「ダバンティ社」買収によりニュージーランド、オーストラリアでのコンサルティングサービスを強化

電通

2019年7月4日

株式会社 電 通

電通、「ダバンティ社」買収によりニュージーランド、オーストラリアにおける

デジタルテクノロジー関連のコンサルティングサービスを強化

  株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、ニュージーランドのデジタルテクノロジー関連のコンサルティング会社「Davanti Consulting Limited」(本社:オークランド市、CEO:Justin Hamilton、以下「ダバンティ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

  ダバンティ社は、2007年の設立以来、ニュージーランドにおいて有力なデジタルテクノロジーコンサルティング会社として成長を遂げてきました。現在ではオーストラリアにも拠点を構え、125名の従業員が、セールスフォースクラウドの導入支援から、同クラウドを活用したデジタルトランスフォーメーションにおける戦略策定・実行までのコンサルティングサービス等を提供しています。

  本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、顧客体験を高めるデジタルソリューションに強みを持つ「Isobar」(アイソバー、本拠地:英国ロンドン市)のニュージーランドおよびオーストラリアにおける事業規模の拡大とサービス機能の強化にあります。今後当社は、ダバンティ社のブランド呼称を「Davanti, Linked by Isobar」(ダバンティ・リンクト・バイ・アイソバー)へと改称し、より競争力の高いデジタルマーケティングサービスを提供します。

  なお、本件が当社の2019年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

【ダバンティ社の概要】

正式社名:Davanti Consulting Limited(ダバンティ社)

本社所在地:ニュージーランド・オークランド市(オーストラリアにも拠点を持つ)

設立:2007年7月

株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク100%

収益(Revenue):2,540万ニュージーランドドル(約18.3億円)(2018年12月期)

代表者:Justin Hamilton (CEO)

従業員数:125名

事業内容:セールスフォースの活用・導入支援、デジタルトランスフォーメーションにおける戦略策定・実行のコンサルティングサービス等を提供

以 上

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