ArasanがMIPI SoundwireのトータルIPソリューション「Soundwire PHY IP」を発売

Arasan Chip Systems, Inc.

AsiaNet 92065 (2322)

 

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2021年10月1日PR Newswire=共同通信JBN】IoT、モバイル、自動車SoC向け半導体IPの有力プロバイダーArasan Chip Systemsは、MIPI Soundwire PHY I/O IPの販売を開始したと発表した。Arasanは本IPにより、最新のSoundwire Specifications v1.2に準拠したMIPI Soundwire向けトータルIPソリューションを提供する。

 

MIPI SoundWireプロトコルはシンプルで統一されたオーディオインターフェースで、数多くの市場、とりわけモバイルアプリケーション市場でピン数の多い複数の接続に替わるものとして進化し、拡張性と柔軟性、消費電力の改善、遅延の低減を実現している。MIPI SoundWireは、パソコン、ハイエンド携帯電話、ヘッドフォン、補聴器など、低コスト・低帯域の周辺機器から高性能オーディオコーデックまで、幅広い機器に最適である。

 

ArasanのSoundwire Phy v1.2は、1クロックレーン、1データレーンのPHY Host IPと1クロックレーン、3データレーンのPHY Device IPで構成。ArasanのSoundwire HostとDevice Controllerとシームレスに統合されている。ArasanのSoundwire PHYは、High-Zがデータを駆動するタイミングの遅延や、Clock入力時にデータ出力信号エッジを有効にするまでの時間の調整をプログラムできる機能を備えており、同期でもセルフタイマーでもデータ出力をオフにしたり、プログラム可能なパルス幅でセルフタイマーによるデータ出力オフのワンショットもできる。電源はIOが1.8V+/-10%,コアが0.8V+/-10%をサポートしている。

 

ArasanのSoundwire PHY I/O IPはシリコン実証済みで、FinFETプロセスノードですぐに利用可能。

 

https://www.arasan.com/product/soundwire-phy/

 

▽Arasanについて

2005年からMIPI Associationのコントリビューティング・メンバーであるArasan Chip Systemsは、モバイル・ストレージおよびモバイル・コネクティビティ・インターフェース向けIPの有力プロバイダーで、当社のMIPI IP搭載チップは10億個以上出荷されている。Arasanの高品質でシリコン実証済みのトータルIPソリューションには、デジタルIP、AMS PHY IP、検証用IP、HDKおよびソフトウエアなどがある。Arasanは、モバイルSoCを対象とする製品ポートフォリオが充実している。モバイルという言葉は当社の20年の歴史の中で、90年代半ばのPDAに始まり、2000年代のスマートフォンやタブレット、そして今日の自動車、ドローン、IoTまで、移動するもの全てを含む言葉に進化してきた。Arasanは、規格に準拠したIPをモバイルSoCの中核に据え、この「モバイル」の進化をリードしている。

 

ArasanのIPを搭載したチップは10億個以上出荷されており、これには半導体メーカー上位10社全てが含まれている。

 

▽問い合わせ先

Dr. Sam Beal

Mktg1@arasan.com

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1445207/Arasan_Total_IP_Logo.jpg

 

ソース:Arasan Chip Systems, Inc.

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