ベルメゾン生活スタイル研究所「女性の生活意識アンケート調査(第13回)」結果を発表

千趣会

株式会社千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、2012年6月から半年に1回、女性を対象にした生活意識アンケート調査を実施しています。この調査は、女性の幸せ感や、消費、節約意識について聞いた結果を時系列データとしてまとめたもので、今回は全7回に分けてレポートいたします。

2018年8月6日

株式会社 千趣会

ベルメゾン生活スタイル研究所

「女性の生活意識アンケート調査(第13回)」結果を発表

ワークライフバランスがとれている女性は、前年より1.8ポイント減少。

(29.7%)

将来の資産や貯蓄に不安を持つ女性は、前年より1.6ポイント減少。

(75.4%)

 株式会社千趣会(本社:大阪市 代表取締役社長:星野裕幸 以下千趣会)が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、2012年6月から半年に1回、女性を対象にした生活意識アンケート調査を実施しています。この調査は、女性の幸せ感や、消費、節約意識について聞いた結果を時系列データとしてまとめたもので、今回は全7回に分けてレポートいたします。

●調査は2018年6月8日~6月24日にインターネットで実施。30~50代女性1,227名の回答結果を集計しました。

【調査結果サマリー】 

(1)生活全般について 

http://www.b-desse.jp/report/3196/?DM2_KBN=des_press_180806_01 

【1】自分は幸せ…67.0%(前回比+0.8ポイント)

【2】家庭や仕事、趣味などバランスのとれた生活ができている…29.7%(前年比-1.8ポイント)

現状の自分が幸せだと思っている女性は、「とてもそう思う」13.8%、「わりとそう思う」53.2%を合わせた67.0%。前回調査から0.8ポイント増加しました。調査開始以来、最も低い結果となった前回からわずかに盛り返すものの、過去2番目に低い結果でした。

今、自分は家庭や仕事、趣味などバランスのとれた生活ができていると思っている女性は、「とてもそう思う」4.2%、「わりとそう思う」25.5%を合わせた29.7%。前回調査から下がる結果となりました。2015年10月以降「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計は減少傾向が続き、今回3割台を下回る結果となりました。家事や育児と仕事とのバランスがとりにくい実態がわかります。

(2)収入・お金について

http://www.b-desse.jp/report/3212/?DM2_KBN=des_press_180806_02 

【1】世帯収入「増えた」…24.2%(前回比-1.8ポイント)、「減った」28.4%(前回比+1.2ポイント)

【2】夫の収入「満足している」…33.0%(前回比+5.8ポイント)、「満足していない」37.2%(前回比-2.1ポイント

【3】自分の収入 「満足している」…17.6%(前回比+0.2ポイント)、「満足していない」52.8%(前回比-2.3ポイント)

世帯収入が増えた女性は、「昨年よりとても増えた」0.7%、「昨年より少し増えた」23.5%を合わせた24.2%で、前回調査より1.8ポイント減少しました。一方、「昨年より少し減った」18.8%、「とても減った」9.6%を合わせた28.4%が減ったと回答。こちらは前回調査より1.1ポイントの微増となりました。世帯年収が「変わらない」が約半数と最も多いですが、2017年6月調査以降「増えた」は減少傾向にあり、「減った」は増加傾向にあります。夫の所得・収入に満足している女性は、「とてもそう思う」5.7%、「わりとそう思う」27.3%を合わせた33.0%で、前回調査より5.8ポイント増加しました。一方で、満足していない女性は、「あまりそう思わない」21.2%、「全くそう思わない」15.9%を合わせた37.1%。前回から減少する結果となりました。2014年10月以降、夫の所得・収入に満足している女性は、前回2017年10月を除き、増加傾向にあります。現在の自分の収入に満足している女性は、「そう思う」1.4%、「わりとそう思う」16.2%を合わせた17.6%で前回調査から0.2ポイント増加しました。一方、満足していない女性は、「あまりそう思わない」26.6%、「全くそう思わない」26.3%を合わせた52.9%で、前回調査より2.3ポイントの減少しました。夫の給料よりも自分の給料に不満を持っている女性が多く、正規雇用の多い男性と契約社員やパートなどの非正規雇用が多い女性の給与水準の格差が現れていると推測されます。

(3)景況感について 

http://www.b-desse.jp/report/3214/?DM2_KBN=des_press_180806_03 

【1】景気の印象は昨年と変わらない、74.9%(前回比+2.9ポイント)

今年の景気の印象について質問しました。「昨年よりとても良くなっていると思う」0.2%、「昨年よりやや良くなっていると思う」6.5%を合わせると6.7%が良くなっていると回答。前回調査より1.4ポイントの微減に留まりました。一方、「昨年よりやや悪くなっていると思う」15.4%、「昨年よりかなり悪くなっていると思う」2.9%を合わせると18.3%が悪くなっていると回答。こちらも前回調査より1.7ポイントの微減という結果となりました。「昨年と変わらないと思う」は前回調査より2.9ポイント増加の74.9%ですが、「良くなっている」割合が2016年6月以降、変化がないのに対し、「悪くなっている」割合は、2015年10月以降減少を続けています。

(4)消費について  

【1】一年前と比べて財布の紐 「緩んだ」23.5%(前回比-0.3ポイント)、「緩んでいない」76.6%(前回比+0.5ポイント)

【2】ちょっと贅沢(プチ贅沢)しちゃったと思うことが「増えた」27.2%(前回比-0.3ポイント)、「減った」19.1%(前回比+0.9ポイント)

