ドイツのウィルヘルムスハーフェンにあるLNGターミナルにLNGの初荷が到着

Venture Global LNG

AsiaNet 99369 (0015)

 

【アーリントン(米バージニア州)、デュッセルドルフ(ドイツ)2023年1月3日PR Newswire=共同通信JBN】Uniperは3日、ドイツ初のLNGのフルカーゴをウィルヘルムスハーフェンにある同社運営の新たなLNG(液化天然ガス)ターミナルに輸送した。大手エネルギー輸送企業Tsakos Energy Navigationが所有するLNG船Maria Energyは2022年12月19日、米国のCalcasieu PassにあるLNGサプライヤーVenture Global Calcasieu Pass, LLCの液化施設でカーゴを積み込んだ。

 

Maria Energyには、ドイツの約5万世帯に1年分のエネルギーを供給するのに十分な約17万立方メートルのLNG(9714万7000立方メートルの天然ガス)が満載された。

 

UniperのNiek den Hollander最高商務責任者(CCO)は「ウィルヘルムスハーフェンのUniperターミナルへの最初のLNGフルカーゴの輸送成功は、Uniper、Venture Global、Tsakos Energy Navigationの間の強力なパートナーシップの証しである。信頼できるエネルギー源としてのLNGの利用は、ドイツと欧州の供給の安全保障に不可欠である。当社は、ウィルヘルムスハーフェンおよびブルンスビュッテルのRegasのターミナルを経由してより多くのLNGを欧州市場、特にドイツにもたらすことにより、当社の役割に貢献することにコミットしている」と語っている。

 

Venture GlobalのMike Sabel最高経営責任者(CEO)は「Venture Globalは、これまでにドイツに輸送された最初のLNGフルカーゴを供給できたことを大変誇りに思っており、この歴史的な日を可能にするのに必要なインフラストラクチャーを構築するために迅速に行動したUniperとドイツ政府を祝福する。戦略的パートナーとして、当社は、クリーンで信頼性の高い米国産LNGの継続的提供により、同盟国に長期的なエネルギー供給の安全保障を提供できることを楽しみにしている」と語っている。

 

Maria Energyに積載して配送されたLNGカーゴは、ウィルヘルムスハーフェン・ターミナルでの試運転プロセスの一部を形成する。ウィルヘルムスハーフェン・ターミナルの商業運転は、2023年1月中旬に開始の予定。

 

ウィルヘルムスハーフェンのUniper LNGターミナルは2022年12月17日に開設された。浮体式貯蔵・再ガス化設備(FSRU)のHoegh Esperanzaを介して、年間約50億立方メートルの天然ガスをドイツに陸揚げすることができる。

 

▽Tsakos Energy Navigationについて

1993年に設立され、公開会社として今年で29周年を迎えるTENは、世界で最初かつ最も確立された公開海運会社の1つである。TENの多様なエネルギー船隊は現在、二元燃料LNG駆動アフラマックス船4隻および建造中のオプション1シャトルタンカー2隻を含む二重船体船73隻で構成されており、原油タンカー、製品タンカー、LNG運搬船を合わせて計850万dwt(重量トン)に上る。

 

▽Venture Global LNGについて

Venture Global LNGは、資源の豊富な北米の天然ガス田から供給される米国産LNG(液化天然ガス)の長期・低コストの供給事業者である。Venture Globalの最初の施設であるCalcasieu Passは、2022年1月にLNGの生産を開始した。同社はまた、クリーンで手頃な価格のエネルギーを世界に提供するため、ルイジアナ州で新たに60MTPAの生産能力の施設を建設ないし開発中である。同社は自社の各LNG施設に炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを展開している。

 

▽Uniperについて

デュッセルドルフに本拠を置くUniperは、40カ国以上で事業展開する国際エネルギー企業である。約7000人の従業員を擁し、欧州における供給の確保に大きく貢献している。Uniperのコアビジネスは、欧州における発電、世界的なエネルギー取引、幅広いガスポートフォリオである。Uniperは、液化天然ガス(LNG)を含むガスやその他のエネルギー源を世界市場で調達している。同社は、70億立方メートル以上の容量を持つガス貯蔵施設を所有・運営している。Uniperは、欧州に設置されている22.5 GWの発電容量を2035年までにカーボンニュートラルにする方針である。同社は既に欧州最大の水力発電所運営会社の1つに数えられており、より持続可能かつ自律的な未来に不可欠な太陽光および風力エネルギーをさらに拡大する予定である。

 

Uniperは、コミュニティー、地方公共団体、産業企業にとって、脱炭素化のジャーニーで革新的な低炭素ソリューションを計画・実装するための信頼できるパートナーである。Uniperは水素のパイオニアであり、水素のバリューチェーン全体に沿って世界中で活動しており、水素をエネルギー供給の主力にするプロジェクトを実施している。

 

本プレスリリースには、Uniper SE Managementが作成した現在の仮定と予測、およびUniperが現在入手できるその他の情報に基づく将来の見通しに関する記述が含まれている場合がある。さまざまな既知および未知のリスク、不確実性、およびその他の要因により、実際の将来の結果、財務状況、会社の発展または業績と、ここに記載されている見積もりとの間に重大な違いが生じる可能性がある。Uniper SEは、これらの将来の見通しに関する記述を更新したり、将来の出来事や展開に合わせて修正したりする意図はなく、一切の責任を負わない。

 

 

ソース:Venture Global LNG

 

▽問い合わせ先

Uniper

Lucas Wintgens, Spokesperson CEO

T +49 160 95 65 30 04

lucas.wintgens@uniper.energy

 

Tsakos Energy Navigation

George, Saroglou, COO

T +30-210 940 7710

gsaroglou@tenn.gr

 

Venture Global

Shaylyn Hynes, Vice President, Strategic Communications

T +1 7036233973

shynes@vglng.com

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