国境を越える初の特別貨物列車がハノイに向けて成都・双流を出発

成都(双流)航空・鉄道国際インターモーダル港

AsiaNet 95556 (0876)

 

【成都(中国)2022年4月20日新華社=共同通信JBN】成都(双流)航空・鉄道国際インターモーダル(複合一貫輸送)港(Chengdu(Shuangliu)Air-rail International Intermodal Port)で4月18日、成都の双流からベトナムのハノイに向かう国際特別貨物列車第1便の出発式典が行われた。列車は双流を出発したあと憑祥鉄道港で国境を超え、中越鉄道路線を5-7日かけて南西に進み、ベトナムのハノイに達する。

 

この列車は中国南西部の主要玄関口、成都の双流と東南アジア諸国連合(ASEAN)に経済と貿易の新物流チャンネルが開かれたことを意味する。

 

双流はいつも中国西部の重要拠点になってきた。今年3月、中国ラオス鉄道の国際デジタル貿易列車を初めて運行し、4月には成都(双流)航空・鉄道国際インターモーダル港と周辺の主要都市を結ぶ新陸海路列車の運行を開始した。

 

航空・鉄道国際インターモーダル港は、成都とASEAN諸国のより緊密な貿易関係をもたらした。初の国際特別貨物列車は、双流の地元企業製造のアルミプロファイル3200万元相当を満載したコンテナ40個を運搬している。貨物はこの会社の玄関先で梱包され、列車が憑祥鉄道港の国境を越えて直接顧客に届けられる。

 

同社の最高財務責任者(CFO)は「われわれは従来、貨物を自動車輸送でベトナムに輸出していた。鉄道輸送を使うのは今回が初めてである」と述べた。この新しい納品法は、ベトナム顧客の運送費を20%、時間を30%節約するとみられている。

 

成都(双流)航空・鉄道国際インターモーダル港では、カスタマイズされた特別貨物列車に加えて、公共列車も着実に利用可能である。

 

成都(双流)航空・鉄道国際インターモーダル港は昨年の供用開始以来、モーハン港経由でラオスのビエンチャン、欽州港経由でフィリピンのマニラにつながる複数の新鉄道路線を開設した。これらの新路線は、地元企業がグローバルサプライチェーンを利用して、材料を調達したり商品を生産・販売したりできるよう意図されている。現在まで、同港からは計52本の国際列車が出発した。これらの列車は1937個のTEUコンテナを搬送し、輸出入は総計3億2000万元相当に達する。

 

ソース:Chengdu (Shuangliu) Air-rail International Intermodal Port

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