Kemp Technologies 社製「 SPLA 」 ( サービスプロバイダー向けライセンス ) を発売開始
ADC/ ロードバランサーサービスを最小の費用で実現可能にする新世代のサブスクリプション
2020年11月30日
FXC 株式会社 ( 本社:東京都台東区浅草橋3丁目20番15号 代表取締役社長:谷輪 重之) は、 ロードバランサ
(負荷分散装置)の進化系であるADC の世界的ベンダーであるKemp Technologies(本社:米国・ニュー
ヨーク CEO Ray Downes)が提供する、通信帯域ベースのライセンス「SPLA 」 を、2020 年11 月30 日
(月)より販売開始いたします。
(*1) Services Provider License Agreement
<第三者へサービス提供可能なADC ライセンス SPLA の特長>
SPLA(サービス・プロバイダー・ライセンス契約)は、サービスプロバイダー向けに提供するライセン
スモデルです。これにより第三者へのADC/ ロードバランサーサービス提供が可能となります。
インターネットを使ったサービスやテレワークの増加で、サーバとアプリケーションの安定した稼働は
一層重要になり、ADC やロードバランサーの必要性が高まっています。その一方でサービスプロバイダ
ーにとって、ADC / ロードバランサーでのサービス提供には、高価な機器の導入や高額な月次費用が
必要となり、コスト面で大きな障害となっています。
SPLA は仮想ロードバランサー(バーチャルLoadMaster)の1 ユニット単位で料金を設定しており、
月次で使用したユニット数に対して使用料が発生するサブスクリプションモデルです。これにより、
ユーザへのサービス価格とコストは常に正比例しており、余分な設備投資やライセンス購入の必要はあ
りません。サービスプロバイダーにとって、SPLA はサービス提供するために、もっともリスクが少なく
CapEx を必要としない手段といえるでしょう。
SPLA の契約で利用できるADC モデルは、Kemp の主力モデルである仮想版LoadMaster(VLM シリー
ズ)のすべての機能になります。また、LoadMaster シリーズは、サポート サブスクリプションの契約
により、エッジ認証機能(ESP)、GSLB(*1) 機能、WAF(*2) 機能の利用が限定されますが、SPLA の契約ではすべての機能の利用が可能であり、より充実したADC / ロードバランサーのサービスを提供することが
可能になります。
なお、SPLA での利用可能モデルには、サービスプロバイダーのメニューに幅広く対応するために帯域別
に以下の4 種類の帯域モデルとGSLB に特化したモデルを用意しています。
(*1) Global Server Load Balancing (*2) Web Application Firewall
【受注開始日】 2020年12月
【出荷開始日】 2020年12月
<代表のコメント>
本製品の発売開始にあたって、FXC株式会社 代表取締役 谷輪重之は以下のコメントを発表しました。
「今 回 発 売 を 開 始 す る インターネットサ ー ビ ス事 業 者 向 け の サ ブ ス ク リ プ シ ョ ン製品 S P L A( サ ー ビ ス ・ プ ロ バ イ ダー・ライセンス契約)は、安価な提供が難しかった負荷分散やADCサービスをリーズナブルな価格で提供可能にする画期的なライセンスモデルです。サービスプロバイダーは競合の激しいホスティングサービスに対して、可用性の強化や輻輳するトラフィックの軽減などの付加価値サービスを、高額なADCの初期投資をせずに、タイムリーにサービスを開始することができます。
Kemp Technologiesは時代の要請に基づきサブスクリプションによるCAPEXの削減、さらにはKemp 360 という自動化と監視を容易にするツールによりOPEXの低減にも寄与します。コロナ禍によるインターネット利用の増大でサーバ強化や負荷分散の要求が高まっています。このような環境の中、FXCはサービスプロバイダー事業者向けに新世代のサブスクリプション形式によるライセンス製品の提供を決断しました。
FXCはこれまでのビジネスに加えて、新たなサービスモデル提供し、コミュニケーションの多様化・高速化・容易化に貢献していきます。」
<Kemp会社概要>
Kemp Technologies Inc.はロードバランサーソフトウェアを中心に開発するソフトウェアメーカーです。製造と営業の拠点は、ワールドワイド本社がニューヨークに、リムリック(アイルランド)にヨーロッパ本社、シンガポールにアジア本社があり、24時間体制で製造販売、サービスを提供しています。
2004年にLoadMasterTMというブランドでロードバランサーを発売して以来、 一貫してソフトウェア開発にフォーカスした製品開発を行っております。製品はハードウェア アプライアンスの他にソフトウェア アプライアンス、クラウド、ベアメタルを用意しており、 近年、ソフトウェア製品の出荷数量を大きく延ばしています。
<FXC会社概要>
FXC株式会社(本社:東京都台東区)は、総合ネットワーク機器メーカとして、2001年1月に創業。以来、通信ネットワークのインフラストラクチャの整備・普及と、コミュニケーション手段の多様化・高速化・容易化に貢献することを理念とし、光ファイバ通信向けのWDMやメディアコンバータ、管理機能付イーサネットスイッチ、小型無線アクセスポイント等、先端技術を搭載した製品を提供しております。
Kemp社製品の販売は、2013年にKemp Technologiesより、日本国内における独占販売権を取得し販売を開始しました。現在、FXCはKempのロゴや商標を使用する権利を持っており、Kempブランドの日本国内への定着も目指しています。販売はFXC製品と同様の流通チャネルから行います。保守サポートについて、オンサイト保守は24時間のサービスをFXCが用意します。サポートはFXCとKempの窓口を併用してサービスいたします。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 FXC株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 電気機器
- URL https://fxc.jp/
過去に配信したプレスリリース
FXC、ロードバランサのオンラインセミナーを開催
11/13 13:30
超小型100G対応メディアコンバータ 「LEX3891-2QF」をリリース
11/5 13:00
ファイバ余長処理トレイ「OPT-LEX-TR01」を発売
7/19 11:00
FXC、6月3日(月)よりPoEスイッチ試して!使って!キャンペーン開始
6/4 13:00
長崎ケーブルメディア様ご協力により LE400T 長距離伝送試験を実施
3/13 13:17
管理機能付きマルチギガビットL2+ PoEスイッチ「FXCX5512PE」を発売
2023/11/16
FXC 、アンプモジュール、DWDMフィルタモジュールを発売
2023/7/14
FXC株式会社導入事例:宮若市役所
2023/6/1
FXC株式会社導入事例:川越東高等学校
2023/5/29
導入事例:高野山真言宗総本山金剛峯寺
2023/4/11