ペプチド精製を向上させるProdigyを発表
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【マシューズ(米ノースカロライナ州)2021年10月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*ペプチド不純物の分解・分離が向上
*疎水性ペプチドの精製が容易に
*分析スケールから分取スケールへの直接移行
CEM Corporationは、新たな分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)システム「Prodigy(TM)」のリリースを発表した。同システムのポイントは、従来の分取HPLCより分解、分離機能を向上させた独自の高温機能にある。Prodigyは、合成不純物との違いがわずかしかないため精製が困難なことが多い合成ペプチドなどの生体分子の精製を向上させることに重点を置き、設計された。Prodigyは、最大50mmのカラム径を使用し、1回の注入で1gを超えるペプチドをロードできる。
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Prodigyのクラス最高の性能は高度なフォーカス・グラジエント・カリキュレーターによって支えられており、分析スケールから分取スケールへの最適な分析法移管を面倒なスカウティングなしに実現する。分析用HPLCは高温で行われることが多いが、Prodigyは分取スケールでも同じ温度を使用できるので、移管プロセスがシンプルになる。CEMは、Prodigyでの使用に最適化されたIntrepid(TM)シリーズのHPLCカラムも発表。同カラムは、業界最高水準のシリカ特性を備えており、背圧が極めて小さい。こうした特徴を組み合わせることで、ペプチド精製の労力と無駄を減らし、収率を向上させた。
Jonathan M. Collins事業開発担当副社長は「難しいとされることの多いペプチド精製にとって、Prodigyは大きな進歩だと感じている。ペプチド生産の向上に向けた当社の取り組みの延長線上にある同システムを市場に投入できるのは、非常にうれしい」と語った。Prodigyのリリースにより、CEMはペプチド生産のための一連の合成、精製機器を全て提供することになった。
▽CEMについて
ノースカロライナ州マシューズに本拠を置く民間企業CEM Corporationは、研究室機器の大手プロバイダーである。同社は英国、ドイツ、イタリア、フランス、日本に子会社があり、販売代理店のグローバルネットワークも有している。CEMは、世界中のライフサイエンス、分析ラボ、処理プラント向けのシステムを設計、製造している。同社の製品は、学術研究だけでなく、製薬、バイオテクノロジー、化学、食品加工など多くの産業で使用されている。
(C)2021 CEM Corporation
ソース:CEM Corporation
▽問い合わせ先
Michael J. Karney
Life Science Product Manager
michael.karney@cem.com;
Matthew Kessler
Life Science Marketing Specialist
matthew.kessler@cem.com
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