西日本鉄道㈱・阪急不動産㈱ 海外でのマンション分譲事業に初進出

西鉄

2015/3/24

西日本鉄道株式会社

西日本鉄道㈱・阪急不動産㈱ 海外でのマンション分譲事業に初進出 -ベトナム・ホーチミンの分譲マンション開発プロジェクトに参画します-

 西日本鉄道㈱(本社:福岡市中央区 社長:倉富純男 以下 西鉄)と阪急不動産㈱(本社:大阪市北区 社長:島田隆史 以下 阪急不動産)は、ベトナム南部の大手住宅デベロッパーであるナムロン投資株式会社(本社:ホーチミン市、社長:グエン・スアン・クアン、以下 ナムロン)が推進する、ベトナム・ホーチミン市における分譲マンションプロジェクトに参画いたします。西鉄、阪急不動産ともに、本プロジェクトが海外分譲マンション事業として初の取組みとなります。

 この3社が提供する新しい分譲マンションの名称は「FLORA-ANH DAO-(フローラ アンダオ/アンダオはベトナム語で「桜」の意)」。ベトナムのアッパーミドル層を主なターゲットとして、「Gettable」、「Green」、「Greater」(3G)をコンセプトに、手の届きやすい価格で、緑豊かな、品質に優れた住環境を提供します。計画地はホーチミン市中心街から約10kmに位置し、敷地面積11,236㎡、総戸数500戸で、2016年7月に完成の予定です。

 西鉄では、福岡を中心に九州の主要都市や首都圏などで住宅分譲事業を展開しており、培ったノウハウを活かし、海外における住宅事業展開を検討してまいりました。また関西や首都圏を中心にマンションブランド「ジオ」を展開する阪急不動産においても、「海外市場の開拓による成長」という阪急阪神ホールディングスグループの事業戦略の下、海外での不動産分譲事業の展開を模索しておりました。

 人口増加や経済成長が続くベトナムで最大の都市・ホーチミン市の人口は約800万人に迫り、特に若い世代の住宅需要が高まっています。ナムロンはこうした層をターゲットにした手ごろな価格帯のマンションを展開しています。今後同社は、西鉄・阪急不動産との共同プロジェクトによって、日本の高い技術や品質などのノウハウを取り入れたマンション展開にも力を入れたい考えです。また、西鉄と阪急不動産は、プロジェクト参画を通じて、ベトナムや近隣のASEAN諸国における不動産事業の情報収集や事業推進ノウハウを蓄積し、本格的な海外進出への第一歩にしたいと考えています。

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