エースホーム株式会社（代表取締役社長：押谷 敏樹、本社：東京都新宿区）は、省エネと優れた耐震性を兼ね備えた新商品「MOA（モア）」を、11月1日(火)に新発売いたします。

　エコ住宅は急速に進化しており、政府は2020年までに標準的な新築住宅のゼロ・エネルギー化を推進しています。住まいの年間の基本的なエネルギー使用量が正味でゼロになる（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）がこれからの住宅のスタンダードとなるなか、当社では2020年度までにZEH普及を50％以上とする目標を掲げ、環境に配慮した商品開発を続けています。

　新発売の「MOA」は、単に消費エネルギーを太陽光発電でまかなうだけではなく、家の性能を高め、消費エネルギー自体を減らすアプローチでZEH基準を満たしています。また、自然災害が多い現代、2015年の調査*では「家づくりの重要条件」として「耐震性に優れていること」が最も多く挙げられていますが、「MOA」は最高等級の「耐震等級3」を実現。「躯体の耐震性・耐久性・維持管理の長期優良住宅」と「省エネのZEH」の両方を満たした、一歩先をいく「長期優良ZEH住宅」が誕生しました。

　*参考： 株式会社リクルート 住まいカンパニー「2015年 注文住宅動向・トレンド調査」

　当社は『ワクワク家づくりブランド』であることを目指し、初めて家を建てる子育て世代をターゲットに、企画提案型住宅を開発しています。「MOA」は、「高性能ですてきな住宅に、いまの家賃並みの費用で家が持てる」というサプライズ価格を実現。縁側デッキや１階の多収納など、当社ならではのワクワクする工夫と、高いデザイン性も叶えた豊かな住まいです。

　当社の住宅は、木材自給率および省エネ技術向上を目指す国土交通省の施策「地域住宅グリーン化事業」の平成27年度の実績（木造住宅8,680戸）において1%以上にあたる95棟が採択されました。当社は今後も高性能住宅の普及に努め、低炭素社会の実現に寄与する考えです。

― 地球に優しい暮らし。地震に強い家。そして、ワクワクする住まい。―

全部叶える「長期優良ZEH住宅」＝「MOA（モア）」！

◆ 手の届く「ZEH住宅」が完成！

「MOA」は、断熱強化費用や太陽光発電にかかるコストを工夫し、基本本体価格は1,574万円(税別)と、子育て世代も手が届く価格をZEH住宅で実現しました。

◆ コンパクトだけどおおらか設計！「ZEH」だけどデザインに妥協無し！

　ZEHがスタンダードとなっていく中、太陽光パネルを多く設置するために片流れの大屋根デザインが主流ですが、2階の天井の高さが取りにくい、建物北面のデザイン性が失われる、2階の南面に窓やバルコニーが設置できないなど、一般的には使い勝手やデザイン性の面ではまだ課題があります。「MOA」は、大屋根設計でありながら間取り・デザインに妥協せず、人気の間取りの「3LDK、2Fトイレ、バルコニー」を、コンパクトに実現しました。

◆ 「MOA」の特徴

１． 庇を有効活用！：遮熱効果が期待できる庇の下には、縁側デッキスペースを設置。夏は熱を遮り、冬は日差しを取り込む工夫で、季節を問わず快適な環境を実現します。

２． 人気の必須３大収納： 玄関を入ってすぐの「土間収納」、みんなで使う「リビング収納」、水廻りのウォークスルー型「パントリー」が揃い、家族みんなの使いやすさを考えました。

３． 勾配天井・縁側デッキ： ZEHにもワクワクするエースホームらしさを。人気のリビング勾配天井、戸外の生活をうまく取り込み生活を豊かにする「縁側デッキ」が住まいの楽しさを演出。

◆ 「耐震等級3」+「制振システム」で安心・安全のニーズに応えます

　「MOA」は、「長期優良ZEH住宅」。メンテナンスがしやすく、ZEH基準を満たすのはもちろん、耐震性に加えて高性能制振装置を標準搭載していることが大きな特徴です。

　熊本地震のように連続して震度7の地震が起こった場合、建物が耐えるためには現行の耐震基準より5割強の強度が必要となります。耐震等級3は品確法の住宅性能表示における耐震性能の最高ランクで、災害時の支援拠点となる建物の耐震性能に匹敵し、数百年に一度の確率で発生する大地震の1.5倍の地震でも倒壊しない耐震性能を示します。

　「MOA」は、壁の面材に加え床も28㎜厚の合板で構成するモノコック構造で、地震や台風などの外力を吸収し激しい揺れに抵抗する耐震等級3を実現。加えて地震の揺れを最大70％近く低減するスリーエム ジャパン株式会社の「3Ｍ FRダンパー」による、優れた制振システムを標準搭載。

　ZEHの省エネ・創エネという特徴に加えて、耐震・制振の性能など、優れた構造もあわせ持つ長期優良住宅です。