300kWクラスのバイオガス発電装置の発売について

ヤンマー

2015年9月30日

ヤンマーエネルギーシステム株式会社

 

300kWクラスのバイオガス発電装置の発売について

 

ヤンマーエネルギーシステム株式会社は300kWクラスのバイオガス※発電装置「BP275G、BP325G」を開発し、10月1日より販売を開始します。

BP275G、BP325Gには、ヤンマー株式会社が開発した低カロリー燃料仕様の6気筒ガスエンジンを搭載しています。開発にあたっては、ヤンマーグループで設計・製作を行い、山形県の最上川流域下水道(山形処理区)山形浄化センターで実証試験を実施して各種性能を確認し、開発を完了しました。

2012年7月から始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)と、2014年4月に資源エネルギー庁から2030年の電源構成比率における再生可能エネルギーの割合22~24%の目標値が示されたことにより、ますますバイオガス発電市場の拡大が期待されています。

ヤンマーエネルギーシステムは、今後も納入実績が500台を超えた25kW機とともにバイオガス発電システムの技術開発と製品ラインアップの充実に取り組み、下水処理場、食品残渣等におけるさまざまなお客様に最適なご提案していくことで社会インフラの安定と資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

【BP275G、BP325Gの特徴】

1)発電容量50Hz:275kW、60Hz:325kWで発電効率37%、総合効率76%(温水仕様、メタンCH4濃度55%)という高効率化を実現。

2)ヤンマーエネルギーシステム本社にあるリモートサポートセンターで24時間遠隔監視し、メーカーメンテナンスならではの安心をご提供。

3)開発、販売、生産、メンテナンスまで全てヤンマーグループが実施することで、FIT期間20年の安心をお届けします。

※バイオガスとは下水汚泥や食品残渣のどの有機性廃棄物が嫌気性微生物の働きによってメタン発酵することで発生するガス。

<注記>

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プレスリリース添付画像

ヤンマー バイオガス発電装置「BP-G」型

ヤンマーリモートサポートセンター(大阪市北区)モニタールーム

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