DUNLOP「エナセーブ NEXTⅢ」が『省エネ大賞』資源エネルギー庁長官賞を受賞

住友ゴム工業

 

No.2021-9

発行:2021年2月5日


DUNLOP「エナセーブ NEXTⅢ」が『省エネ大賞』資源エネルギー庁長官賞を受賞

 

 住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)は、一般財団法人省エネルギーセンター主催の『2020年度省エネ大賞』で、DUNLOP(ダンロップ)のフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTⅢ(ネクストスリー)※1」が製品・ビジネスモデル部門で資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。

 

 今回の受賞は、“①開発プロセス②先進性・独創性③省エネルギー性④省資源性・リサイクル性⑤市場性・経済性⑥環境保全性・安全性”の6つのポイントから評価され、輸送分野での選出となりました。独自技術によって新素材を採用し、軽量化と操縦安定性を同時に実現したことで、今後のさらなる省エネ性能向上の可能性を広げたとして高く評価いただきました。

 受賞トロフィーを受け取った当社常務執行役員の村岡清繁は「材料メーカー様や開発担当者の努力によって、新材料の採用における多くの課題を解決し、商品化することができた。サステナブルな社会の実現に向けてさらなる汎用化を目指していく」と今後の開発に向けての意気込みを語りました。

 

受賞トロフィーを持つ村岡常務執行役員

 

 

 「エナセーブ NEXTⅢ」は、これまでタイヤに用いていたポリマーとは全く異なる“水素添加ポリマー”を採用し、ウエットグリップ性能の低下を大きく抑制することで、新品時の性能が長く持続します。さらに、高機能バイオマス材料であり国が重点産業として推進している素材“セルロースナノファイバー”を世界で初めて※2タイヤ用ゴムに採用しました。これらにより、タイヤラベリング制度において最高グレード「AAA-a」を達成し、ライフサイクルアセスメントの観点からも環境負荷低減に貢献しています。

 当社は今後とも安全・安心なタイヤを通して事故のない未来を実現するべく、タイヤ開発および周辺サービス展開のコンセプトである「SMART TYRE CONCEPT」のもと、お客様のニーズと環境への配慮を両立させた商品開発を推進していきます。

※1 ウエットグリップ性能の低下を半減~DUNLOPのフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブ NEXTⅢ」を新発売~

(2019年10月24日発行リリース):https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sri/2019_091.html

※2 当社調べ

 

■「省エネ大賞」概要

国内の産業・業務・運輸の各部門における優れた省エネへの取り組みや先進的で高効率な省エネ型製品などを表彰し、省エネ意識の拡大や省エネ製品の普及による省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。2020年度は、110件以上の応募があり、学識経験者やエネルギーの専門家などからなる審査委員会の厳正な審査の結果、省エネ事例部門から27 件、製品・ビジネスモデル部門から29 件が選出されました。

▷省エネ大賞:https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html

 

<商品・イベントに関するお問い合わせ先>

 タイヤお客様相談室  TEL:0120-39-2788

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受賞トロフィーを持つ村岡常務執行役員

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