一年前と比べて財布の紐が緩んだか尋ねると「とてもそう思う」2.7%、「わりとそう思う」7.2%、「なんとなくそう思う」13.6%を合わせて23.5%が緩んだと回答、前回調査より0.3ポイント微減と、ほぼ変化はありませんでした。一方、「あまりそう思わない」59.6%、「全くそう思わない」17.0%を合わせると76.6%が財布の紐は緩んでいないと回答。前回調査に比べて、財布の紐が緩んだの割合が0.3ポイントの微減ですが、大きな変化はなく、依然として8割近い女性は財布の紐が堅い状態が続いています。ちょっと贅沢(プチ贅沢)しちゃったと思うことが増えたと感じている女性は、「昨年よりもとても増えた」3.4%、「昨年より少し増えた」23.8%を合わせると27.2%で前回調査より0.3ポイント微減しました。調査開始以来、プチ贅沢が「増えた」の割合は3割弱「減った」の割合が2割前後の傾向が続いています。

(5)節約意識について  

http://www.b-desse.jp/report/3216/?DM2_KBN=des_press_180806_04 

【1】一年前と比べて節約をより意識するように「なった」43.1%(前回比+0.7ポイント)、「なっていない」22.0%(前回比+2.2ポイント)

【2】これ以上できないくらいに家計の節約をしていると「思う」16.6%(前回比1.7ポイント減少)、「思わない」54.0%(前回比1.9ポイント増加)

一年前と比べて節約をより意識するようになった女性は、「とてもそう思う」11.4%と「わりとそう思う」31.7%を合わせると43.1%で、前回調査と比べると0.7ポイント微増。反対に「あまりそう思わない」18.7%と「そう思わない」3.3%を合せると22.0%で2.0ポイントの増加となりました。これ以上できないくらいに家計の節約をしていると思う女性は、「とてもそう思う」3.0%、「わりとそう思う」13.6%を合わせた16.6%で、前回調査より1.7ポイント減少。一方、「そう思わない」女性は54.0%(「あまりそう思わない」40.6%、「全くそう思わない」13.4%の合計)で、前回調査より1.9ポイント増加しました。節約意識は、2014年10月以降、「意識しない」「これ以上できないくらいに家計の節約をしない」割合が緩やかな増加傾向にあります。

(6)家計について  

http://www.b-desse.jp/report/3218/?DM2_KBN=des_press_180806_05 

【1】日々の生活で家計が逼迫していると「感じる」37.1%(前回比-0.7ポイント)

【2】一年前に比べて家計に余裕がなくなっていると「感じる」36.4%(前回比0.5ポイント減少)

日々の生活の中で家計が逼迫していると感じている女性は、「とてもそう思う」10.9%、「わりとそう思う」26.2%を合わせた37.1%で、前回調査と比べると0.7ポイント微減。反対に「あまりそう思わない」24.7%と「そう思わない」4.6%を合せると29.3%で1.1%の微増でした。一年前に比べて家計に余裕がなくなっていると感じている女性は、「とてもそう思う」11.8%、「わりとそう思う」24.6%を合わせた36.4%で、前回調査に比べて0.5ポイント減少。一方、「そう思わない」女性は30.5%(「あまりそう思わない」23.4%、「全くそう思わない」7.1%の合計)で、前回調査より1.4ポイント増加しました。日々の生活の中で家計が逼迫していると感じている女性、一年前に比べて家計に余裕がなくなっていると感じている女性、いずれも、2016年6月以降、減少傾向が続いています。

(7)将来観について  

http://www.b-desse.jp/report/3220/?DM2_KBN=des_press_180806_06 

【1】「年金はあてにしてはいけないと思う」…82.6%(前回比+0.1ポイント)

【2】「自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある」…75.4%(前回比-1.6ポイント)

【3】「老後の生活が心配である」…77.3%(前回比-1.6ポイント)

【4】「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい。」…53.5%(前回比-1.9ポイント)

年金をあてにしてはいけないと思う女性は、「とてもそう思う」38.5%、「わりとそう思う」44.1%を合わせた82.6%で、2016年6月の調査以降80%を超え不安感の高い状態が続いています。老後の生活が心配だと思っている女性は、「とてもそう思う」37.7%、「わりとそう思う」39.6%を合わせた77.3%。老後が視野に入り始めるのでしょうか、年代別では、調査開始以来、40代が老後の心配だと思う割合が最も高い状態が続いています。依然として、将来に不安を感じる人が高い状態が続き、二人に一人は「日常生活よりも貯蓄」と考えています。

◆2019年について

http://www.b-desse.jp/report/3222/?DM2_KBN=des_press_180806_07 

【1】来年の経済状況は今よりマシになると思う・・・8.2%(前回比-0.1ポイント)

【2】これから一年後は生活しやすくなっていると思う・・・12.0%(前回比2.3ポイント増加)

来年の経済状況が「今よりマシになると思う」人はわずか8.2%で、半数近い48.7%の人が「マシになると思わない」と回答しています。またこれから一年後には「生活しやすくなっている」と回答した人は前回調査から2.3ポイント増えたとはいえ、12.0%。47.2%が「生活しやすくなっていると思わない」と回答しています。まだまだ、将来に対し、明るい期待ができない状況といえそうです。

なお、今回の調査結果について詳しくは、ベルメゾン生活スタイル研究所のホームページ内【アンケートレポート】内をご覧ください。

http://www.b-desse.jp/report/3186/?DM2_KBN=des_press_180806_08 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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