Vidyo社との販売代理店契約を締結

丸紅情報システムズ株式会社は、ビデオ会議システムを開発・販売する米ヴィディオ社と国内販売代理店契約を締結しました。ビデオ会議システム「Vidyo」の取り扱いを開始するとともに、独自サービスの「Vidyoクラウド」を提供開始します。

2015年11月25日

丸紅情報システムズ株式会社

Vidyo社との販売代理店契約を締結

~ビデオ会議システムのソリューション販売ならびにクラウドサービスを開始~

丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS 本社:東京都渋谷区 社長:伊吹 洋二)は、ビデオ会議システムを開発・販売する米ヴィディオ社(Vidyo, Inc. President and CEO:エラン・ウェストマン/Eran Westman 本社:ニュージャージー州ハッケンサック)と国内販売代理店契約を締結しました。ビデオ会議システム「Vidyo(ヴィディオ)」の取り扱いを開始するとともに、独自サービスの「Vidyoクラウド」を提供開始します。

Vidyoは世界3千社以上の企業に導入実績のあるビデオ会議システムです。中でも米国統合医療ネットワークの36%で遠隔医療に採用されるなど、医療業界において高い評価を受けています。パソコン・スマートフォン・タブレット・専用端末のマルチデバイスを繋げることが可能で、既存のネットワークインフラ上で4Kの高精細解像度に対応、さらに特許取得済みの独自技術「Adaptive Video Layering」により利用端末・ネットワーク環境に合わせ動的に品質を最適化し、端末ごとに遅延なく最適な映像を配信することが可能です。

旧来のビデオ会議システムではMCU(Multipoint Control Unit)と呼ばれる中継装置が全ての映像を集約・再合成した後に端末へ映像を配信することから、MCU上での処理遅延や品質劣化が避けられず、また専用ネットワークの必要性やMCU自体が高価であることによるコスト面の課題も抱えていました。一方、Vidyoはトランスコーディングを行なわない分散型のアーキテクチャ「VidyoRouter」を使用し、それぞれの端末が繋がるネットワーク環境を常に把握して映像品質を動的に最適化することで、遅延・品質劣化のない高品質なビデオ会議を実現します。専用ネットワークや高性能なハードウェアを用意する必要がないことから、従来のビデオ会議システムと比べて導入コストを抑えることが可能です。Vidyo Routerはアプイライアンスで提供するほか、仮想サーバ上での構築にもソフトウェア提供により対応しています。

Vidyoはウェブサイトやモバイルアプリ・業務システムと連携するためのAPIを公開しており、ウェブサイトやモバイルアプリ・業務システムなどアプリケーションへの組み込み・連携が可能です。企業内にある業務アプリケーションとテレビ会議との連携だけでなく、Vidyoの技術を用いた動画によるリアルタイムな情報提供機能を企業WEBサイトやスマートフォンアプリ上に組み込むなど、さまざまなシステムに応用することができます。MSYSはソリューションプロバイダとしての強みを生かし、プロダクト販売にとどまらずソリューションとしてVidyoを提供していきます。

丸紅グループのデータセンターに収容したVidyoをマルチテナント型で提供するクラウドサービスも開始します。サービス利用者は、インターネットに接続したパソコン・スマートフォン・タブレットにVidyoアプリケーションをインストールするだけで、いつでもどこでも高品質なビデオ会議に参加できます。最大同時アクセスユーザ数に応じた月額利用料金制で、1同時接続ユーザあたりの月額利用料で提供します。オンプレスで構築する場合と同様に、アプリケーションへの組み込み・連携に対応することが可能です。

MSYSは一般企業のほか、遠隔医療に取り組む医療機関・大学病院などへ向けてVidyoを販売していくことで、今後3年間に15億円の売り上げを目指します。

■Vidyo紹介WEBサイト: http://www.marubeni-sys.com/cc/vidyo/

【Vidyoについて】

ヴィディオは、コストの高いレガシーハードウェアや専用ネットワークに縛られないビデオ会議へとビジネスモデルの方向を変え、パワフルで柔軟かつスケーラブルでありながら、手頃な価格のソフトウェアベースのビデオ会議ソリューションを提供しています。操作も管理も簡単な革新的なVidyoテクノロジーにより、どんなデバイスを使っていてもどこでも誰でもHD画質のマルチポイント・ビデオコミュニケーションが可能になりました。インターネット、LTEまたは4Gネットワークに接続するだけで、リアルな対面コミュニケーションを体験することができます。現在ヴィディオが提供する製品は、政府公共機関、医療、金融および教育など様々な分野で活用されており、情報のギャップを埋め、生産性を高める新しいワークフローアプリケーションを駆動しています。

Vidyoホームページ: http://japan.vidyo.com/

【丸紅情報システムズについて】

丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力と、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術やそれを活用した新しいソリューションの開発力が当社の強みです。ソリューションや製品、サービスを通じて、お客様の期待を超える新しい「価値」の創出でお客様のビジネスを支援します。

<製品に関するお問い合わせ>

丸紅情報システムズ株式会社

金融・情報サービスソリューション事業本部

電話:03-6658-1301

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