キャリアITインフラストラクチャー向けターゲットリファレンスアーキテクチャーを発表

ファーウェイ(Huawei)

 

Huawei Carrier IT Marketing and Solution SalesディレクターのDavid Chen氏

 

AsiaNet 99693 (0212)

 

【バルセロナ(スペイン)2022年3月2日PR Newswire=共同通信JBN】MWC Barcelona 2023の開催中、ファーウェイ(Huawei、華為技術)のIT Infrastructure Transformation Forum(ITインフラストラクチャー・トランスフォーメーションフォーラム)で、Huawei Carrier IT Marketing and Solution SalesのDavid Chenディレクターは、未来志向のキャリアITインフラストラクチャー向けターゲットリファレンスアーキテクチャーを発表しました。このアーキテクチャーは、通信技術(CT)と情報技術(IT)、オンラインとオンプレミス、ソフトウエアとハードウエアのコラボレーションを通じて、ファーウェイとその顧客がCTからICTへと進化することをサポートします。Chen氏は、インテリジェントで信頼性が高く、効率的で協調的なITインフラストラクチャーは、事業者のネットワークインフラストラクチャーの収益化の範囲を拡大し、デジタルトランスフォーメーションを加速させ、成長を促進することができると述べました。

 

第3者機関の調査によると、世界の通信事業者の主要サービスは2021年から2022年にかけて約4%成長し、IoT、クラウド、スマートホームなどの革新的サービスは10%以上成長しました。通信事業者は、デジタルトランスフォーメーションの波の中で新たな機会を得ています。デジタルサービスの活況により、通信事業者は統合デジタルサービスという新たな分野に向けて急速に動いています。IDCのリポートによると、世界の通信事業者のデジタルトランスフォーメーション投資の複合成長率は、2021年から2025年にかけて17%という驚異的な数字に達します。通信事業者は、デジタル化を進めるための自社の通信資産の強みを生かすことができます。デジタルトランスフォーメーションは、大量のデータ、高い計算能力、強力なインテリジェンスを特徴とする新しい段階に既に突入しているため、より優れたキャリアITインフラストラクチャーが求められています。

 

また、Chen氏は、デジタルトランスフォーメーションにおいてITインフラストラクチャーは最優先である必要があると強調しました。事業者の中核資産であるデータ、ネットワーク、アプリケーション(つまりDNA)は、デジタルトランスフォーメーションのカギです。このため、ITインフラストラクチャーへの投資を増額することによってこれらの資産をより効率的に収益化し、より多くの価値を引き出すことができます。事業者は過去数十年にわたって大規模かつ複雑なITインフラストラクチャーを構築してきましたが、将来の参考となるターゲットアーキテクチャーを必要としています。

 

キャリアITアーキテクチャーは、物理リソース、プラットフォーム技術、産業能力、デジタル製品の4つのレイヤーで構成されています。MWC 2023で発表されたキャリアITインフラストラクチャーの未来志向のターゲットリファレンスアーキテクチャーは、物理リソースとプラットフォーム技術のレイヤーに焦点を当てたものです。分散クラウド(オンプレミスクラウド、パブリッククラウド、エッジクラウド)、統合ストレージリソースプール(高性能リソースプール、大規模リソースプール)、多様なコンピューティングを網羅した包括的なソリューションです。このアーキテクチャーの特徴は、CTとIT、オンラインとオンプレミス、ソフトウエアとハードウエアのコラボレーションにより、クラウド移行時に既存のITインフラストラクチャー投資を最大限に保護し、IT投資を活用してCT資産の収益化を加速させることができることです。

 

*CTとITのコラボレーション:次世代ITインフラストラクチャーは、ネットワーク機器とあらかじめ統合されています。クラウドとネットワークリソースの統合的なエンドツーエンドのスケジューリングと管理をサポートし、顧客向けサービスのワンストッププロビジョニングを実現します。さらに、このITインフラストラクチャーは、ビジネスサポートシステム(BSS)、オペレーションサポートシステム(OSS)などの中核通信アプリケーションとあらかじめ統合されており、サービスの展開効率を大幅に向上させ、OPEXを削減します。

*オンラインとオンプレミスのコラボレーション:分散型クラウド(パブリッククラウド、オンプレミスクラウド)上に、アプリケーションを柔軟かつ効率的に展開することができます。また、データはパブリッククラウド、オンプレミスクラウド、ローカルストレージ設備で効率的に管理され、データセキュリティーの確保、データ価値の最大化、サービス運用の効率化を実現します。

*ソフトウエアとハードウエアのコラボレーション:ITインフラストラクチャーアーキテクチャーの進化は、既存の投資を保護し、アプリケーションとデータの移行の必要性を減らし、信頼性と導入効率をともに向上させるために、既存のストレージやネットワーク機器、ハードウエアを新しいアーキテクチャーに統合できるようにする必要があります。

 

ファーウェイは、30年以上にわたって通信事業者と協力してきました。通信業界とキャリアITインフラストラクチャー変革における専門知識と、140社以上の通信事業者のITインフラストラクチャー変革をサポートした実績に基づき、ファーウェイは通信事業者がCTプレーヤーからICTプレーヤーに進化するのを支援する十分な能力があります。

 

ソース:Huawei

 

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(画像説明:Huawei Carrier IT Marketing and Solution SalesディレクターのDavid Chen氏)

 

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(画像説明:キャリアITインフラストラクチャー向けのターゲットリファレンスアーキテクチャー)

 

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