（本プレスリリースはグローバル電子株式会社、SCHURTER AG との共同発表となります。）

SCHURTER AG（シュルター: 本社 スイス ルツェルン SCHURTER Group CEO Ralph Mueller | www.schurter.com ）は、この度、フィルタ付き CEE コネクタ FMAB（単相用）/ FMAD（三相用）をリリースしました。SCHURTERの正規代理店であるグローバル電子株式会社（東京都新宿区 代表取締役 松田 樹一 | www.gec-tokyo.co.jp ）は、同製品の国内販売を開始いたします。

コネクタと EMC 領域で絶えず革新し続けている SCHURTER は、CEE コネクタ FMAB/FMAD を発表することで、電源入力モジュールのシリーズを更に拡充させました。同コネクタは単相/三相アプリケーションに適用する産業用/配電用のラインフィルタであり、コネクタとラインフィルタを統合することによってケーブル－フィルタ間の配線が不要になり、伝導性電磁波の干渉を抑制することができます。

現在、CEE コネクタは、IEC60309 規格の要求に従い、全世界で産業用/配電用の領域で幅広く応用され、単相と三相のコネクタは任意の脱着可能な電源コードに使用されています。装置駆動に用いられる電気製品からは、ノイズが発生しており、国際 EMC 規格に則った EMI 除去フィルタが必要とされています。通常、フィルタは最適な性能を実現するため、金属筐体に取り付けられ、これらの筐体に取り付けられたEMIフィルタとインレット間はワイヤーによって接続されます。しかし、これらのケーブルの長さが異なるため、フィルタをバイパスしたノイズによって発生した電磁波が、EMC の問題を引き起こす可能性があります。

ラインフィルタ付の新型 CEE コネクタ FMAB/FMAD はケーブルが不要になり、金属筐体と直接接続されることにより、金属筐体はパネルカットアウト部分で接地されるため、この EMC の問題は解決されます。また、電源入力部のパネルに直接取り付けることが可能です。

FMAB は単相、FMAD は三相の交流電源に適合します。IEC60320 に記載された電源入力モジュールの定義から拡大され、電力入力が 16A から最大 32A になりました。更に、この2種類のコネクタは IEC60309、UL1283 と CSA22.2 第8条の規定に適合するよう設計、承認されています。

定格電圧は 250VAC（IEC、UL、CSA）と 110/125VAC（UL、CSA）です。これらの新型フィルタシリーズは動作温度が -40℃～+85℃ の産業用製品に適用します。取り付けの利便性を向上させるため、同シリーズ製品はネジ端子となっています。

■国内お問い合わせ先

　グローバル電子株式会社

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■グローバル電子株式会社について | www.gec-tokyo.co.jp

設立 1978年7月、本社所在地 東京都新宿区。グローバル電子は、多岐に亘る最先端の電子部品を世界から調達し、かつ、自社でも、中国を含む工場で電子部品を製造し、顧客企業様に高い付加価値でのソリューションを提案・提供できる電子機器総合企業です。特にアナログ技術においては他社の追随を許さないレベルを目指します。

■SCHURTER（シュルター）について | www.schurter.com

1933年設立。本社はスイス ルツェルン。SCHURTER はコネクタ電源入力モジュール、フィルタ、ヒューズ、EMC、回路保護部品などのリーディングカンパニーです。SCHURTER には、部品部門、入力システム部門、電子製造サービス部門という三つの部門が設置され、クライアント専用の製品とサービスをもって安心と清潔な電力供給、より使いやすい設備に取り組んでいます。これらの特長をもってメインマーケット（IT／通信、医療、航空、再生可能エネルギー）に高度な製品をご提供し続けています。品質、環境、安全管理システムにおいて数多くの認証（ISO9001、ISO 14001、OHSAS 18001 を含む）を取得しております。また、先進的なプロセス（シックス・シグマ）をもっており、クライアントのあらゆるニーズを満たすことができます。SCHURTER は一本化した品質管理システムで優れたサービスを提供しています。