Celgardが欧州ギガファクトリーでLNMOバッテリーセル生産に向けてMorrowと高電圧バッテリーセパレーター技術の独占的共同開発契約を締結

Celgard, LLC

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【シャーロット(米ノースカロライナ州)2022年11月7日PR Newswire=共同通信JBN】Polypore International, LPの子会社であるCelgard, LLC(Celgard)は、Morrow Batteries AS(Morrow)と複数年の共同開発契約を締結したと発表した。CelgardはMorrowと共同で、電気自動車(EV)およびエネルギー貯蔵システム(ESS)用途のリチウムニッケルマンガン酸化物(LNMO)カソード素材を用いたMorrowの高電圧バッテリーセルに使用される次世代乾式バッテリーセパレーターを開発、試験、商品化する予定だ。

 

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両社はすでにセパレーターの開発活動を進めているが、2024年にはノルウェーのアーレンダールのEyde Energy ParkにあるMorrowのバッテリーセルのギガファクトリーで商業生産を開始する予定だ。本契約の条件に基づき、Morrowは、本契約のもとに開発されたCelgard独自の乾式膜セパレーターを、自社のギガファクトリーで生産する高電圧バッテリーに独占的に使用する予定だ。Morrowは年間購入量を非公表とすることにコミットしてきた。

 

MorrowのRahul Fotedar最高技術責任者(CTO)は「Celgardは半世紀以上にわたって膜技術の最先端におり、同社と力を合わせてMorrowの次世代高電圧バッテリー用セパレーターを商品化できることを大変うれしく思う。Celgardとのパートナーシップは、当社のLNMOベースの製品の開発を加速させる枠組みを提供し、コストと持続可能性におけるグローバルリーダーとなるMorrowの目標に向けて大きな一歩となる」と述べた。

 

さらに、旭化成のセパレーター事業開発グローバル責任者兼Polypore取締役副社長であるLie Shi氏は「Morrowのバッテリーギガファクトリーで製造される高電圧バッテリーセル用の次世代膜セパレーターCelgard(R)を開発・展示するために、同社と提携できることをうれしく思う。欧州でMorrowと電気自動車技術をさらに発展させることを楽しみにしている」と述べた。

 

▽CelgardとPolyporeについて

Celgardはリチウムイオン電池の主要な構成部品であるセパレーターとして使用される無溶剤で、コーティングおよび非コーティング乾式微多孔膜を専門にしている。Celgardのバッテリーセパレーター技術は、電気自動車、蓄電システム、その他用途のリチウムイオン電池の性能上、重要な役割を果たしている。

 

Celgard, LLCは旭化成企業グループ企業であるPolypore International, LPの完全子会社である。

 

Polyporeは9カ国に工場・事業所があり、電動・非電動車両、蓄電システムや特殊用途で利用される微多孔膜を専門とする世界的企業である。www.celgard.com およびwww.polypore.com を参照。

 

▽Morrow Batteries ASについて

Morrow Batteries AS (Morrow)は、コスト効率が高く持続可能なバッテリーを提供し、世界中に脱炭素で回復力のあるエネルギーシステムを構築し、すべての人に電気自動車を提供できるようにする。同社の次世代LNMO(カソード素材)バッテリーは、コバルトの代替となり、ニッケルとリチウムを削減し、クリーンで豊富なマンガンの利用を最大化する。2020年に設立され、アーレンダールに本社を置き、産業スケールアップにより、現在、国際的に4つのオフィスに100人以上のバッテリー専門家を擁している。詳細は、morrowbatteries.com およびLinkedInで@MorrowBatteries を参照。

 

ソース:Celgard, LLC

 

▽問い合わせ先

Beth Kitteringham

polycorpcom@polypore.net

+1 (704) 587-8596

www.polypore.com

 

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