Mane Kancorが農家とタイアップしてミントの持続可能な調達を促進

Mane Kancor Ingredients Pvt. Ltd.

AsiaNet 94616 (0397)

 

【コチ(インド)2022年2月21日PR Newswire=共同通信JBN】

*7000以上の農家がMane KancorのSustainable Agriculture Initiative(持続可能農業イニシアチブ)でFSA(農家持続可能評価)認証を受ける

 

パンデミックの間に世界で自然・有機産物への需要が高まったことは、世界のミントをベースとする製品の生産者が世界のミント供給量の85%を生産しているインドに目を向けることを後押した。世界最大級の香味料・香料企業であるMane Kancor Ingredients Pvt. Ltdは、高品質のミントをベースとする製品への増加の一途をたどる需要を考慮して、香味料・香料業界における持続可能なミントのサプライチェーンの振興に力を入れている。2016年に導入された先駆けとなる同社のMint Sustainable programme(ミント持続可能プログラム)は現在、同社が苗床から蒸留に至るまで、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいく中で、世界から注目を集めている。

 

1969年設立で、現在はフランスを拠点とするMane Groupの傘下にあるMane KancorのGeemon Korah最高経営責任者(CEO)兼取締役は「高い栽培コスト、低い生産性、気候変動、相場変動を背景とした投入コストの継続的な上昇を理由にして、農家がミント栽培から転換しつつあることに気づいた時点からすべては始まった。ハッカ油の生産コストは上昇し、その一方で合成変異物は25-30%も安かった」と語った。

 

コチに本社を置くMane Kancorは、近代的な栽培方法を持ち込んでミント農家にアプローチし、苗床の段階から栽培を支援した。Geemon氏は「われわれはCIMAP(Central Institute of Medicinal and Aromatic Plants、薬用・芳香植物中央研究所)の支援と指導を得て、Early Mint Technology(EMT、早期ミント技術)と呼ばれる技術を紹介した」と語った。

 

Mane Kancorによる調査によると、Early Mint Technology(EMT)は農家が収穫高を20%増やし、栽培コストを20%削減し、用水量を25%削減することを手助けした。Geemon氏は「われわれは現在、CIMAPと密接に協力し、最新の高収穫で気候耐性のある植え付け原料を提供している。CIMAPは最新の作物種である『CIM UNNATI』を開発した。これは収穫量を20%増やすとされている」と述べた。

 

Mane Kancorの農業専門家は持続可能な農作業に関して約7000人の農家を養成し、Sustainable Agriculture Initiative(SAI、持続可能農業イニシアチブ)プラットフォームによるFarm Sustainable Assessment(FSA、農家持続可能評価)プログラム下での第三者監査による認証に備えさせた。こうした農家の農地はすべて、リモートセンシングおよび衛星画像サービスで位置情報と地形情報によって把握され、生産される原材料の追跡可能性を保証している。

 

現場レベルでMane Kancorはハッカ油の生産に関わる現地の水蒸気蒸留プラントを支援し、蒸留効率を高めている。同社は各季節の初めに設定されるMinimum Support Price(MSP、最低支援価格)手法により、市場を持続可能なミント農家に直接結びつけるサービスを提供している。バレーリーにあるハッカ油およびメントール専用の生産施設とは別に同社は現在、インドの生産施設の能力増強を行っている。アンガマリーにある同社の世界クラスのイノベーションセンターは、分析専門チームと最高レベルの技術を導入し、多くの自然製品分野や製品開発イニシアチブでのイノベーションに関する研究活動を実施している。同社はまた、ミント栽培地帯でのCSR(企業の社会的責任)活動にも関与し、地元の農家コミュニティーを支援している。

 

▽メディア問い合わせ先

Tel: +919995803455

Email: enquirykancor@mane.com

 

Photo:

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ソース:Mane Kancor Ingredients Pvt. Ltd.

 

 

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