」とたずねたところ、68%が「利用している」と回答しました。小・中学生におけるデジタル学習の実施率は、およそ7割にのぼるようです。また、この実施率は、子どもの年齢とともに高まります。小学校低学年では60%だったデジタル学習の実施率ですが、小学校高学年で68%、中学生で77%。中学生では、デジタル学習の実施率は8割に迫ることが分かりました。

それでは、こうしたデジタル学習のメリットについて、母親たちはどのように思っているのでしょうか。子どもがデジタル学習を実施している人を対象に、「デジタル学習のメリットと感じること」を複数回答形式で聞きました。その結果、「効率的に調べ物ができる」(67%)という回答が最多。一般的な教材に求められる「子どもが興味を持って学習してくれる」(52%)などの項目をも上回る結果となりました。

こうした結果の背景には、子どもの学習の変化もあるのでしょう。小学生の英語教育が開始されたように、小・中学生の学習環境は大きな変化を迎えています。 “受験戦争”の激化もよく話題となるところです。今回の調査で、「子どもの学習は以前より大変なものになっていると感じる」という母親は81%にものぼります。その中で、90%の人が「小・中学生には、より効率的な学習方法が求められると感じる」と答えました。子どもの学習の負担を和らげるためにも、デジタル学習に期待している母親は多いようです。

◆ 「インターネット検索」に続く利用率第2位の「電子辞書」、中学生・成績上位層では利用率が2倍!

次に、「デジタル学習として具体的に行っていること」を答えてもらいました。すると、多くの子どもが実施している方法のTOP3は、「インターネット検索」(59%)、「電子辞書」(22%)、「タブレットで利用できる学習ソフト」(15%)という結果に。手軽に利用できる「インターネット検索」が最も多かった一方で、「電子辞書」や「学習ソフト」などのコンテンツを利用する子どもも多いことが分かりました。特に、2位となった「電子辞書」は、小・中学生向けの電子辞書が数年前に発売されたばかりです。今後のさらなる躍進にも期待されるところでしょう。

さらに、成績上位層における利用率が高いことも、「電子辞書」の特徴です。今回の調査では、「子どもの成績が所属学級で上位25%に入る」という人を成績上位層として、それ以外の人との回答傾向の違いを調べました。それ以外の方法では利用率に大きな変化が見られない中で、「電子辞書」のみは、成績上位の子どもの利用率は32%と、それ以外の子どもの1.5倍以上。大きな差があることが分かりました。特に中学生では、成績上位者の「電子辞書」の利用率は、それ以外の人の利用率の約2倍。およそ半数、48%の人が「電子辞書」を利用していることが明らかになりました。

◆ ニーズ高めるデジタル学習も、母親たちの不安や懸念の声も明らかに!

このように、変化する学習環境の中で、ニーズを高めている小・中学生のデジタル学習。実際に、かなり広く受け入れられていることも明らかになりました。それでは、こうしたデジタル学習に対して、母親たちはどのように感じているのでしょうか。それを探るべく、いくつかの質問を行いました。

まず、「小・中学生にとって、今後、デジタル学習が不可欠なものになると感じる」という人は78%。およそ8割にのぼります。そして、そのために、84%の人が「子どものデジタル学習のために、親も協力しなければならない」と感じていることが分かりました。効果的にデジタル学習を行うためには、デジタル機器を適切に利用しなければなりません。子どもだけでは難しいということも多いでしょう。これまで以上に、子どもの学習において親が協力するべきことは増えていくかもしれません。

一方で、デジタル学習にはいくつかのデメリットやリスクがあることも事実です。本調査においても、母親たちが抱えるデジタル学習への不安や懸念が見受けられました。代表的なところでは、「課金コンテンツや成人コンテンツへアクセスしてしまうのではないかと思う」(83%)、「ゲームなど、学習以外の目的で使用してしまうのではないかと思う」(77%)、「正確ではない情報も多いように感じる」(77%)といったところがあげられます。親としては、こうしたデジタル学習が抱える課題についてもしっかり理解しなければなりません。その上で、小・中学生たちにとって適切で効果的な方法で、デジタル学習が行われる必要があるでしょう。

■ 2. 塾ソムリエ・西村 則康氏に聞く、小・中学生のデジタル学習におけるポイント

今回の小・中学生の母親へのアンケート調査からは、広く取り入れられつつある、小・中学生のデジタル学習の実態が明らかになりました。また、効率化をはじめとする子供たちの学習への寄与が期待される一方で垣間見られたのが、そのリスクやデメリットを心配する母親たちの意識です。

そこで、長年、小・中学生の教育に携わり、塾選びから問題の取捨選択、塾の先生とのコミュニケーションのことまで精通する塾ソムリエ・西村 則康氏に取材を依頼。家庭教師として自らも多くの教え子を抱える西村氏に、小・中学生のデジタル学習において「気をつけなければならない点」や「効果的な実施方法のポイント」について、お話をうかがいました。

