金沢工業大学と総合油圧機器メーカーのKYBが高齢者の着座立ち上がりを支援する電動式の支援装置を共同開発
金沢工業大学と総合油圧機器メーカーのKYBが高齢者の着座・立ち上がりを支援する電動式の支援装置を共同開発しました。 家庭や施設のトイレ等において、大掛かりな改装を加えることなく簡単に設置することができるため、今後の製品化が期待されています。また、在宅や公共施設の椅子などへ拡張することもできます。
2016年5月9日
金沢工業大学
金沢工業大学と総合油圧機器メーカーのKYB
高齢者の着座・立ち上がりを支援する
電動式の支援装置を共同開発
金沢工業大学(学長:大澤 敏、石川県野々市市)ロボティクス学科鈴木亮一教授の研究室と総合油圧機器メーカーのKYB株式会社(代表取締役社長:中島康輔、東京都港区)は狭所空間に簡単に設置できる電動式の起立着座支援装置を開発しました。
家庭や施設のトイレ等において、大掛かりな改装を加えることなく簡単に設置することができるため、今後の製品化が期待されています。また、在宅や公共施設の椅子などへ拡張することもできます。
当装置は今年5月19日(木)から5月21日(土)まで石川県産業展示館(石川県金沢市袋畠町南193)で開催されるMEX金沢2016(第54回機械工業見本市 金沢)で展示されます。
【今回発明された装置の社会的意義】
高齢者は立ち上がり動作が困難な方が多く、特に介護が難しいのはトイレだと言われています。
一般的にトイレは狭小空間であるため、多くの立ち上がり支援装置は大きさの制約から搬入が難しく、また大掛かりな改装が必要であることが問題となっています。
今回発明された電動式の起立着座支援装置はさまざまな施設や在宅などの狭い空間に設置することを目的に開発されたもので、既存の設備に手を加えること無く簡単に設置が可能です。使用者や介護者が手元のスイッチを操作することで、座面と手すりが昇降し、足や膝に負担なく着座と起立の双方ができます。
金沢工業大学とKYB株式会社では今後、広くメーカーに呼びかけ、製品化を進めていく考えです。
【デモ映像】
起立着座支援装置のデモ映像をご覧ください。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
プレスリリース添付動画
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 学校法人金沢工業大学
- 所在地 石川県
- 業種 大学
- URL https://www.kanazawa-it.ac.jp/
過去に配信したプレスリリース
【金沢工業大学が未来のコンビニをロボット技術で実現する競技会で断トツ優勝】
11/19 13:30
しゃべる点字ブロック『コード化点字ブロック』を錦糸町の楽天地ビル1階に11月から約3ヶ月間、敷設
10/31 10:00
小学校1~4年生を対象に「未来の高峰譲吉博士は君だ!親子で実験教室!!」を開催
10/28 14:00
【AR(拡張現実)を使い訓練用マネキン上に心臓や血管、傷病者外観を再現】
10/21 13:30
第57回 工大祭 開催のご案内(10月18日~10月20日)
10/7 14:30
経営情報学科松林研究室が「ゼロカーボンシティののいち推進パートナー」に登録されました
10/3 13:30