全国の高校生と地域をつなぎ、関係人口の創出へ―「聞き書き甲子園」が協力市町村を公募 ―

聞き書き甲子園実行委員会(農林水産省等で構成)は、本年6月28日より、同甲子園(2019年度)の開催に協力する市町村公募を始めました。全国の高校生と農山漁村地域をつなぐ活動へ展開していきます。

2018年6月28日

聞き書き甲子園実行委員会(事務局:NPO法人共存の森ネットワーク)

「聞き書き甲子園」は、

高校生の聞き書きと名人の推薦に協力する市町村の公募を開始しました。

~「地域文化の継承」「次世代育成」「関係人口の創出」に寄与~

聞き書き甲子園実行委員会(農林水産省等で構成)は、本年6月28日より、同甲子園(2019年度)の開催に協力する市町村公募を始めました。全国の高校生と農山漁村地域をつなぐ活動へ展開していきます。

 「聞き書き」とは、話し手の言葉を一字一句全て書き起こしたのち、一つの文章にまとめる手法です。農山漁村の過疎化が進み、暮らしに必要なものを森や川、海から得て暮らすた めの知恵や技(わざ)が失われつつあります。こうした中、全国から選ばれた高校生たちが、 森や川、海とともに生きる知恵や技を持つ「名人」を訪ね、「聞き書き」し、その成果を発信する活動を「聞き書き甲子園」として 2002 年度より実施してきました。

 高校生たちは、「聞き書き」を通して「名人」の知恵や技のみならず、人生そのものを受け止めます。「森が泣いている」「村が寂しくなった」と語る「名人」への思いに少しでも応えたいと、里山里海の保全や地域活性化などに取り組む、卒業生の活動も生まれました。

 来年度(2019 年度)より、「名人」の技や伝統・文化の基盤である「地域」にスポットを 当てる観点から、本取組に御協力いただく市町村(地域)を公募し、地域単位で推薦いただく複数の「名人」の方々を高校生が一対一で訪問し、「聞き書き」する方法により実施します。

 これにより、「自然と向き合う仕事の大切さ」や「地域ごとに特色ある生活文化の豊かさ」を広め、あわせて未来を担う次世代の育成につなげるとともに、御協力いただいた市町村に 対しては、地域で長年にわたり育まれてきた「なりわい」や「生活文化」について幅広い世代が再認識し、地域の未来のあり方を皆で考える「場」を提供できればと考えています。

 「地域文化の継承」「次世代育成」「関係人口の創出」に寄与する本取組に賛同し、御協力いただける市町村(あるいは地域団体)の皆様の御応募をお待ちしています。 

公募期間:2018年6月28日(木)~9月28日(金)

※本公募では、10~12の協力市町村を公募します。「地域団体」(地域自治組織や市民活動団体、事業協同組合等)が市町村を窓口として応募することや、複数の市町村が連盟で応募することも可能です。

※選定された市町村には、2018 年度2月末までに、5~8名の地域の「名人」を推薦いただきます。

「名人」には、次年度(2019 年度)、高校生の「聞き書き」取材にご協力いただきます。

※詳細は公募開始日から「聞き書き甲子園」や農林水産省等のwebサイトで公表します。

※「聞き書き甲子園」http://www.foxfire-japan.com

主催:聞き書き甲子園実行委員会

(農林水産省/文部科学省/環境省/国土緑化推進機構/NPO法人共存の森ネットワーク)

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プレスリリース添付画像

聞き書き取材1

聞き書き取材2

聞き書き取材の研修会

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