Tetracore, Inc.が牛、豚、羊の口蹄疫ウイルス検出用の初の米農務省認可リアルタイムPCR検査を発表

Tetracore, Inc.

AsiaNet 90063 (1339)

 

【ロックビル(米メリーランド州)2021年6月12日PR Newswire=共同通信JBN】

*Tetracore(R)リアルタイムPCR検査は上皮・血漿検体での利用を認可

 

Tetracoreは12日、米農務省(USDA)Center for Veterinary Biologics(CVB、家畜用生物製剤センター)が同社のVetAlert(TM)口蹄疫ウイルス(FMDV)RNA診断検査キットを認可したと発表した。これは米国本土で製造され得る初の認可FMD診断キットの1つで、FMD感染集団発生の場合の迅速な対応に不可欠である。この診断キットは、FMD集団発生が経済と動物福祉に与える可能性がある壊滅的な影響を軽減する不可欠の手段を動物の健康の初期対応者に提供する。

 

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VetAlert FMDV RNA高性能検査キットはTetracoreの研究者らが開発し、同社が商品化、販売する。

 

Tetracoreは20年近く前に、Callahan et al. 2002論文で記述されたように、FMDVのリアルタイム逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)検査法の有効性を実証し、発表した。この発表のプライマープローブ・セットは国際獣疫事務局(OIE)と米農務省(USDA)の基準試験方法の一部となった。

 

Tetracoreの事業開発マネジャーでUSDA CVB担当者のCallahan博士は「RNAウイルスが突然変異し、進化することはよく知られており、このため、確立したPCR検査設計は目的に確実に適合するようたびたび再評価するべきだ」と言う。

 

これを念頭に、Tetracoreは新たなプライマープローブ・セットを設計するため現在のFMDウイルスの塩基配列を評価し、当初の検査と組み合わせた最新のFMDVリアルタイムRT-PCRであるVetAlert FMDV RNA検査キットを生み出した。

 

最新の検査設計は英国のPirbright Instituteとカナダ・ウィニペグのNational Center for Foreign Animal Diseases(NCFAD、国立外来動物病センター)の研究で有効性が確認され、両機関の基準検査方法と比べて良い結果を示した。

 

▽Tetracore, Inc.について

Tetracoreは感染症検出用の診断機器と検査法の開発、製造を専門とするバイオ技術企業である。米メリーランド州ロックビルのバイオテクノロジーコリドーにあるTetracoreは1998年、国連生物兵器特別委員会の元調査官らとメリーランド州ベセスダのNaval Medical Research Institute(海軍医学研究所)の研究者らが設立した。詳細は、ウェブサイトwww.tetracore.com を参照、または電子メールでjkelly@tetracore.com に問い合わせを。

 

(R) Tetracoreは登録商標、VetAlertはTetracore, Inc.の商標である。

 

ソース:Tetracore, Inc.

 

▽問い合わせ先

John Kelly

+1-240-268-5400

jkelly@tetracore.com 

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