中国中部の宜昌市が「屈原の故郷龍舟文化祭」を開催

宜昌市宣伝部

 

ドラゴンボートレース

 

AsiaNet 96345 (1303)

 

【宜昌(中国)2022年6月6日新華社=共同通信JBN】「屈原は宜昌市のみならず、世界と全人類のものである」。宜昌で6月2日に開催された2022年「Qu Yuan's Hometown Dragon Boat Culture Festival(屈原の故郷龍舟文化祭)」の開会式であいさつした中国中部の湖北省副省長で宜昌市の高官Wang Li氏は感情を込めて述べた。

 

宜昌は中国古代の戦国時代(紀元前475-221年)の有名な詩人で楚の大臣だった屈原の故郷で、彼の死は、中国の龍船節の起源と密接に関連している。龍船節はドラゴンボートレースと、もち米を竹や葦の葉で包んだピラミッド型の団子であるちまきを食べるのが伝統になっている。

 

開会式の後、「China in the songs of Chu Kingdom(楚王国の歌曲中の中国)」という壮大で独創的なパフォーマンスが上演された。宜昌市宣伝部(Publicity Department of Yichang Municipality)によると、歌と踊り、太鼓演奏、アクロバット、ラップなどさまざまな形式の15のプログラムが、内外の観客に文化的な視聴覚の饗宴を披露した。

 

6月3日、湖北省、湖南省、江西省、広東省などの省級地域から合計16チームの400人以上が、宜昌シ帰県で三峡ダムを背景にドラゴンボートレースで競い合い、伝統的な中国の祭りを祝った。

 

宜昌の龍舟文化祭の活動は、屈原に関連する同市の豊かな文化財を紹介することを目的としている。開会式、ドラゴンボートレース、投資マッチメーキング会合、民俗パフォーマンスなどの活動に加え、初の屈原文化研究国際フォーラム、Chinese Association of Qu Yuan(中国屈原学会)の年次総会、若手著述家の屈原に関する著作の広範な募集などの活動も行われた。

 

全国的な龍船節の行事である屈原の故郷龍舟文化祭は6回開催され、毎年平均15万人が訪れている。2009年、屈原の故郷龍舟文化祭を主要コンテンツとする中国の龍船節がユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録された。そのため、龍船節は屈原の故郷・宜昌で、千年の歴史を持つ文化行事になり、世界的な影響力を持つ文化的シンボルになっている。

 

ソース:Publicity Department of Yichang Municipality

 

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