早大、筋肉の活動を計測する電子ナノ絆創膏を開発
2015-11-19
早稲田大学広報室広報課
早大、筋肉の活動を計測する電子ナノ絆創膏を開発
「着る」から「貼る」へ 次世代型ウェアラブルデバイスの可能性を切り開く
11月16日、高分子学会広報委員会主催の記者発表会にて、先進理工学研究科の武岡真司教授、藤枝俊宣助教、先進理工学研究科一貫制博士課程3年山岸健人氏らのグループは、Italian Institute of Technology のAlessandra Zucca 研究員、Francesco Greco研究員、Virgilio Mattoli主任研究員らの研究グループと共同で、皮膚に貼り付けて生体電気信号を計測可能な極薄電極(電子ナノ絆創膏)を開発したことを発表しました。本研究内容の詳細は11月26日(木)~27日(金)にタワーホール船堀で行われる第24回ポリマー材料フォーラムにて発表されます。
電気を通すプラスチック(導電性高分子)からなる電子ナノ絆創膏は、厚さ240 ナノメートル(1 ナノメートルは100 万分の1 ミリメートル)と非常に薄く柔らかいため、接着剤を用いずに皮膚に貼ることが可能です。この電子ナノ絆創膏を腕に貼り付ければ、屈伸運動に応じて筋肉の活動電位(表面筋電位)を瞬時に計測できます。電子ナノ絆創膏は、ロールto ロールのような印刷技術によって大量製造も可能1)なため、次世代型ウェアラブルデバイス開発の進展に大きく貢献すると考えられます。
発表の詳細はニュースリリースをご参照ください。 http://www.waseda.jp/top/news/34735
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