英国王立造幣局が希少なチューダー朝時代の金貨をデジタルオークションで競売へ

英国王立造幣局(The Royal Mint)

AsiaNet 87958 (0283)

 

【ロンドン2021年2月8日PR Newswire=共同通信JBN】英国王立造幣局(The Royal Mint、ロイヤル・ミント)は、500年前の希少なソブリン金貨を入手し、同金貨は来月競売にかけられると発表した。

 

王立造幣局の歴史的コインの専門家は、博物館が所有していない世界的にも数少ない厳選品の1つであるType 2 Henry VII Sovereign(タイプ2ヘンリー7世ソブリン金貨)を調査してきた。このHenry VII Fine Gold Sovereign of Twenty Shillings(20シリングのヘンリー7世純金ソブリン金貨)は、コレクターが所有できる最も初期のソブリン金貨であり、個人所有の例は2つしかないため、コレクションへの希少な歴史的追加となっている。500年以上前に鋳造されたこの希少なコインは、その輝きと印象的な重さおよびサイズによって、英チューダー朝初代国王の権威を確立するためにつくられた。この人気コインの入札は95万ポンドから始まる。

 

貨幣鋳造で有名な王立造幣局は2年前、希少な歴史的コインの販売に成功した。王立造幣局は現在、顧客が希少な貨幣を追い求めて自分のコレクションに加え、英国の貨幣制度における独自の経験を使って流通市場でコインが本物であることを証明することを支援している。

 

コレクターサービスのRebecca Morgan部長は「歴史をチューダー朝初代国王にまでさかのぼるような希少なコインを入手できたことをうれしく思う。われわれは、多くの顧客が将来への投資として、あるいは次世代に引き継ぐための家宝として自分のコレクションの目的を達成するために歴史的なコインを購入するのを見てきた。わがコレクターサービス部は毎年成長しつつあり、1100年にわたる専門知識を備えたチームはあらゆるコインコレクションの充実と強化を支援することができる。われわれは昨年、英国の歴史的コインの販売で100万ポンドの新記録を達成した。もしかすると、今回はこの記録を上回るかもしれない」とコメントした。

 

このコインは、玉座に座り、ローブを着て、オーブとつえを手にしている王冠を頂いたチューダー朝国王を描いている。裏側には、チューダーローズの上にイングランドの4分割盾が示されている。

 

オンラインオークションは2021年3月4日に開催され、入札希望者は2万ポンドのデポジット(注)を支払う必要がある。これは、王立造幣局が開催する一連のオンラインオークションの最初のものであり、バイヤーズプレミアムはない。入札者ないしオブザーバーとしてオークションへの参加を希望する場合は、以下の手順に留意し、2021年3月1日(月曜)午前零時までに登録を。

 

登録はwww.royalmint.com/auction/ を参照。

 

(注)オークションでコインを取得できなかった入札者には2万ポンドのデポジットが全額返金されることにご留意を。

 

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1433393/Royal_Mint_Tudor_coin.jpg

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1358049/The_Royal_Mint_Logo.jpg

 

ソース:The Royal Mint

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