ハルビンの春節「文化観光の饗宴」がオンラインで開幕

Information Office of The Municipal Government of Harbin

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【ハルビン(中国)2021年2月8日PR Newswire=共同通信JBN】中国人にとって、旧正月の春節は家族が再会する時である。どれほど故郷から離れていても、人々は家族や友人と春節を過ごすために帰省する。しかし、2021年の春節はやや異例の様相を呈している―多くの人々は「地元にとどまり」、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大防止のため、働いている場所で春節を過ごすことを選んだ。こうした状況下で、インターネットは人々が新年の挨拶を交わすための選択肢になる。

 

中国北東部黒竜江省の首都ハルビンの人々は、他の場所で春節を過ごすことを選ぶ親族や友人に、地元独自の方法で、オンラインのプラットフォームを通じて挨拶を送り始めた。

 

中国の旧暦で「小年」に当たる2月4日、ハルビンは「Let’s Laugh Together(一緒に笑おう)」を主題とするオンラインイベントを開始した。主催者は「雪と氷の都市」からの心を込めた挨拶と祝福を表現する1つの手段として、いくつかの春節のポスターと、ハルビンのランドマークと冬の名所を取り上げた独創的な絵文字を発表した。

 

春節中に文化的製品とサービスに対する人々の需要を満たすため、ハルビンはクラウド公演、クラウド展示会、クラウド観光およびライブストリーミングの4つのカテゴリーで200を超すオンライン文化活動を企画した。何マイルも離れていても、人々は自宅に居ながらにして上質なオリジナルドラマ、バレエ、イブニングガラ、オーケストラコンサートをオンラインで楽しめる。さらに、民族舞踊、民俗講座、提灯謎々などの伝統的な祝賀行事もオンラインに移行している。

 

潤沢な氷雪資源はハルビンの特権的な資産である。過去数年間、市民と観光客は、Harbin Ice and Snow World(ハルビン氷雪大世界)を訪問し、あるいは結氷した松花江でスケートをして春節を祝った。今年は、現地で雪と氷を体験できないという憂き目を埋め合わせるために、ハルビンは新しいメディアプラットフォーム経由でオンライン観光活動を提供する計画である。このプラットフォームにより、ネットユーザーはハルビンの魅力を垣間見ることができ、Harbin Polar Land(極地公園)で上演される世界クラスのショーや著名なロシア人芸術家の油彩画展覧会などを無料で鑑賞できる。このほか、今年の春節期間中には、黒竜江省博物館など5つの博物館がVRパノラマ展覧会を提供し、11の博物館がWeChatプラットフォームを通じてオンライン展覧会を提供する。

 

ハルビンは既に、2019年に文化と観光を統合する新たな春節の習俗を生み出しており、地元住民と観光客は春節の喜びに満ちた雰囲気を楽しみながら都市の魅力を体験することが可能になった。

 

夜が訪れると、数多くの赤い提灯と色鮮やかなランプがロシア風のCentral Boulevard(中央大街)を照らし、祭りの雰囲気を醸し出す。ゴールデンコーン(金玉米)、赤唐辛子、「福」(幸福)の漢字を貼った赤い紙はHarbin Sun Island International Snow Sculpture Art Expo(ハルビン太陽島国際雪像芸術博覧会)に民俗的な趣を添える。農村の趣豊かなYingjie Snow Dreamland(英傑夢幻雪国)と欧州スタイルのSunac Snow Park(融創氷雪楽園)は興味をそそる魅力で訪問者を引き付けている。

 

ソース:Information Office of The Municipal Government of Harbin

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