J MaaS株式会社 滋賀県長浜市のDX実証実験事業で採択

ジョルダン・電通の協業で、観光DX「長浜市の新たな魅力に出会える!!DX実証実験プロジェクト」を促進

ジョルダン

2022年9月30日

J MaaS株式会社

J MaaS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下J MaaS)は、ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下ジョルダン)及び、株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:榑谷 典洋、以下電通)の2社とともに、令和4年度 長浜市DX実証実験プロジェクト事業において、「市内周遊観光」をテーマに、「長浜モードで観光DX!長浜市の新たな魅力に出会える!!DX実証実験プロジェクト」の提案を行い、事業者の1社として選定されました。

 

実証期間は、2022年10月1日から紅葉シーズンを中心に、2023年1月31日まで長浜市内を対象に実施します。本実証では、乗換案内アプリ内に開発した、着地型共通インターフェース「スマートシティモード」*1)を長浜市専用に開発(長浜モード)、長浜市の二次交通や観光情報などのあらゆる情報とサービスを一元化し、周遊観光の促進や観光DXに取り組みます。さらに、近県からの誘客と周遊観光時の長浜モード利用促進のため、電通と地場プロモーション事業者と協力し、SNSなどを通じて長浜市本来の魅力的な情報の提供を行います。これらのプロモーション施策も実証の一環として今後の観光施策の検討に役立てていきます。

 

今回の提案の背景には、長浜市の市域が広大、かつ各交通機関との連接の不便性などが原因で、公共交通機関を利用した市内周遊観光が定着していないという課題があります。そのため、近県エリアからの観光客に対する周遊の促進や観光の充実を目指して、鉄道・バス・タクシー・レンタサイクルなどを含めた情報を提供し、目的地までの柔軟な移動手段を案内することに加え、現社会に対応した「新しい観光」の推進や、北陸新幹線延伸という契機もあり、これらを踏まえた観光DXへの着手が必要となっています。

 

最終的には、観光客数の増加・市内周遊や滞在時間の増加により、地域の事業者が潤い活性化し、住民の方にも喜んでもらえる持続可能な仕組みづくりを目指しています。そのために、今回の実証実験事業では、長浜モードで提供するサービスのニーズを検証・分析すると共に、地域の事業者やサービス提供者との連携なども含め周遊観光の充実に貢献できる仕組みづくりを模索します。

 

(※)本実証実験に対応した乗換案内アプリは、10月1日より順次リリース予定です。

 

(参考)

*1)「スマートシティモード」とは

「スマートシティモード」は、地域ごとの課題や誘客など異なるニーズに応じて柔軟にカスタマイズすることができ、地域住民、観光やビジネスを目的に訪れる移動者、どちらの利用者にも便利な機能を提供します。日常的に利用される乗換案内アプリのみで、都市から都市への広域移動に加え、目的地に到着した後の地域内周遊までをシームレスにカバーするため、利用者は、観光のために複数のアプリをダウンロードする必要がなく、「スマートシティモード」を運用する地域側は、さまざまなコストを軽減し、観光DXやMaaS、スマートシティを推進することができます。

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