Rehab for JAPAN社への出資について

オムロン

オムロンベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 智子、以下オムロンベンチャーズ)は、運営しているOVC2号投資事業有限責任組合よりリハビリ現場における事業者の負担低減を可能にするソフトウェアを提供する株式会社Rehab for JAPAN(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 大久保 亮 以下、Rehab社)に対して、出資しましたことをお知らせします。

 

厚生労働省の調査*1によると、2020年には要介護認定者は前年度より13万人増え約680万人に上り、今後さらに増加する傾向と見込んでいます。それに伴い、介護職員の人数は2040年には280万が必要と推測されており、介護職員の人材確保や、働く環境への改善が急速に求められています。

 

Rehab社は、「介護を変え、老後を変え、世界を変える。」をミッションに、介護領域にテクノロジーを取り入れ、デイサービスでのリハビリ訓練業務のクラウドソフトウェア「リハプラン」を展開しています。Rehab社が提供する「リハプラン」は、紙ベースでの報告書等の書類作成業務が多いデイサービス事業所の介護職員の負担を削減しながら、施設利用者に寄り添った個々人に最適なリハビリプランの立案が職員の熟練度に関係なく、自動的に作成することができます。

 

 

オムロンベンチャーズは、介護領域でのオートメーション化を牽引するRehab社への出資を通じて、高齢者の生活機能を向上し、社会参加へと繋ぐ「自立支援」という介護予防の推進を共に加速することで、オムロンが解決を目指す社会的課題「健康寿命の延伸」の実現を目指していきます。

 

*1 令和2年度 介護保険事業状況報告(年報)(厚生労働省)

介護職員の働く環境改善に向けた政策パッケージ(令和4年12月23日 厚生労働省)

 

■Rehab for JAPAN 会社概要

 

 

会社名

株式会社Rehab for JAPAN

代表取締役・CEO

大久保 亮

所在地

本社 東京都千代田区

設立

2016年

事業内容

リハプランの企画・開発・運営・販売

 

オムロンベンチャーズ株式会社について

オムロンベンチャーズ株式会社は、オムロンが掲げる中長期計画SF2030で目指す社会的課題の解決に向けて、世界中の独創的な技術やアイデアを持つスタートアップへの投資や共創を実行し、ソーシャルニーズを創造する、コーポレートベンチャーキャピタルです。現在は、FA・スマートシティ・デジタルヘルス・エネルギーマネジメント領域を中心に投資活動を進めています。詳細については、https://www.omron.com/omronventuresをご参照ください。

 

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、ヘルスケア、社会システム、電子部品など多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。

詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/をご参照ください。

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