カーボンニュートラルにも貢献する内装を木質化する設計・施工サービス「キイノクスラウンジ」を提供開始

2023/2/7 10:30

2023年2月7日

カーボンニュートラルにも貢献する
内装・インテリアを木質化する設計・施工サービス
「キイノクスラウンジ」を提供開始

BIPROGYグループのグリーンデジタル＆イノベーション株式会社（以下GDI）は、各地域の国産木材を使用して、内装・インテリアを木質化する設計・施工サービス「キイノクスラウンジ」の提供を本日から開始します。
「キイノクスラウンジ」は、待合エリアや休憩エリアなど人が集まる空間を、目的・用途に合わせて木質化するサービスです。「キイノクスプロジェクト」※1が持つ木材流通サプライチェーンから各地域の木材を調達し施工するため、国産木材の流通促進と地域経済に貢献します。また、使用木材量に応じた植樹も実施し、使用木材分のCO2固定量と植樹によるCO2吸収量を数値化したカーボンニュートラル貢献量証明書※2を発行し、導入企業や自治体などのカーボンニュートラルに向けた取り組みを支援します。

【背景】

GDIは、国産木材の再評価や供給・流通促進のためのさまざまなサービスを展開し、国産木材流通のDXに取り組んでいます。また、国産木材の流通促進・需要喚起のため、オフィス内装パッケージ「キイノクスオフィス」の提供を通じて、非住宅建造物の木質化による国産木材の利用促進に貢献しています。今回、ポストコロナにおける人が集まる空間に着目し、利用シーンに合わせた木質空間をプリフィックススタイル※3で展開する「キイノクスラウンジ」の提供を開始し、国産木材の利用促進に寄与していきます。

【キイノクスラウンジとは】

「キイノクスラウンジ」は、人が集まる空間に対して、地域の国産木材の活用と機能性を両立させた木質ラウンジです。目的・用途・広さに合わせてゾーンを選択、もしくは複数を組み合わせることで、ニーズに対する最適な空間を短時間、低コストで実現できます。基本タイプとして、個人／グループ、プライベート／オープンの掛け合わせから4種類のゾーンを用意しています。また、五感で感じる木の良さ・温もりを提供するとともに、導入するだけで森林の保全につながります。

【今後の取り組み】

GDIは、人が集まる空間に対して、利用シーンや機能を探求し、国産木材を活用した新たなラウンジゾーンや商品を提供していきます。今後は、「キイノクスオフィス」や「キイノクスラウンジ」だけでなく、ポストコロナにおける空間のあり方やさらなる最適化の実現と国産木材の需要喚起に貢献していきます。

以　上

※1　キイノクスプロジェクト

BIPROGYは、国産木材の流通・利活用を、多様な分野の企業共創により推進する「キイノクスプロジェクト」を2021年11月24日に発足させました。「キイノクスプロジェクト」は国産木材の流通と利活用を促進することで、自然環境・地球環境の保全、地域経済の活性化など、国内のさまざまな社会課題の解決を図り、林業・木材に関わる人、利用する人など、関係する皆が豊かになる社会の創造を目指しています。

※2　カーボンニュートラル貢献量証明書
（林野庁が公表している算出方法に基づき、キイノクスプロジェクトにて発行するものです。