物流施設特化型米国不動産開発ファンド「DREAM US Fund 4」組成のお知らせ

2021/11/26 15:00

2021年11月26日

ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社

物流施設特化型米国不動産開発ファンド 「DREAM US Fund 4」組成のお知らせ

ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社（以下「DREAM」）は、この度、物流施設特化型の米国不動産開発ファンド「DREAM US Fund 4」を組成いたしました。「DREAM US Fund 4」は、DREAMが国内の機関投資家向けに組成した海外不動産開発案件を対象とした「DREAM US Fund」シリーズの4号ファンドです。

三菱商事株式会社（以下「三菱商事」）の100％子会社であるDREAMは、従前より、米国不動産開発事業に投資しキャピタルゲインの獲得を目指す「DREAM US Fund」シリーズのファンド組成を始めとして、三菱商事グループのあらゆる産業を網羅する情報力や高い信用力・不動産事業への知見を最大限に活用しながら、多様な投資家ニーズに応える海外不動産ファンドを組成して参りましたが、今般、「DREAM US Fund 4」（以下「本ファンド」）の組成を行うに至りました。本ファンドに関する詳細は、以下の通りです。

本ファンドはファンド規模約70百万ドル、運用期間は原則5年のセミブラインド型ファンドです。開発及びリースアップを経て、物件を外部売却することを想定しており、DREAM US Fundシリーズとしては初めて、物流施設特化型ファンドといたしました。

米国の物流施設はCOVID-19感染拡大以降も日本国内と同様に投資需要及びテナント需要共に堅調に増加しており投資案件の確保が難しい状況下、本ファンドは本邦投資家に良質な投資機会を提供するものです。同シリーズでは過去3案件（計5棟）の物流施設への投資において、何れも当初想定に比して高いパフォーマンスを実現しており、本ファンドについても明確な投資戦略に基づき、ターゲット水準を超えるリターンの獲得を目指します。

本ファンドはシードアセットとして、総事業費計約170百万ドルの不動産開発案件2案件（テキサス州の人口増加が著しいエリアに所在するラストワンマイル物流施設及び、メリーランド州に所在し東海岸大都市圏へのアクセスが良好な広域配送型物流施設）を取得予定です。今後シードアセットに加え、ブラインド枠を用いて2～3案件に対する投資を予定しております。

尚、本ファンドは、北米三菱商事会社100%出資の不動産投資会社Diamond Realty Investments, Inc.が米国で手掛ける開発事業に共同出資（50%未満）を行うストラクチャーであり、DREAMは、同じく北米三菱商事会社100%出資の不動産運用会社であるDiamond Realty Management America Inc.と連携しながら、同ファンドの運用を行います。

DREAMとしては、世界最大の経済大国かつ人口増加が継続している米国の不動産への投資は、経済成長を背景とする高いインカム・キャピタルゲインの獲得や、国際分散投資効果の享受が期待できることから、本邦投資家にとって大きな投資メリットがあると考えております。本ファンドの組成以降も、DREAM及び三菱商事グループの米国不動産事業における経験・知見を活用し、引き続き幅広い投資家のニーズに応える運用商品をご提供していく所存です。