都民講座 「iPS細胞を用いた疾患研究・治療法開発の最前線」

都医学研

2018年5月10日

公益財団法人 東京都医学総合研究所

平成30年度 都医学研都民講座(第3回)

iPS細胞を用いた疾患研究・治療法開発の最前線

7月4日(水)開催

 東京都医学総合研究所では、平成30年度は8回にわたり都民講座を開催します。

当研究所は、神経及びその疾患、精神障害の本態、成因及びがん、感染症等の研究をすすめ、未解明の重要疾患の原因究明、予防法や治療法の開発などに総合的に取り組んでおります。

 平成30年度の都民講座は、多岐にわたる当研究所の研究内容の一端や関連する最新情報を、都民の皆様に分かりやすくお伝えすることを目指しています。

 第3回は国立研究開発法人理化学研究所 バイオリソース研究センター iPS細胞高次特性解析開発チーム チームリーダー 林 洋平 先生をお迎えし、当研究所の宮岡 佑一郎副参事研究員とともに、「iPS細胞を用いた疾患研究・治療法開発の最前線」と題しまして、お話をさせていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

1 日 時 

  平成30年7月4日(水曜日)午後2時30分~午後4時(開場は午後1時30分)

2 場 所 

  一橋講堂(神保町駅 徒歩4分、竹橋駅 徒歩4分)

3 演 題 

「希少疾患患者由来iPS細胞の活用」

国立研究開発法人理化学研究所 バイオリソース研究センター iPS細胞高次特性解析開発チーム チームリーダー 林洋平

 iPS細胞が発明され、基礎研究はもちろん、再生医療や薬などの治療法の開発に幅広く貢献しています。

 今回は、私が山中伸弥先生の研究室在籍時代から携わってきた、難病患者さんから作られたiPS細胞を使った研究についてお話しします。さらに現在の所属である理化学研究所に寄託されている様々な疾患の患者さんの細胞由来の「疾患特異的iPS細胞バンク」についてもご紹介します。

「iPS細胞のゲノム編集による遺伝情報の改変」

東京都医学総合研究所  再生医療プロジェクト プロジェクトリーダー 宮岡佑一郎

 iPS細胞技術は、多くの新たな治療戦略を切り拓きました。さらに近年、ゲノム編集と呼ばれる技術の発展により、iPS細胞の遺伝情報を研究や治療のために自在に書き変えることが可能になりつつあります。新たな時代に突入したiPS細胞研究について、当プロジェクトの研究を交えつつご紹介します。

4 参 加 

  定員500名(事前申込後抽選)  入場無料

5 申 込 

 往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。

 往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第3回都民講座(7月4日)」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。

 【申込先】 〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6(公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛

 メールは、件名を「第3回都民講座申込」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。

 締切は6月18日(月曜日)(往復はがき:消印有効、メール:必着)

【申込先】 〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6

               (公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛

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