「ウィンドチャレンジャー」が硬翼帆式風力推進装置の設計に関する基本承認を取得
2019年10月3日
金沢工業大学
金沢工業大学ICCがプロジェクトメンバーとして参画する
硬翼帆式風力推進大型商船「ウィンドチャレンジャー」が設計基本承認。
「帆」をもつ大型商船実現で温室効果ガス削減を狙う
金沢工業大学ICCがプロジェクトメンバーとして参画する硬翼帆式風力推進大型商船「ウィンドチャレンジャー」が一般財団法人日本海事協会より硬翼帆式風力推進装置の設計に関する基本承認をこのたび取得しました。硬翼帆の構造およびその制御に関する基本設計が終了したことで、引き続き詳細設計を進め、2022年中に硬翼帆を1本実装した新造船の運航開始を目指します。
このたび設計基本承認を取得したウィンドチャレンジャーは風力エネルギーを伸縮可能な硬翼帆によって推進力に変換する大型商船で、硬翼帆の開発には金沢工業大学COIにおける研究が活用されています。
硬翼1本帆による温室効果ガス削減効果は日本-豪州航路で約5%、日本-北米西岸航路で約8%を見込ます。
当取組の詳細については、別紙の株式会社商船三井と株式会社大島造船所によるプレスリリース「ウィンドチャレンジャーが設計基本承認を取得~温室効果ガス削減を狙い『帆』を持つ大型商船実現へ」をご覧ください。
→ https://www.mol.co.jp/pr/2019/19074.html
学校法人金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)を中核拠点とする金沢工業大学COIは、文部科学省が設けた「革新的イノベーション創出プログラム(COI stream)」で採択された全国に18あるCOI(Center of Innovation)拠点のひとつです。COIが目指すビジョンのひとつである「活気ある持続可能な社会の構築」において、炭素繊維を中心とした革新複合材料による次世代インフラシステム実現に向けた研究に取り組んでいます。
【本件に関する問い合わせ先】
学校法人金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター
電話076-276-3100 メール:icc-info@mlist.kanazawa-it.ac.jp
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 学校法人金沢工業大学
- 所在地 石川県
- 業種 大学
- URL https://www.kanazawa-it.ac.jp/
過去に配信したプレスリリース
【金沢工業大学が未来のコンビニをロボット技術で実現する競技会で断トツ優勝】
11/19 13:30
しゃべる点字ブロック『コード化点字ブロック』を錦糸町の楽天地ビル1階に11月から約3ヶ月間、敷設
10/31 10:00
小学校1~4年生を対象に「未来の高峰譲吉博士は君だ!親子で実験教室!!」を開催
10/28 14:00
【AR(拡張現実)を使い訓練用マネキン上に心臓や血管、傷病者外観を再現】
10/21 13:30
第57回 工大祭 開催のご案内(10月18日~10月20日)
10/7 14:30
経営情報学科松林研究室が「ゼロカーボンシティののいち推進パートナー」に登録されました
10/3 13:30