中国糸紬博物館、海のシルクロードをテーマにした第2回シルクロードオンラインキュレーティングコンペ授賞式を開催

China National Silk Museum

杭州(中国)、2023年7月19日 /PRNewswire/ -- 中国の糸紬博物館は2023年7月12日、2回目となるシルクロードオンラインキュレーティングコンペの授賞式を開催しました。今年5月に開かれたこのコンペは、Manycore Tech Inc.の後援を受け上海大学との合同で運営されました。2022年の第1回コンペと比較すると、今年は海のシルクロードをテーマにしており、広州海洋博物館、泉州海洋博物館、章州博物館、寧波の中国港口博物館、温州博物館を含め、コレクションに関連する博物館が一堂に招聘され、各館のオンラインコレクションの収蔵品を展示しました。

 


The family photo of the Award Ceremony

 

このコンペは多くの大学の中から清華大学、中国人民大学、南京大学、ボローニャ大学、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジなど51以上の大学から参加者を集め、さらに9つの博物館と多数の設計者が参加しました。参加者は博物館とデザインの2つのグループに分けられ、98のオンライン展示物を制作しました。

 

98の展示品の中で、今年は海のシルクロードの工芸品、音楽文化の交流、海洋都市の文化、陶器、通商および経済的交流、海洋生物、海産物料理など、海のシルクロードに関連する多種多様なテーマがコンテスト出場者から選ばれたことは特筆すべきことでした。一例をあげると、徐福の物語を紹介したものがあります。徐福は300~200 BCに清王朝の初代皇帝始皇帝の命により不老不死の薬を探すよう東方の海への航海に2度派遣された錬金術師であり探検家です。

 

コンペはデジタルコラボレーションと3Dオンラインキュレーティングをメインのコンセプトに、シルクロードオンラインミュージアム(Silk Road Online Museum、英文略称:SROM)のプラットフォームで運営されました。2021年の立ち上げから2023年6月まで、SROMプラットフォームは合計で70,000人がユーザーとして登録し、30,000人が参加し、その間281のデジタル展示物を紹介し、670,000人の来場者を集めました。さらに、このプラットフォームで展示されるデジタル工芸品の数は2,000点から5,800点にまで増加し、世界中の55の博物館から出品されました。

 

授賞式の間、受賞者も2023シルクロードウィークのキーワード、敦煌、ハンガリーをテーマにしたパフォーマンスやレクチャーを楽しみました。伝統的な中国民謡の演奏や現代の舞踊も上演されました。SROMの夜は、世界中の博物館のキュレーターを目指す学生たちや愛好家にとって欠かすことのできない年1回の祝祭としてすでに確固たる存在となっています。

 

(日本語リリース:クライアント提供)

 

 

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