ケネディ家 半世紀ぶりに大隈講堂へ
2015-03-19
早稲田大学広報室広報課
ケネディ大使、クリントン元大統領、安倍首相が早稲田大学で講演
「JFKの遺産」テーマに大隈講堂でシンポジウム
アメリカ合衆国の故ジョン・F・ケネディ第35代大統領の功績を振り返り、世界が抱える様々な問題の解決策を探る国際シンポジウム「ケネディ大統領のトーチ~引き継がれるその遺産」が18日、大隈記念講堂で開催されました。早稲田大学とジョン・F・ケネディ図書館財団の共催によるもので、科学やイノベーションの限界を超えてより平和な世界を実現するよう市民に呼びかけたケネディ大統領の就任演説をテーマに、長女であるキャロライン・ケネディ駐日米国大使が特別講演を、ビル・クリントン元大統領、さらに安倍晋三首相が基調講演を行いました。学生と招待客ら約1100人が参加しました。
大隈記念講堂では1962年2月、ケネディ大統領の実弟であるロバート・F・ケネディ司法長官(当時)が講演を行いました。約3,000人の学生らが詰めかけた中、来日に反対する学生が長官に質問状を突きつけて騒ぎ出し、講堂はヤジと怒号が飛び交いました。長官は学生を壇上に登らせて真摯な姿勢で討論していたところ、応援部の学生が突然、早稲田大学校歌を歌い出しました。すると講堂は「都の西北」「早稲田、早稲田」の大合唱に包まれ、混乱は収束していきました。
これは1960年安保条約締結後の冷え込んだ日米関係の変化の兆しを象徴するエピソードとして今も語り継がれており、国際協調を重視したケネディ大統領の“レガシー(遺産)”を受け継ぎ、世界が直面する課題を解決する手がかりを探る今回のシンポジウムを開催するのにふさわしい場所ということで、大隈記念講堂が会場に選ばれました。
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