MWC 2023のHuawei Cloud:デジタルを解き放つ

HUAWEI CLOUD

 

Huawei Cloudの基調講演を行うJacqueline Shi氏

 

AsiaNet 99634 (0165)

 

【バルセロナ(スペイン)2023年2月28日PR Newswire=共同通信JBN】Mobile World Congress(MWC 2023)が今年も開幕し、Huawei Cloudはインテリジェントな世界のクラウド基盤としてどのように貢献できるかを共有するために参加した。Huawei Cloudは情報通信技術(ICT)製品とソリューションのパイオニアであり、基調講演、展示、その他の活動を通じてこの年次イベントに不可欠な存在である。

 

Huawei Cloud Global Marketing and Sales ServiceのJacqueline Shi社長は、「Unleash Digital with Everything as a Service(エブリシング・アズ・ア・サービスでデジタルを解き放つ)」と題する基調講演を行い、Landing Zone とCloud on Cloudといった複数の新サービスとソリューションを発表した。Shi氏は「顧客、パートナー、開発者向けの信頼性が高く、安全で、持続可能なサービスを、すべてクラウド上で提供することを、われわれは希望する」と述べた。

 

▽市場での存在感を高めるための革新

 

グローバルなHuawei CloudのインフラであるKooVerseは、わずか50ミリ秒のレイテンシーで体験できるプレミアムクラウドを提供する。リアルタイムなオーディオ、ビデオ、ゲーム、オンライン教育などの要求が厳しいサービスはいまや機敏で効率的になる。これまでのところKooVerse には 29リージョンに78 のアベイラビリティ・ゾーン(AZ)があり、170以上の国・地域の顧客にサービスを提供している。

 

Landing Zoneは、キャリア向けのB2Bサービスを自動化するための持続可能で拡張性のあるマルチテナンシー・ソリューションである。このソリューションは、階層化されたクラウドリソース管理、ID と権限の設計、データ境界、コンプライアンス監査、財務管理を提供する。企業が人・金・モノを調整する無駄のないIT ガバナンスシステムの構築に役立つ。

 

Cloud Container Instance(CCI)はサーバーレス・コンテナサービスだ。ユーザーは、クラウドサーバーや基礎となるリソースを作成または管理することなく、コンテナ化されたアプリケーションを実行できる。CCI を使用すると、トラフィックが10倍に増加しても、サービスやシステムへの影響はもはやなくなる。

 

Pangu シリーズのAIモデルは、医薬品開発とコンピュータービジョン(CV)のアプリケーションをカバーする。Panguモデルは、パラメータを数千億回使用して事前トレーニングされ、医療、電気、鉱業など10以上の産業における100以上のユースケースで有効性が証明されている。

 

▽キャリアとともに新たな成長を刺激

 

キャリアが企業向け市場に進出するのを支援するために、Huawei CloudはCloud on Cloudソリューションを発表する。いま、キャリアはデジタルトランスフォーメーションを促進するため、業界をリードする独自のネットワークとともに、Huawei Cloudのサービス、技術、エコシステム、販売リソースを最大限に活用する。転売、デュアルブランディング、ソロブランディングを通してのワンストップのクラウドサービス運用へのアクセスはニーズに合わせてカスタマイズできる。

 

▽クラウドネイティブに考え、クラウドネイティブに行動を

 

Cloud Native Computing Foundation(CNCF)とHuawei Cloudは今回のイベントでCloud Native Elite Club(CNEC)欧州支部を立ち上げた。 CNECはCNCF、中国情報通信研究院(CAICT)、Huawei Cloudが共同で設立したグローバルなクラウドネイティブコミュニティーだ。CNECは、2021年9月に初めてアジア太平洋に進出し、今欧州に到達した。このローカル会員サークルは、業界のトップの知性が集まり、より多くのクラウドネイティブイノベーションを引き起こし、地域のデジタル経済を後押しする。

 

▽オープンな姿勢で緊密に連携

 

Huawei Cloudは、欧州での重要な開発者キャンペーンであるHuawei Cloud Developer Competitionの授賞式を開催した。Huawei Cloudはまた、インドネシアXLやイタリア のTIMといったキャリアやパートナーと戦略協力協定にも署名し、彼らが独自の能力を構築することを手助けする。

 

2022年はHuawei Cloudにとって進歩の年であった。業界認知の点では、Huawei Cloudは2022年10月にGartner Magic Quadrant for Cloud Infrastructure and Platform Services (CIPS)に名前が挙げられた。世界的なインフラでは、Huawei Cloudはインドネシアとアイルランドで新しいリージョンを立ち上げ、今年はトルコ、サウジアラビアなどで新しいリージョンが登場する。

 

詳細については、Huawei Cloud Web の以下のサイトを参照。

https://www.huaweicloud.com/intl/en-us/

 

ソース:Huawei Cloud

 

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