家族のお花見で少し豪華なお酒を【酒飲みのミカタ】

酒文化研究所

今年のお花見の実施予定、飲みたいお酒を調べました。一緒に花見をするのは家族親族とがトップで、飲みたいお酒は飲みなれたもので、少しだけ豪華なものをという堅実志向の様相でした。

2018.2.28

株式会社酒文化研究所

家族とのお花見で少し豪華なお酒を【酒飲みのミカタ】

 日本勢が大活躍した平昌オリンピックもパラリンピックを残すだけとなり春も間近です。今回は一足早く今年の花見で飲みたいお酒について伺いました。ちなみに「お花見」はお酒を飲む言い訳調査(2015年)では忘年会・新年会に次ぐ年間第3位でした。(回答者は酒文化研究所のモニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が7割です)

  花見の宴も家族で行うのが主流か

 2月の時点で今年も花見の宴をすると考えている人は回答者の61%でした。メンバーは、最も多いのが家族・親族で48%、友人・知人が28%、仕事関係者が17%となりました。(図①)ちなみに花見の場所までの所要時間は、「20分以内」が35%と最多でした。最も遠い「1時間以上」かかる場所へ行くという方は20%でした。

  花見の弁当はやはり「鶏の唐揚」「焼鳥」「幕の内」

 花見のお弁当で思い浮かぶものをいくつでも選んでもらいました。多い順に「鶏の唐揚」47%「焼鳥」46%「幕の内弁当」37%でした。おかず的なものとしての「唐揚げ」、つまみとしての「焼鳥」、主食としての「幕の内」ということでしょうか。「サンドイッチ」などのパン類をあげた方も20%ほどいました(図②)。最近増えてきた花見会場へのピザなどのデリバリーを思い浮かべた方はまだほとんどいませんでした。

 一緒に行くのが家族・親類という回答が多かったこともあり、平日夜の宴会というより休日昼間のイメージで回答されている方が多いのでしょう。

  選ばれるのは少しだけ豪華なお酒

 用意するお酒の選び方の第一位は「飲みなれたお酒」44%でした。以下、「自分が大好きなお酒」35%「ふだんより少しだけ豪華なお酒」30%。ここまでは30%を超えました。今年の花見で飲みたいお酒は少しだけ豪華で自分の好きな酒をというのが酒飲みの共通心理でしょうか(図③)。ちなみに種類別には「日本酒」45%、「ふだんのビール」38%、「プレミアムビール」35%、「カップ酒」29%、「ワイン」20%が上位になりました。(図④)カップ酒が上位に入るのはアウトドアならではでしょう。

  花見デビューの方へのアドバイス

 最後に今年はじめて花見に出かける方への一言アドバイスをご紹介します。

「寒いので何より防寒。(昨年の備忘録より)」(女性30代)

「風が冷たいので、温かいお酒の用意がとてもうれしい。」(女性40代)

「既製品のオードブルも百均の重箱に移すと盛り上がること確実。但し手作りと言わないこと。」(男性50代)

「使い捨て食器類も、プラ製を避けて紙・木だけにすると分別が簡単」(男性60代)

■調査概要

調査時期:2018年2月22日~2月26日

調査対象:弊社の酒好きモニター(N=1682)

有効回答:116(回答率7%)

調査方法:インターネット自記入式アンケート調査

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