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【インスブルック（オーストリア）2022年3月2日PR Newswire＝共同通信JBN】AV-Comparatives は、2021年のサイバー脅威に耐えた製品を出したセキュリティー対策ソフトウエア事業者の業績を顕彰した。今年はコロナウイルス規制のため実際に授賞式が行われることはなかったが、さまざまな業者のセキュリティー製品が受賞した。

前年と同じく、Consumer（消費者） Main Test Seriesの最優秀Windowsセキュリティー対策製品に主要な賞が授与された。これは消費者向けセキュリティー製品に対する多くの過酷なテストの結果で、各種の保護シナリオ、誤判定、システム性能への影響をカバーしている。

最高の総合結果を出した「Product of the Year」賞は、製品が近年改善を重ねていることを示したマカフィー（McAfee）に授与された。アバスト（Avast）、AVG、Bitdefenderも今年のテストで並外れた成績を上げ、「Outstanding Product」賞を贈られた。カスペルスキー（Kaspersky）も優秀な成績をたたえられ、「Top-Rated Product」賞を受賞した。

2021年は前年同様、コロナウイルス感染を阻止する規制が人々の生活や仕事に大きな影響を及ぼした。世界中で極めて多くの人々が在宅勤務を続けた。これは、企業が自社の機器だけでなく、従業員の自宅コンピューターの保護も考慮しなければならなかったことを意味する。サイバー犯罪者はより多くのCovid-19関連スキャムを用いてマルウエアを拡散し、企業や政府に対する標的型攻撃も続いた。

AV-Comparativesが2021年にテストした製品は、Windows消費者デバイス、macOS、Android、企業向けEPP（エンドポイント保護）、EPR（エンドポイント予防・対応）製品、フィッシング対策・ペアレンタルコントロール（保護者による制限）製品である。全体として、AV-Comparativesはサイバー犯に後れをとらないように、今までより多くのテストを実施した。

AV-Comparativesのテスト法は、現実のシナリオを模倣した厳格なテストを提供するよう工夫されている。このオーストリアの試験機関の認定は、効果的で信頼できる製品の保証である。

Consumer（消費者）Main Test SeriesとEnterprise（企業）Main Test Seriesは各種の個別テストで構成され、ともに製品機能の総合評価を提供している。Real-World Protection Test（インターネットを介したマルウエアに対する保護）、Malware Protection Test （ローカルエリアネットワークか外部デバイスのマルウエアに対する保護）、Advanced Threat Protection Test （標的型攻撃に対する保護）、Performance Test（システム速度への影響）、False Positives Test（誤警報の数）である。

次の各業者（アルファベット順）は、その製品が2021年AV-Comparativesテストで受賞した：

Acronis;アバスト；AVG；Avira；Bitdefender；ブロードコム（Broadcom）；チェックポイント（Check Point）；シスコ（Cisco）；クラウドストライク（CrowdStrike）；サイバーリーズン（Cybereason）；Elastic；ESET；F-Secure；ファイア・アイ（FireEye）；フォーティネット（Fortinet）；G Data；K7；カスペルスキー；マカフィー；Malwarebytes；マイクロソフト（Microsoft）；NortonLifeLock；Palo Alto Networks；Panda；ソフォス（Sophos）；TotalAV；トータルディフェンス（Total Defense）；トレンドマイクロ（Trend Micro）；VIPRE；VMware

AV-ComparativesのAndreas Clementi最高経営責任者（CEO）兼共同創業者は「不安定な時期は特に、ITセキュリティーがこれまで以上に重要である。当社はテスト製品が優れた保護を提供できることに満足している」と語った。

▽問い合わせ先

Peter Stelzhammer

media@av-comparatives.org

+43 720115542

ソース：AV-Comparatives