Mycenaxは台湾のCDMO企業における初めてBeacon(R)光流体工学システムを導入した会社となった

Mycenax Biotech Inc.

AsiaNet 89554

 

【台北2021年5月21日PR Newswire】Mycenax(マイセナックス)(TWSE:4726)はアジアにおいて数少ないBeacon光流体工学システムを導入し、細胞株開発サービスを提供するCDMO企業となった。

 

Mycenaxは2020年にCLD用のため、Beacon(R)光流体工学システムを導した。これをシングルセルクローニング及び生産定量化の構築のために利用し、モノクローナル抗体をサポートする画像証拠もある。

 

細胞株開発においては何千万の細胞をスクリーニングし、希少かつ高生産性のクローンを選別する必要がある。Mycenaxは、Beacon(R)光流体工学システムの導入により、高生産性及び規制要求を満たす細胞クローンが入手できる。また細胞株開発のタイムラインを50%短縮することもできる。

 

▽MycenaxはCDMO市場の成長に伴い、生産拡大を向けて資金を調達

 

Mycenaxは将来を見据えて、2021年3月に順調に2670万米ドルの資金調達を完了し、既存の生産ラインの生産拡大を目指している。

 

世界のバイオ医薬品CDMO市場は2020年に99億3000万米ドルだったが、2026年までに186億3000万米ドルに達すると予測されている。CDMO市場の成長はアジア太平洋地域(APAC)が約35%を占めている。主な理由はワンストップCDMO需要が引き続き高まっていることである。

 

MycenaxはCDMO市場が更に拡大していくと予想している。Mycenaxは完全統合型CDMO企業として、顧客に細胞治療、連続プロセス、ADC(抗体薬物複合体)を含め、あらゆるバイオ医薬品開発のソリューションを提供できるように努めている。

 

▽MycenaxのGMP第二工場棟は2023年に稼働開始を予定

 

Mycenaxには現在、前臨床から初期の商業生産用のPIC/S認証工場があり、CDMO市場の需要拡大及び大規模商用生産に向けて、GMP第二工場棟は2020年に着工し、稼働開始は2023年を予定している。

 

GMP第二工場棟は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、欧州医薬品庁(EMA)、米食品医薬品局(FDA)のガイドラインに準拠し、総床面積は1万2750平方メートルである。2つの哺乳類細胞株用の製造ラインを設け、それぞれの最大生産量は6000L/バッチ、年間30バッチとなっている。

Mycenaxは、またGMP第二工場棟に無菌充填ラインを新設し、バイアルの5万4000バッチ、プレフィルドシリンジは1万バッチ、凍結乾燥は最大3万バイアルまでの生産を拡大する。

 

Mycenaxはこの新工場で顧客の商用生産のニーズを満たしていく予定。

 

▽Mycenaxについて

2001年9月に設立されたMycenax Biotechは、台湾におけるバイオ医薬品のCMC開発とGMP生産のパイオニアである。同社は、細胞株、プロセス、分析方法、製剤などの開発から、GMP生産、無菌充填に至るまで、一連のバリューチェーンを有している。Mycenaxは、台湾を開発・製造拠点として、バイオ医薬品の領域における上流から下流まで統合し、全世界の顧客に対し受託開発と製造サービスを提供している。

 

ソース:Mycenax Biotech Inc.



(日本語リリース:クライアント提供)

 

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