11月22日は「いい夫婦の日」、 コロナ禍で理想の家事分担に近づく?夫婦円満の秘訣とは

積水ハウス

20221年11月11日

積水ハウス株式会社

暮らしを通して、居心地の良い空間を。山本さんご夫妻

 

 

半分ずつ家事分担”の夫婦で「仲が良い」が最多。均等な家事分担が夫婦仲良しの秘訣?

もうすぐ11月22日「いい夫婦の日」ですが、皆さんは「いい夫婦」と聞いて、どんな夫婦を思い描きますか。

 

積水ハウスの住生活研究所による、全国の既婚男女を対象にした「夫婦の暮らしに関する調査(2022)」の結果では、6割以上が「夫婦の仲が良い」と認識していて、夫婦間での家事/家のコトにおける分担に“満足している”人の7割以上が、「夫婦の仲が良い」と感じていることがわかりました。

 

グラフ①:夫婦の仲が良いと自分で認識しているか

 

 

 グラフ②: 家事分担に対する満足度と夫婦仲の関係

 

 

コロナ禍では、家事分担が進んだ家庭が増えたようです。全体では、約4人に1人が家庭での家事 / 家のコト分担に変化があると回答しました。とくに在宅勤務が増加している家庭では、4割以上に変化がありました。最も多い家事分担の変化としては、「夫の分担が増え、妻の分担が減った」という結果になりました。実際に、現在とコロナ禍前を比較すると、家事 / 家のコトの多くの項目において、夫のおこなう割合が増加しました。

 

 

グラフ③:コロナ禍で配偶者・パートナーとの家事/家のコト分担の変化

 

 

グラフ➃:家庭内で夫と妻がおこなう家事 / 家のコト

 

 

なお、夫婦間での家事/家のコトの分担については、「特に役割を分担せずにその時々で協力しあう」との回答が最も多く、45%以上を占める結果に。さらに、家事分担の割合と夫婦仲の良さの関係では、家事/家のコトを夫婦で半分ずつ担当する家庭が、「夫婦仲が良い(あてはまる)」と最も多く回答しています。

お互いの状況を理解しながら、家事分担に偏りがなく、夫婦の連携がとれていることが、“いい夫婦”の秘訣と言えるのかもしれませんね。

 

グラフ⑤:家事/家のコト分担について

 

 

グラフ⑥:家事分担の割合と夫婦仲の関係

 


互いを尊重し合う家事分担と“繋がり”を意識した家づくり
大阪府在住の山本さん夫妻。司法書士事務所に勤務する夫・晋平さんは、資格取得を目指して勉強の日々。公立の中学校の音楽教師で、吹奏楽部の顧問も担当する妻・典子さんは、部活の練習が土日に入ることもあるそうです。そんな共働きで忙しい2人は、家事分担は明確なルールを設けず「できるほうが、する」スタイル。

 

例えば、教師である妻・典子さんは、学期末などは忙しくなりますが、山本さん夫妻の間では、家事分担ルールがなくても、一方が忙しい時には、お互いの状況を理解して助け合います。

 

「家事はもちろん、料理もできるほうがする。僕も普通に料理します。」(夫・晋平さん)

 

そんな夫・晋平さんが、今の家を建てる際にこだわったのが、アイランドキッチンです。ダイニングの床をキッチンより18センチほど高くすることで、キッチンにダイニングテーブルをつなげられるように。高低差があるため、ハイチェアなどではなく一般的な座面高の椅子が使えるほか、キッチンに立つ人とダイニングに座る人が視線を合わせて、会話ができます。

 

「壁を向いて料理するのは、つくっている人だけ孤立するみたいでさみしいでしょう?キッチンでの家事の合間も貴重な家族のコミュニケーションの時間になります。」(夫・晋平さん)

 

アイランドキッチンに4人掛けの木のテーブルをつなげたダイニング

 

 

段差を設け、会話のしやすい空間に

 

 

掃除や洗濯も「できるほうがする」スタイルですが、妻・典子さんは土曜日に出勤することが多いため、特に洗濯は夫・晋平さんがすることが多いそうです。そんな夫・晋平さんが洗濯を干す場所は2階にあるファミリールーム。

2階ホールの壁を四角く切り取り、そこにカウンターを設け、光と西側にあった緑地の眺めを借景としてとり入れているので、たっぷりの光が入ります。室内物干し金具を設置し、室内干しスペースとして活用しています。

 

「お互いに忙しい時期はあるけど、年間を通すと半々くらいかな」と夫・晋平さんがおっしゃると、

「でも、主人のほうがよくやってくれるかも」と妻・典子さん。お互いを尊重されていることが伝わってきますね。

 

吹抜けに面した壁のくり抜きは「家の中の窓」のよう

 

 

引越しをきっかけに夫婦で見つけた新たな趣味

山本さん夫妻の自宅における道路から玄関までの通路は14m超。そんな長いアプローチに木や花を植えることをご夫婦で楽しまれています。

住んでいる地域に適した在来種のヒメシャラ、ソヨゴ、マンサクなどの他に、リュウキュウバイやコクチナシ、オリーブなど様々な木々を植えています。特に夫・晋平さんは植物がかわいくて仕方がないようです。

 

「この家に住んでから、植物に目覚めました。木々が育つ喜び、芽が出たり花が咲いたり、かわいくて仕方ない。出勤前に毎朝水やり。過保護に水をやりすぎて根腐れさせたぐらいです。(笑)」(夫・晋平さん)

 

「私も『次はあれを植えたい。これを植えたい』という夢が膨らみます。」(妻・典子さん)

 

14m超の長いアプローチの敷石は音楽教師の妻・典子さんにちなんでピアノの黒鍵がモチーフ

 

 

互いを尊重して家事分担も上手くしながら、お互いを感じられる空間や瞬間を大事にされている山本さん夫妻。新しい住まいでの生活を通して共通の趣味ができ、より暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

 

“いい夫婦”の秘訣は、単に家事分担をすることではなく、山本さん夫妻のように、お互いの状況を理解、尊重することではないでしょうか。そうすることで、日々の暮らしの中でおのずと家事分担や、互いに居心地の良い空間と時間を過ごせるのかもしれませんね。

 

 

【今回ご紹介した調査はこちら!】

積水ハウス 住生活研究所
住生活研究所「夫婦の暮らしに関する調査(2022年)」

調査期間:2022年8月19~22日

集計対象人数:573人

集計対象:全国の20~60代の配偶者と同居する既婚の男女

 

積水ハウス 住生活研究所

https://www.sekisuihouse.co.jp/company/rd/humanlife/about/

 

商品情報

共働きファミリーが暮らす家 トモイエ

https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/lifestyle/houseworkshare/

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