◆ ポイントは“正しさ”と“セキュリティ”の担保、小・中学生のデジタル学習で気を付けるべき点を解説

Q. 小・中学生がデジタル学習を行う際に、気をつけるべきポイントをお教え下さい。

今回のアンケート調査でも、多くの子どもがデジタル学習を取り入れていることが明らかになったそうですが、デジタル機器を用いた学習において最も気をつけなければならないポイントは大きく2つあります。1つは「“正しさ”が担保されていること」、そして、もう1つが「“セキュリティ”が担保されていること」です。

まず、「情報の正しさが担保されていること」についてですが、初めて見る目新しい情報により子供の第一印象は形成されます。その際に触れる情報の内容には特に気をつけなければなりません。インターネットをはじめとする、デジタル学習において触れる情報の中には、必ずしも正しくないことも多分に含まれます。もっともらしく書いてあるが、誤った情報。こうしたものを見分けるのは大人でも難しいことです。子どもたちの第一印象を形成する情報が、誤ったもの、あるいは、一面的な主張であることは避けなければなりません。きちんとした機関が発行している情報やコンテンツなど、その正確性、客観性が担保されている情報のみにアクセスできる環境を整えることが、小・中学生のデジタル学習には求められます。今回のアンケート調査では、「具体的に電子辞書でデジタル学習を行っている利用者が多かった」といった結果も出たそうですが、電子辞書のメリットの1つは、まさしくこの「情報の正しさが担保されていること」だと言えるでしょう。

次に気をつけなければならないのが、「“セキュリティ”が担保されていること」です。小・中学生の子どもにスマートフォンなどのデジタル機器を与えたところ課金コンテンツによる多額の請求があったという話を、私もよく耳にします。有料コンテンツや成人コンテンツなど、デジタル機器によりアクセスできる情報には子どもにとっては有害な情報も溢れています。デジタル学習において利用する機器には、子どもにとって不適切な情報へのアクセスが制限されている必要があります。

子どもは面白いと思ったことは何にでも興味を持ちます。だからこそ、この2点には特に注意しなければなりません。デジタル学習においては、子どもたちが触れる情報が適切なものであるように、大人がしっかりと管理してあげる必要があるでしょう。

◆ 期待されるデジタル学習の可能性、効果的な学習方法に求められるポイントとは!?

Q. 効果的にデジタル学習を行うには、どうすれば良いでしょうか?

学習には、「知識を積み重ねるフェーズ」と「思考力を鍛えるフェーズ」という2つのフェーズがあります。この内、「思考力を鍛えるフェーズ」にデジタル学習の効果を期待するのは、なかなか難しいところでしょう。ある程度“聞き取る力”が備わってくる高校生以上であれば良いのですが、それ以前の子どもにはオンライン学習は難しいと思います。なかなか集中力を維持できるものではありません。小・中学生のデジタル学習は、「知識を積み重ねるフェーズ」に利用するべきでしょう。

「知識を積み重ねるフェーズ」において、デジタル機器は、辞書や図鑑といった従来の紙とは異なる価値の情報を提供することができます。デジタル学習の最大のメリットの1つは、音声や映像を活用することにより、視覚や聴覚といった五感に訴える学習が可能になることです。例えば、英語学習において電子辞書を活用すれば、単語の意味を調べるのと同時にネイティブの発音をチェックすることができます。また、リアルな星の動きを知るために映像コンテンツを利用することも良いでしょう。このようにデジタル機器を活用すれば、文字以外にも様々な形式で子どもたちに情報を伝えることができます。それにより、子どもたちの学習効果を深めることも可能です。今の子どもたちの中には、本物のイネを見たことがないという子も少なくありません。生活環境の変化の中で、なかなかリアルな体験を得ることが難しいということもあるでしょう。そうした中で、デジタル機器を利用したバーチャルな体験を通じてこそ学べることも、今後増えてくるのかもしれません。

しかし、このように小・中学生の学習にデジタル機器を活用する際には、子どもの成長や習熟度の違いに合わせて適切な方法を選ぶことが重要です。

電子辞書の例で言えば、大人には、ビジネス向けの専門的な情報や趣味を楽しむための情報など、それぞれの生活スタイルに合った情報が求められますが、小・中学生には、学校の学習内容や子供の学力にふさわしい情報が必要になります。そして、小・中学生が電子辞書を利用する際に重要になるのが横断的検索です。一つの情報を調べた際に、関連するその他の情報にも触れることで、子どもの知識は定着していきます。こうした知識のネットワークを形成するためにも、それに適した子ども向けの電子辞書を活用する必要があります。実際に、小学校と中学校でも学習状況は違うので、習熟度に合わせて電子辞書を選ばなければなりません。

このように、効果的にデジタル学習を行うためには、適切なツールを選択する必要があります。そして、それを判断してあげるのが親の役割です。そのためには、まず親が自身の手で触ってみるということも大切でしょう。手にして初めて気づくこともあるはずです。また、親自身が楽しめないものは、子どもも楽しんで学習に活用することはできません。子どもと一緒に使ってみるといった方法も良いでしょう。

