Light Point Securityを買収し、MVISION Unified Cloud Edgeを機能拡張
2020年3月4日
マカフィー株式会社
Light Point Securityを買収し、
MVISION Unified Cloud Edge(UCE)を機能拡張
Secure Access Service Edge (SASE)に対応
リモートブラウザ分離機能をMVISION UCEに統合し、
SASEアーキテクチャを完全実装可能に
デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業である
米国マカフィー(McAfee LLC、本社:米国カリフォルニア州)は、
ブラウザ分離*の分野における先駆者であり、
受賞歴があるLight Point Security, LLCの買収に関して
正式契約を締結したと発表しました。
買収完了に伴い、Light Point Securityチームはマカフィーに合流します。
* https://lightpointsecurity.com/
インターネット利用の増加と、企業のクラウド導入の加速により、
ブラウザは企業に対するサイバー攻撃において、
最も脆弱なポイントの1つになっています。
ブラウザの完全な分離が可能になると、Webコンテンツがユーザーの
コンピューターに影響を与えることはなくなります。
すべてのブラウジングが分離された環境で行われるため、
ブラウザベースのマルウェアがシステムに感染することはありません。
ガートナーは、SASEの推奨機能として、
リモートブラウザ分離を挙げていました1。
ガートナーによると、リモートブラウジングは、エンドポイントから
ブラウジングを分離し、インタラクションにポリシーを
適用するために広く認められた方法になりつつあります。
ガートナーは、企業があらゆるリスクを回避するために、
リモート処理を検討することを推奨しています2。
米国家安全保障局(NSA)の元従業員が設立した
Light Point Securityのソリューションは、企業ネットワーク外の
リモート仮想環境においてブラウザセッションを分離することにより、
ランサムウェアのようなゼロデイなどのマルウェアや
フィッシング攻撃からユーザーを保護することが可能です。
Light Point Securityは独自のテクノロジーを使用して、
パフォーマンスの高い完全な分離を実現し、ページ要素が
クライアントブラウザに到達したり、攻撃したりするのを防ぎます。
マカフィーは、Light Point Securityのブラウザ分離技術を
McAfee Secure Web Gatewayへ統合予定です。
これにより、Webおよびクラウドトラフィックでの
すべてのインバウンドおよびアウトバウンドに対する
既存の包括的な保護を補完します。
また、企業は、正当なWebサイトやクラウドアプリケーションに対して
高い即応性を維持しながら、マルウェアへの感染を防ぐことにより、
セキュリティの有効性とユーザー・エクスペリエンスの
両方を優先することが可能になります。
さらに、マカフィーは、McAfee Secure Web Gateway、
McAfee Data Loss Prevention、MVISION Cloud(CASB)を含む
新ソリューション「MVISION UCE」にも
ブラウザ分離機能を統合予定です。
それにより、SASEアーキテクチャの完全、
且つ簡素化された実装が可能になります。
また、ユーザーは、Office365などの
コラボレーションアプリケーションなどの
ネットワークおよびSaaSアプリケーション全体に、
画一の脅威保護ポリシーを適用できるようになります。
マカフィーのエンタープライズ事業グループ担当
エグゼクティブ バイス プレジデント兼最高製品責任者の
アッシュ・クルカーニ(Ash Kulkarni)は、
次のように述べています。
「Webブラウジングは、エンドポイントが感染する際の
最も一般的な経路の1つです。
Light Point Securityの機能を当社製品に追加することで、
ユーザー・エクスペリエンスに影響することなく、
ユーザーはWebベースの脅威に対応可能なソリューションを
入手可能になります。
私たちは、ユーザーが安心してクラウドを
導入できる方法を提供するべく注力しています。
これにより、ユーザーはサイバー攻撃への懸念を高めることなく、
生産性を向上することが可能になります。
Light Point Securityのブラウザ分離機能を追加し、
機能強化されたMcAfee Unified Cloud Edgeは、
生産性を損なうことなくセキュリティを重視する
ビジネスにとって、最適なソリューションとなります。」
Light Point Securityの共同設立者兼最高経営責任者(CEO)の
ズーリー・ゴンザレス(Zuly Gonzalez)氏は、
次のように述べています。
「Light Point Securityの技術によってユーザーは、
あらゆるWebサイトを、制限なく
安心、安全に閲覧できるようになります。
この技術により、ユーザー・エクスペリエンスを妨げることなく、
Webブラウザへの攻撃をネットワークに侵入以前に阻止します。
私たちは、企業のサイバーセキュリティに対する
考え方に革命をもたらしたと評価されています。
そして、次の革命の一翼を担うため、
大手独立系サイバーセキュリティ企業に合流します。
制限を取り除くことで、ビジネスを加速するユーザーを
サポートし、サイバー脅威から世界を守るという
マカフィーの使命を、力を合わせて推進していきます。」
Light Point Securityの買収は、
パフォーマンスを制限することなく脅威防御および検出の
最先端ソリューションの提供を目的としています。
イノベーションと買収を通じ、
マカフィーはソリューションを強化し続けています。
買収の条件は公表されていません。
クラウドセキュリティの詳細については、以下をご参照ください。
・McAfee Secure Web Gateway
https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/web-gateway.html
・McAfee Unified Cloud Edge
https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/solutions/unified-cloud-edge.html
1 :ガートナー「The Future of Network Security Is in the Cloud」Neil MacDonald, Lawrence Orans, Joe Skorupa著 2019年8月
2 :ガートナー「5 Core Security Patterns to Protect Against Highly Evasive Attacks 」Mario de Boer著 2019年11月
■マカフィーについて
マカフィーはデバイスからクラウドまでを保護する
サイバーセキュリティ企業です。業界、製品、組織、そして個人の
垣根を越えて共に力を合わせることで実現するより安全な世界を目指し、
マカフィーは企業、そして個人向けのセキュリティ ソリューションを提供しています。
詳細は https://www.mcafee.com/ja-jp/ をご覧ください。
* McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、
米国およびその他の国におけるMcAfee, LLCの商標又は登録商標です。
* その他の会社名、製品名やブランドは、該当各社の商標又は登録商標です。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 Musarubra Japan株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 ソフトウエア・SI
- URL https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/assets/fact-sheets/fs-Trellix-Fact-sheet.pdf
過去に配信したプレスリリース
Trellix(トレリックス)、2023年第1四半期 脅威レポートを発表
2023/6/22
Trellix(トレリックス)、脅威インテリジェンスのポートフォリオを拡充
2023/5/16
Trellix(トレリックス)、2023 年の事業戦略を発表
2023/4/13
Trellix(トレリックス)、2022年第4四半期 脅威レポートを発表
2023/3/9