千葉商科大学「第7回全国高校生 環境スピーチコンテスト」最優秀賞は、カラスの研究をする大阪府の高校生

高校生がコロナ禍のもとで考え、持続可能な社会づくりに提言

千葉商科大学

千葉商科大学(学長:原科幸彦)は、全国の高校生を対象とした「第7回全国高校生 環境スピーチコンテスト~コロナ禍のもとで考える~」の本選を11月25日(木)・26日(金)に開催し、12月10日(金)に受賞者を発表しました。

 

◆千葉商科大学賞(最優秀賞)

松口歩佳さん(大阪府立園芸高等学校/大阪府)「カラスとの共生」

 

 

◆優秀賞

中田彩賀さん(青森県立名久井農業高等学校/青森県)「緑を極める」

染谷寧々さん(慶應義塾湘南藤沢高等部/神奈川県)「サステナビリティに繋げる買い物の提案」

 

◆特別賞

小野大輔さん(福島県立保原高等学校/福島県)「原発と福島の未来」

 

千葉商科大学賞の松口さんには賞状および表彰盾と奨学金10万円が、優秀賞の中田さんと染谷さんには賞状および表彰盾と奨学金5万円が、特別賞の小野さんには賞状と奨学金3万円が贈られました。

 

<千葉商科大学賞受賞者松口さんのコメント>

千葉商科大学賞を受賞しとてもうれしく思います。学校で実施しているカラスの研究について、より多くの人に知ってもらいたいと思い、参加しました。カラスは賢いので実験を行うのがとても大変で、その大変さをどう伝えるか、またどう面白く発表するかについて工夫しました。今後もカラスについて学び、カラスと共生できる社会をつくれるよう取り組んでいきたいと考えています。

 

<講評>

マスコミや書籍などで調べた知識だけではなく、実際に課題解決のために行動し、その経験の中で独自の研究や発想、解決策を提言している部分が素晴らしかったです。カラスは忌み嫌われる存在ですが、昔はカラスと人は仲良く暮らしており、その均衡をやぶったのは人間の方ではないのかということ、そしてカラスと共生できるように人間が歩み寄り環境を良くしていくことが大切だと、とても説得力のある内容でした。また、発表もユーモアにあふれるものでした。

 

<「第7回 全国高校生 環境スピーチコンテスト」概要>

2021年7月1日から8月31日の期間で、環境に関心のある高校生を対象に「自然エネルギーと私たちの未来」、「SDGsのために、今、私たちができること」という2つのテーマで原稿を募集しました。厳正なる審査の結果、選ばれた11名が本選に出場しました。

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