さらに、デジタル学習には、今後、地理的格差を埋めるという役割も期待されます。受験勉強をしていても、良い塾や先生というのは、どうしても都心に偏ってしまいがちです。地方の子どもたちが同等の教育を受けるために、デジタル機器を活用するというのも重要です。そのためにも、こうしたデジタル機器が正しく、また、効果的に活用されることに期待します。

◆西村 則康 (にしむら のりやす)

-塾ソムリエ-

1954年生まれ。日本初の「塾ソムリエ」。

1975年、都内進学教室の設立に参加。役員・教務部長・算数科主任・理科主任を長年勤める。

その後、家庭教師へ転職。コーチングの手法を取り入れ、

親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判となる。

30年以上中学・高校受験指導一筋に行い、名門校を中心に生徒の合格実績多数。

また、学習指導だけでなく、受験を通じて親子の絆を強くする「生活の延長線上の受験」という理想を掲げ、

父母と子どものコミュニケーション術をもアドバイスしている。

中学受験 塾ソムリエ 西村則康HP  URL:http://www.nishimuranoriyasu.com/

■ 3. 電子辞書メーカー・カシオ計算機の高津氏に聞く、デジタル学習のコツ

アンケート調査や西村氏への取材を通じて、小・中学生のデジタル学習において重要な役割を担っていることが垣間見られたのが、「電子辞書」です。そこで、電子辞書のトップメーカーであり、小学生向け、中学生向けといったように、年齢ごとに合わせた電子辞書を提供する電子辞書ブランド「EX-word」を展開するカシオ計算機株式会社の高津 英滋氏に取材を依頼しました。

◆ 幅広い活用が可能! 電子辞書が可能にする小・中学生のデジタル学習とは!?

Q. 小・中学生のデジタル学習において、電子辞書をどのように活用してもらいたいと思っていますか?

「電子辞書」というと、「日本語や英語の言葉の意味などを調べる辞典が入った、主に大人が使う電子機器」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、それは電子辞書における、ほんの一部の側面です。今の電子辞書は音声や画像を活用した様々なコンテンツを収録し、デジタル学習ならではのメリットを備えることで、その利用方法を大きく拡げています。

カシオ計算機の電子辞書ブランド「EX-word」は、年代や利用目的、専門領域に合わせて、様々なタイプの電子辞書を展開しています。小・中学生の子どもたちに利用してもらいたいものは、「小学校低学年向け」、「小学校高学年向け」、「中学生向け」の3タイプです。年代に合わせた、国語や英語の辞典、百科事典はもちろん、それぞれの年代に合わせた豊富なコンテンツを搭載しているのが特長です。それぞれのタイプには、学習レベルに合わせて選べる主要4教科、または、5教科の参考書「旺文社 総合的研究シリーズ」や様々なドリル、漢検や英検など、子どもたちにとってニーズの高いコンテンツを、その必要性に合わせて収録しています。上手に活用してもらえれば、学力アップ、成績アップと、毎日の学習から受験対策まで、その世代の子どもたちが求める幅広いシーンでご活用いただくことが可能です。

また、音声データを活用できるのも電子辞書の強みでしょう。ネイティブな発音を収録するなど、英語学習との相性も良いです。

「EX-word」では、英語学習に役立つコンテンツにも力を入れています。小・中学生の学習には、楽しさも不可欠です。飽きずに続けられるように、収録するコンテンツを厳選しました。NHKで放送された人気の英会話アニメ「リトル・チャロ」や、「NHKラジオ英語」、リズムに乗って英単語を覚える「キクタン」など、子どもたちが楽しく英語に触れられるコンテンツを充実させました。言語力を吸収しやすい小・中学生の時期に継続的にネイティブ発音の英語に触れることにより、英語の発音や会話を自然と身につくことが期待できます。また、「中学生向けモデル」では、対話形式で英会話のトレーニングができる機能も搭載。「EX-word」が会話の相手となり、よりステップアップした英会話コミュニケーション力の習得を目指しています。

西村氏の取材では、子どもたちが触れる情報には「“正しさ”が担保されていること」、「“セキュリティ”が担保されていること」が求められるといったお話があったそうですが、こうした意味でも、電子辞書は小・中学生のデジタル学習にピッタリなアイテムだと言えるでしょう。収録コンテンツは、いずれも小・中学生の学習のために厳選したものです。学習に余計なものは、一切含まれません。

「EX-word」が考える小・中学生向けの電子辞書とは、こうした情報をコンパクトなボディに収めたものです。子どもたちでも使いやすく、デジタルならではの様々な工夫により、知りたい気持ちに素早く応える操作性も電子辞書にとっての大切なポイントでしょう。小・中学生の効果的な学習のためにも、是非、電子辞書をご活用いただければと思います。

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