CGTN:中国は今後も「ポスト2020生物多様性枠組」の採用を促進する

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【北京2022年12月19日PR Newswire=共同通信JBN】国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部のハイレベルセグメントが17日、カナダのモントリオールで閉幕した。

 

COP15議長で中国の生態環境相である黄潤秋(Huang Runqiu)氏は「この会議は、COP15の交渉プロセスを促進する上で非常に重要な役割を果たした」と述べた。

 

黄氏は「中国はCOP15議長国を務めながら、国際社会が期待する野心的で現実的かつバランスのとれた枠組みの達成に向け、全ての締約国のシナジー形成、ギャップ解消、合意形成に寄与する役割を引き続き担っていく」と付言した。

 

中国の習近平(Xi Jinping)国家主席はさる15日、ハイレベルセグメントの開会式で「われわれは人間と自然の調和ある共存を促進し、地球上のすべての生命の共同体を構築し、われわれすべてのためにクリーンで美しい世界の創出に協力しなければならない」と述べた。

 

黄氏によると、習氏の演説は交渉担当者にインスピレーションを与えるものである。合計190人の代表者が、2020年以降の生物多様性グローバル枠組みの策定に積極的に貢献した。代表者たちはその採択と実施に到達するため、力強い政治的意思を表明した。

 

中国は、生態系の発展と生物多様性の保護を推進してきた。習氏は「われわれは、中国の特色を生かした生物多様性保護の道を見出した」と述べた。

 

12月13日、国連は中国全域の1000万ヘクタールの生態系を復活させる「Shan-Shui Initiative」(山水イニシアチブ)を、自然保護の10の先駆的プロジェクトの1つとして認定した。このイニシアチブはWorld Restoration Flagshipとしての栄誉を受けた。この野心的イニシアチブは、世界で最も人口の多い中国の全土で、山から沿岸の河口まで、75の大規模プロジェクトを組み合わせたものである。

 

第13次5カ年計画(2016‐2020年)の開始以来、中国は「Shan-Shui Initiative」の44のプロジェクトを実施し、350万ヘクタールを超える生態系保護と修復を完了した。

 

生物多様性保全白書によると、中国は2015年以降、国立公園制度の試験プログラムを10件設定し、その面積は220万ヘクタールに及んでいる。ジャイアントパンダやチベットアンテロープなど、その地域ではさまざまな絶滅危惧種がしっかりと保護されている。そのほか、中国は1万近くの自然保護区を設けており、これは国土面積の約18%を占めている。

 

これまでに200近くの植物園と250の野生動物保護・繁殖ベースが設立され、約2万3000種の植物と60種以上の絶滅危惧動物が保護されている。

 

習氏は、中国は引き続き生態系の進歩を推し進め、人間と自然の調和的な共存を促進するという方向で開発を計画していくと述べた。

 

https://news.cgtn.com/news/2022-12-18/China-to-continue-promoting-post-2020-biodiversity-framework--1fRU1qjSIZa/index.html

 

ソース:CGTN

 

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