オカムラグループ「CSR Report 2015」発行

オカムラ

株式会社 岡村製作所はこのたび、オカムラグループ※のCSR(企業の社会的責任)に関する活動をより多くのステークホルダーの皆様にお伝えするため、「CSR Report 2015」を発行いたしました。(報告期間 2014年4月~2015年3月)

2015年7月27日

株式会社 岡村製作所

オカムラグループ「CSR Report 2015」発行

オカムラグループのCSR活動状況を報告

株式会社 岡村製作所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中村 雅行)はこのたび、オカムラグループ※のCSR(企業の社会的責任)に関する活動をより多くのステークホルダーの皆様にお伝えするため、「CSR Report 2015」を発行いたしました。(報告期間 2014年4月~2015年3月)

本レポート冒頭の特集では、本業を通じた持続可能な社会づくりの取り組みとして、2014年度のオカムラグループのCSR活動トピックスをまとめております。また後半の各報告ページは、2010年3月制定、2014年4月改定の「オカムラグループCSR方針」にそって章立て行い、方針に基づく活動状況を分かりやすく報告することに努めております。

本レポートを通じて、当社のCSRの取り組みについて理解を深めていただければ幸いです。

※報告対象である株式会社 岡村製作所ならびに主要関係会社20社

1.オカムラグループ「CSR Report 2015」の主な内容

●トップメッセージ

2015年に制定した、「第8次環境中期計画」について、サプライチェーン全体を視野に入れた温室効果ガスの排出削減の取り組みや、資源の循環や持続可能な利用にふれ、持続可能な社会の構築に貢献するために重点的に行う取り組みをご説明しています。

●特集1. 東北芸術工科大学の家具デザイン演習を支援

未来のデザイナーを育む教育現場とのつながりとして、山形に1992年に開学した東北芸術工科大学デザイン工学部の「家具デザイン演習」の授業を支援しました。オカムラは、特別講師による講義とサポートを通じて未来のデザイナーの育成に協力している事例を紹介しています。

●特集2. 富士事業所での地下水熱利用の取り組みによる、環境負荷の低減

静岡県御殿場市、富士山の広大な裾野に位置する富士事業所では 年間を通じて温度が一定で豊富な地下水を製品の塗装工程の空調システムと前処理において有効利用することにより、エネルギー利用効率を高め環境負荷の低減に結びつけています。静岡県より、富士山周辺の豊富な地下水の熱を自然エネルギーとして冷暖房等に活用する熱交換システムの普及活動の事例としても紹介されました。

●特集3. 進展するHorse Logging Furnitureプロジェクト、森の健全化と地域の林業再生に向けて

自然環境への影響が少ない馬搬で運び出された間伐材を使って家具をつくる「Horse Logging Furnitureプロジェクト」の第二弾として、スギ間伐材100%の「trot table(トロット・テーブル)」の製作を紹介しています。2013年に金属材とのハイブリッド仕様のスツール「KURA(クラ)」の製作に続き2014年には、プロジェクトの活動に共鳴した福島県南会津のNPO法人みなみあいづ森林ネットワークの協力を得て商品化しました。

●各報告ページ

「CSR経営」、「クオリティの追求」、「地球環境への取り組み」、「よりよい職場づくり」、「社会との調和」の5つの章で構成し、方針に基づくCSR活動状況を分かりやすく報告しております。

2.オカムラグループ「CSR Report 2015」における主な改善点

昨年の「CSR Report 2014」にお寄せいただいた企業やNGOの環境・CSR専門の方々、従業員、第三者レビューを含むさまざまなステークホルダーの皆様からのご意見・ご提案を本レポートの改善に役立てました。

●「オカムラグループCSR方針」の改定と、報告ページの章立て、内容の改善

2010年3月制定(2014年改定)した「オカムラグループCSR方針」の7つの柱にそって、活動状況を分かりやすく報告することに努めており人権尊重や腐敗行為の防止に対する考え方を含め、グローバルな事業を展開する企業として国際社会の中で責任を果たしていく姿勢を明らかにしました。

「CSR Report 2015」では、ステークホルダーの皆様からいただいた声を元に本レポートの改善に役立て、オカムラグループのCSR活動をより分かりやすくまとめました。

●幅広いステークホルダーを想定して読みやすさの工夫

「CSR Report 2015」では2014年度のレポートから引き続き、各ページの余白に、専門的で分かりにくい用語の解説や、具体例などの写真を掲載し、読みやすさに配慮し幅広いステークホルダーの方々にお読みいただけるよう工夫をしています。

またページ上部に各章へのリンクタブを設け、ページ間の移動が容易にできるよう改善しました。A4に印刷をした際の読みやすさを考えたレイアウトデザインも意識しております。

●ウェブ上に詳細な内容のレポートを公開、その他に特徴的なCSR活動をまとめた小冊子をご用意

「CSR Report 2015」はオカムラグループのホームページ上にPDFで掲載しており、専門家を含むあらゆるステークホルダーの皆様に向けて、オカムラグループのCSR活動を幅広く開示しています。また、その他に、オカムラグループの最近のCSRに関連する取り組みや製品・サービスをご紹介する小冊子「Communication Report 2015」をご用意しています。

3.信頼性を高め、社会の期待に応えるために

●第三者意見・審査を参考に

信頼性を高めるとともに、社会の期待に応える「CSR Report 2015」とするため、駿河台大学教授 水尾順一氏、東京大学大学院教授 平尾雅彦氏から第三者意見をいただきました。

また環境パフォーマンスの信頼性を高めるために、ビューローベリタスジャパン株式会社に第三者審査をいただきました。

●ガイドラインを参考

作成にあたり、GRI(Global Reporting Initiative)の「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第3.1版(G3.1)」※1、「社会的責任に関する国際規格(ISO26000)」※2に定められた「7つの中核主題」(対照表を添付)の考え方を参考にし、「ISO26000対照表」も巻末に掲載しました。

※1. GRIはオランダに本部を置く、UNEP(国連環境計画)の公認団体であり、国際的なサステナビリティ・リポーティングのガイドライン作りを使命とする非営利団体です。「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第3.1版(G3.1)」は、持続可能な社会の実現ために組織が発行する報告書の世界的な作成基準として作成されたガイドラインであり、経済、社会、経済の3側面のパフォーマンスを報告することを提唱しています。

※2. ISO2600は、国際標準化機構が2010年11月に制定した組織の社会的責任に関するガイドライン規格です。先進国から発展途上国まで含めた国際的な場で複数のステークホルダー(消費者、政府、産業界、NGO、学術研究機関他)によって、議論され、開発されました。認証を目的としたマネジメントシステム規格ではなく、ステークホルダーを重視し、組織が効果的に社会的責任を組織全体に統合するための手引(ガイダンス)であり、第1章から第7章及び附属書によって構成され、7つの原則と7つの中核主題を掲げています。

4.「CSR Report 2015」「Communication Report 2015」について

●「CSR Report 2015」

A4判 78頁 カラー

こちらからご覧いただけます。

http://www.okamura.co.jp/company/csr/report/

●小冊子「Communication Report 2015」

A4判 12 頁 カラー

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

岡村製作所「CSR Report 2015」

岡村製作所「Communication Report 2015」

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