オルドス国際コミュニケーションセンターが開所、「暖かい都市」としてのオルドスのストーリーを世界に伝える

Ordos Convergence Media Center

AsiaNet 100007 (0393)

 

【オルドス(中国)2023年4月24日新華社=共同通信JBN】4月24日、内モンゴルで初の国際コミュニケーションセンターとしてOrdos International Communication Center(オルドス国際コミュニケーションセンター)が開所しました。Ordos Convergence Media Centerによると、黄河沿いの都市と世界の間の新しい交流窓口となるため、このセンターは地元政府から「暖かい都市」というオルドスのイメージを世界に広げていくための本拠地と捉えられています。

 

内モンゴル南西部で、黄河が直角に曲がる部分の内側に位置しているオルドスは、砂漠化を抑制していることで知られる場所であり、また中国のエネルギーにとって重要な戦略的な地域となっています。

 

1980年代、「オルドスは全世界を暖める」という中国で広く知られている宣伝スローガンは、カシミヤセーターであふれているこの都市に名声をもたらしました。その後の数十年間、驚異的な豊かな資源(中国の石炭埋蔵量の6分の1、天然ガス埋蔵量の3分の1)によって、オルドスは徐々に内モンゴルで最も大きな経済力を持った最もダイナミックな都市に成長しました。その一方でオルドスは国家戦略でより大きな責任を負っています。

 

2022年、エネルギーの供給逼迫という状況に対し、人口わずか220万のオルドスは8億7000万トンの石炭を産出して全国の供給量の4分の1を達成し、25の省と市の差し迫った石炭需要を満たしました。北京では5つの電灯のうちの1つがオルドスによって電力を供給され、北京-天津-河北地域では全世帯の半分が使用する天然ガスはオルドスから供給されています。

 

「資源の呪い」を回避するためにオルドスは、エネルギーミックスの調整とグリーントランスフォーメーションの遂行に重点を置き、中国で初のカーボンニュートラル工業団地や、砂漠地帯で最大の環境に配慮した太陽光発電所といった革新的な新エネルギープロジェクトを継続的に実施してきました。こうしたことが経済成長に勢いをもたらし、オルドスが「暖かい」かつ「クリーンな」発展の道筋を開くことに役立っています。

 

過去10年間にオルドス政府は植林事業に累計127億5600万人民元を投資しました。延べ1120万人が自主的な植樹作業に参加し、1億4441万本(換算)の木が植えられ、境界内で8.63平方キロの湿地帯が回復しました。オルドス高原、砂漠、草原、湖、峡谷は美しい自然の風景に織り込まれ、中国北部に豊かな緑の防風林をつくり出しています。

 

オルドスは2年連続で1人当たりGDPが中国で北京、上海、広州を抑えて首位になりました。2022年にはオルドスの1人当たりGDPは全国平均の約3倍に達しました。

 

毎晩、灯りが街路沿いの店先で輝き、着飾った人々がくつろいでいるように見えます。バラ色の夕日の中で、都会風の草原やモール、パブ、公園、ジムがすべて、人々が人生を受け入れるように開放されています。

 

オルドス市民は自信にあふれています。これは質の高い生活や政府が提供しているさまざまな恩恵によってもたらされています。

 

オルドスは2010年という早い時期から率先して、民族集団への12年間の義務教育と15年間の無償教育、それに特殊教育を実施してきました。2020年にオルドスのジャンガル旗は、小学校と中学校の女生徒1万人近くにヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種を無償で提供する最初の都市となりました。2021年以降、オルドスでは13歳から18歳までのすべての女性が無償でHPVワクチン接種を受けることができるようになりました。

 

「暖かい都市」は、豊かな資源、経済発展、生態環境、質の高い都市生活、文化的雰囲気、市民のリテラシーといった要素に基づいてオルドスが伝えているイメージであり、これらはオルドスの自発性と未来への自信を包み込んでいます。

 

オルドスはInternational Communication Centerによって、さらに多くのストーリーを伝えていきます。

 

ソース:Ordos Convergence Media Center

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