ロクシタンの生物多様性戦略「ネイチャーポジティブ」

ロクシタン(L'OCCITANE Group)

AsiaNet 91474

 

【ジュネーブ、マルセイユ(フランス)202196PR Newswireロクシタングループは、マルセイユで開催されたIUCN(国際自然保護連合)総会において、生物多様性のために同グループが掲げる戦略を発表しました。ロクシタングループは、生物多様性の損失に対する闘いは転換点に立っているとの認識に基づき、「ネイチャーポジティブ」*な世界へと歩を進めていくための行動の手段を手に入れることを呼びかけています。同グループは、グループのビジネスに関わる生態系の内部、さらにその外部におけるバリューチェーンの端から端までをカバーする行動プログラムを構築することで、この課題に貢献することを目指しています。

 

グループとその各ブランドが率先して行ってきた数々の行動から育まれたこの戦略は、ロクシタングループが長年培ってきた取り組みへの高い意識を、はっきりとした行動指針によって示すことでさらに強化するものです。この行動指針は、陸と海の利用、資源開発、汚染、侵入生物種、気候変動という、生物多様性の損失における五つの主要な領域をカバーしています。

 

このアプローチは、SBTN(Science Based Target Network) ネットワークの提言を土台に策定したものです。SBTNは、45を超えるNGO、企業団体、専門企業が集まるネットワークで、科学的アプローチにより、自然を尊重する未来を促進することを目指しています。この戦略は、ロクシタングループがもたらすネガティブなインパクトを削減するとともに、同社のポジティブな行動を拡大することを狙いとしています。

 

1. 測定:診断分析では、2016年時点でロクシタンが生物多様性にもたらす主要なインパクトは、植物性原材料の調達と包装に関連するものとなると示されています。2022年から、同グループはこの分析をさらに深めていく予定です。

 

2. 回避:現在から2025年までの同グループの目標は、すべての植物性原材料を、生物多様性にとって前向きなアプローチを採用した農業由来のものとすることです。

 

3. 削減:現在から2025年までに、同グループの純売上高の80%近くを占めるロクシタンでは、包装に使用するプラスチックの総量を10%削減することを目指します。

 

4. 修復と再生:環境再生型農業は、シアバターについてブルキナファソで、ラベンダー、アーモンド、ヴァーベナについてプロヴァンスで結んでいるような緊密なパートナーシップを通じて実現するものです。2025年には、同グループの主要な原材料のすべてが、農業生態学、生物学、フェアトレード、持続可能性についての認証に基づき、持続可能な農業の原則を尊重しつつ栽培されるようになります。

 

5. 変革:集団による努力が不可欠です。グループは、One Planet Business For Biodiversity(OP2B)をはじめ、地域レベルから国際レベルまで、数々の組織に会員またはパートナーとして参加しています。 

 

この戦略には、絶えず改善、充実を図っていく予定です。「生物多様性は私たちにとって常に変革とインスピレーションの源であり続けてきましたが、コラボレーションや経験の共有によって、この課題を私たちの決定や活動にさらに組み入れていくことができるようになると考えています」と、同グループのサステナビリティ・オフィサー兼ロクシタンのインターナショナル・ディレクターであるAdrien Geiger(エイドリアン・ガイガー)はコメントしています。この目標は、気候および人間開発に関する目標とも組み合わされています。ロクシタングループは、2030年までにネットゼロエミッションを達成するためのロードマップを策定するとともに、2023年までのB Corp認証取得を目指しています。

 

* Harvey Locke, Johan Rockstrom他「A Nature-Positive World: The Global Goal for Nature」、2021年4月。

 

groupcommunication@loccitane.com

 

Photo -

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Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1527234/LOCCITANE_GROUP_logo.jpg

 

ソース:L'OCCITANE Group 

 

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